おすすめ書籍

厳選7冊!多変量解析を勉強する上でおすすめな本!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ウマたん
ウマたん
当サイト【スタビジ】の本記事では、推計統計学の発展手法である多変量解析手法を学ぶのにおすすめな書籍をまとめていきます。多変量解析はデータの解釈を行うことに端を発しており、機械学習はデータの予測を行うことに端を発しています。

こんにちは!

消費財メーカーでデータサイエンティストをやっているウマたん(@statistics1012)です!

ある程度統計学に関する基礎土台がついてきた後は、機械学習手法への足掛けとなる多変量解析の勉強をしましょう。

この記事では、多変量解析を勉強する上でおすすめな本をご紹介します!

ウマたん
ウマたん
多変量解析は統計学に端を発するデータの解釈を行う手法群のことを指すよ!

多変量解析って?

多変量解析とはその字面通り解釈すると「多変量における解析」のため、機械学習手法など数多くの多変量を扱う手法を含んでいるとも考えられます。

実際に多変量解析と機械学習手法は重なることも多いですが、ここではその2つに関して、少しばかりの基準を設けて分けます。

多変量解析はデータの解釈を行うことに端を発しており、機械学習はデータの予測を行うことに端を発しています。

もちろんどちらの手法も解釈も予測も行うことが可能ですが、機械学習はどちらかというと中身はブラックボックスでいいからとりあえず精度の高い予測ができればよいというような手法群であり、多変量解析は予測精度よりも今手元にあるデータの解釈を進めようというような手法群になっています。

具体的には

多変量解析には、重回帰分析主成分分析コレスポンデンス分析コンジョイント分析・判別分析など

機械学習には、SVMランダムフォレストニューラルネットディープラーニングナイーブベイズXgboostLightGBMなど

があります。

多変量解析と機械学習の違いについて詳しくはこちらにまとめていますので良ければご覧ください!

機械学習と統計学の違いについてデータサイエンティストがモノ申す!!当サイト【スタビジ】の本記事では、データサイエンスの領域の機械学習と統計学の違いについて考察していきます。定義と境界が曖昧な2つの領域ですが、目的の違いを理解しておくことが大事。機械学習は予測精度を上げることを目的とし統計学はデータ構造の把握をすることを目的とします。...
ロボたん
ロボたん
予測ができればいいんじゃないの?
ウマたん
ウマたん
データの解釈ができれば、さらに精度の高い予測を行うことができるんだ!

多変量解析のおすすめ本

それでは、そんな多変量解析を勉強する上でおすすめな本をご紹介したいと思います!

マンガで分かる統計学 回帰分析編

created by Rinker
¥2,420
(2024/03/19 08:31:05時点 Amazon調べ-詳細)

【オススメ度】

マンガで分かるシリーズはどれも分かりやすいですがこれも外していません。

回帰分析に関して分かりやすくイメージをつかむために読んでおくと良いでしょう。

多変量解析法入門

created by Rinker
¥2,420
(2024/03/19 15:13:08時点 Amazon調べ-詳細)

【オススメ度】

多変量解析に関してはこちらの1冊で基本的にカバーできると思います。

機械学習や時系列分析なども厳密には多変量解析ですが、ここではそれらを勉強する上での基礎となる回帰のお話から主成分分析などの話が丁寧に分かりやすく載っています。

単回帰、重回帰、判別分析、主成分分析のところは丁寧に読み込んでおくと良いでしょう。

もうひとつの回帰分析

created by Rinker
¥2,960
(2024/03/18 19:30:30時点 Amazon調べ-詳細)

【オススメ度】

この本では重回帰分析におけるよくある誤用を取り上げています。

また直交表を用いたプロファイルの扱い方・分析方法が載っています。

絶対に読まなくてはいけない本ではありませんが、回帰分析の結果の解釈の仕方の間違いを指摘している数少ない本なので目を通しておくと良いでしょう。

データ解析のための統計モデリング入門

【オススメ度】

ベイズ統計学のオススメ本でもおすすめしましたが、多変量解析における回帰系の分析手法から複雑な混合分布を仮定した一般化線形混合モデルの話までの流れを理解しておく上で非常に有用な本です。

統計モデリングに関しては以下の記事に詳しくまとめているのでこちらもあわせてご覧ください!

https://toukei-lab.com/%e7%b5%b1%e8%a8%88%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab

カーネル多変量解析

【オススメ度】

線形モデルである多変量解析に対してカーネルトリックという方法を用いることで、非線形にも対応した多変量解析となっています。

多変量解析から機械学習手法へと移る過程で読んでおくと良いでしょう。

多変量解析入門 線形から非線形へ

created by Rinker
¥3,850
(2024/03/18 19:30:32時点 Amazon調べ-詳細)

【オススメ度】

多変量解析からはじまり機械学習の入り口まで導いてくれる良書です。

分析モデル入門

【オススメ度】

Youtuberとしても有名なアイシア・ソリッドさんの著書「分析モデル入門」。

フルカラーで非常に読みやすく、最新のディープラーニング事情までまとまっている骨太な本です!

難解な内容を噛み砕いて学べます!

多変量解析オススメ本 まとめ

いかがだったでしょうか。

多変量解析全般に関して理解するなら二番目に挙げた多変量解析法入門を読めば問題ないと思います!

統計学全般のオススメ書籍に関しては以下の記事で取り上げていますのであわせてご覧ください!

書籍
厳選32冊!統計学を勉強する上でわかりやすくておすすめな本当サイト【スタビジ】の本記事では、統計学のおすすめ書籍を分野別に徹底的にまとめていきます!統計学は難しいイメージがあるかもしれませんが学び方を間違えなければ大丈夫。悪書に当たると一気に挫折してしまうので気を付けてください。ここで紹介する書籍はどれもわかりやすく良本なので安心してくださいね!...

また統計学の勉強法は以下の記事を参考にしてみてください!

統計学入門に必要な知識と独学勉強方法を簡単に学ぼう!当ブログ【スタビジ】の本記事では、統計学入門に必要な知識をカンタンにまとめ、それらをどのように効率的に独学で勉強していけばよいかをお話ししていきます。統計学は難しいイメージが少しありますが、学び方をしっかり考えれば大丈夫!...

多変量解析をはじめとしてデータサイエンスや機械学習について学びたい方は当メディアが運営するAIデータサイエンス特化スクールの「スタアカ(スタビジアカデミー)」をチェックしてみてください!

スタビジアカデミーでデータサイエンスをさらに深く学ぼう!

スタアカサービスバナースタビジのコンテンツをさらに深堀りしたコンテンツが動画と一緒に学べるスクールです。

プレミアムプランでは私がマンツーマンで伴走させていただきます!ご受講お待ちしております!

スタビジアカデミーはこちら