10分
・統計学の基礎
・統計学の全体像
統計学の原点は、国の人口や経済状況を把握するために行われた調査。
17世紀頃から現代の統計学のルーツになる様々な調査が行われるようになり、いわゆる統計学時代の幕開けとなるのです。
この時代で有名なのは、ハレー彗星の軌道計算で知られる「エドモンド・ハレー」。
ハレーは、人間の死亡年齢の統計的解析を行い、保険業界の発展に寄与した人間。
現代の保険業界では、このような解析を行うアクチュアリーという資格を取った人を抱えており、日々高度な計算のもと様々な保険商品が生まれています。
19世紀になると、数学者として有名なフェルマーやラプラスによって確率論が確立され、統計学の基礎になりました。