デジタルマーケティング

ITP2.0がとうとう施行!?アフィリエイトに与える影響とは?

こんにちは!

デジタルマーケターとして働きながらブロガーとしても活動しているウマ(@statistics1012)です。

2017年からデジタルマーケティング業界で問題にされてきたITP(Intelligent Tracking Prevention)

なんと先日、従来のITPを強化した「ITP2.0」がAppleから発表されました。

これは、デジタルマーケティング業界に大きな影響を与える大問題。

この記事では、このITP2.0について詳しく見ていきましょう!

ITPとは?

詳しくはこちらの記事でまとめているのでご覧いただきたいのですが、ここでも簡単に見ていきたいと思います。

ITPってなにが問題なの?広告業界・アフィリエイトに与える影響とは?こんにちは! デジタルマーケターとして働きながら兼業ブロガーとして活動しているウマです。 今回は簡単にITP(Intelli...

ITPとは簡単に言うと、

「ユーザーの個人情報は大事だから、従来のユーザートラッキングができなくなるよ」という機能です。

これによりユーザーは過度なリターゲティングを受けることがなくなりますが、企業側としてはユーザーに絶妙なタイミングで広告を打つことが難しくなるので問題になっています。

また、アフィリエイトに関しては、成果発生を測ることが難しくなり広告主・媒体主・代理店全体にとって不都合な結果となります。

ただ、従来のITPには唯一の救いがありました。

それは「24時間以内はトラッキングできるようにしてあげるよ」という救い。

これにより成果発生が24時間以内と限られているAmazonアフィリエイトは無傷。

しかし、これはいきなり完全にトラッキングできないようにしたら皆可哀そうだからとりあえず「24時間以内は許してやろう」というAppleの譲歩だったのです。

このITP2.0ではその制限がなくなり、完全にトラッキングできなくなると言うのです。

そうです。ITP発表当時の開発者のブログにも書いてありました。

WebKit has long included features to reduce tracking. From the very beginning, we’ve defaulted to blocking third-party cookies. Now, we’re building on that. Intelligent Tracking Prevention is a new WebKit feature that reduces cross-site tracking by further limiting cookies and other website data.

(引用:ITP開発者のブログ「Intelligent Tracking Prevention

これは、始まりに過ぎないと・・・

 

猛威をふるうであろうITP2.0とは?

それでは続いて詳しくITP2.0について見ていきましょう・・・

ITP2.0はIOS12適用予定とされていて、もう目前に迫ってきています。

従来のITPとITP2.0では何が違うのでしょうか?

ITP 2.0, as opposed to earlier versions, immediately partitions cookies for domains determined to have tracking abilities. The previous general cookie access window of 24 hours after user interaction has been removed. Instead, authenticated embeds can get access to their first-party cookies through the Storage Access API. The API requires that the user interacts with the embedded content.

(引用:ITP開発者のブログ「Intelligent Tracking Prevention 2.0」)

 

大きな違いは、従来のITPでは3rdパーティークッキーの生存期間を24時間以内としていたのに対して、今回のITPでは即刻削除するというもの。

これは普通に考えてマジでやばい。

24時間だから正直そこまで影響なかったアフィリエイト案件が一気に消滅!なんてことになりかねません。

 

ITP2.0への対策は?

ITPへの広告代理店側の対策としては様々なものがありますが、メジャーなのはASP(代理店)がクッキーを付与するのではなく、広告主がクッキーを付与するというもの。

従来のアフィリエイト発生モデルは以下のようなものでした。

従来のアフィリエイト発生モデル

ユーザーがリンクをクリック

↓ここでASPサードパーティークッキー付与

広告主LPに遷移

コンバージョン

しかし、これはITP2.0によって計測不可能になります。

対策モデル

ユーザーがリンクをクリック

広告主LPに遷移※ここでファーストパーティークッキー付与

コンバージョン

ただ、これは代理店側ではなく広告主側の作業になり、さらにLPが商品詳細ページなど複数にわたるとものすごく大変な作業量になります。

そのため、対応が遅れている部分もあるのです。

ブラウザフィンガープリントという簡易的なブラウザトラッキング手法も導入されていますが、精度が悪く問題になっています。

もちろん前回のITP時にちゃんと対策を取っていた広告代理店や広告主は影響を受けずに済むかもしれませんが、もし対策をとっていないなら早急な対応が必要です。

アフィリエイター・ブロガー含め媒体側はITP対応が取られている案件を慎重に選ばなくてはいけないでしょう。

 

まとめ

さてITP2.0について見てきましたが、いかがだったでしょうか?

この問題はSafariブラウザのみの適応なので、Chromeブラウザが増えてくれれば万々歳ですね。

日本はAppleユーザーが多いのですが、Huaweiの台頭によりアンドロイドユーザーも徐々に増えつつあります。期待しましょう(なお、当方Appleユーザーです笑)

デジタルマーケターとしてもブロガーとしても非常に気になるITPの問題。

今後も情報がアップデートされるたびに発信していきたいと思います。

また認識の間違い等あればドシドシ指摘ください。