# 期待値とは？意味と求め方を、サイコロ・宝くじ・機械学習の例で分かりやすく解説！

> 期待値とは、ある行動を何度も繰り返したときに、平均的にどれくらいの結果が得られるかを表す数値です。本記事では、意味と求め方（公式）、サイコロや宝くじの計算例、データ分析・機械学習・強化学習での使われ方、日常で役立つ期待値思考を図とPythonで分かりやすく解説します！

- URL: https://toukei-lab.com/expected-value
- 公開: 2026.10.28
- サイト: スタビジ（https://toukei-lab.com）

:::talk{who="umatan"}
当サイト【スタビジ】の本記事では、「期待値」について分かりやすく解説していきます！意味と求め方から、宝くじの計算、機械学習での使われ方、日常で役立つ考え方まで見ていきましょう！
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こんにちは！ウマたんです！

宝くじを買うか迷ったり、新しいことに挑戦するか悩んだり。

僕たちは毎日、結果が分からない中で、いろいろな選択をしていますよね。

そんなときに頼りになるのが「**期待値**」という考え方です。

ギャンブル、投資、日常生活と、実はいろんな場面に期待値が関係しているんです。

:::talk{who="man" side="left"}
期待値って数学で習った気がするけど、何を表しているのかよく覚えてない…
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:::talk{who="woman"}
データ分析やAIでも期待値が出てくるって聞いたけど、どう使われているの？
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本記事では、次の5つを順番に解説していきます。

:::point
**・期待値とは？**\
**・期待値の求め方**\
**・宝くじの期待値を計算してみよう**\
**・データ分析・機械学習での期待値**\
**・日常生活で使える「期待値思考」**
:::

以下のYouTube動画でも解説していますので、あわせてチェックしてみてください！

::youtube{#Bo2h_EDIrPc}

## 期待値とは？

**期待値とは、ある行動を繰り返したときに、平均的にどれくらいの結果が得られるかを表す数値**です。

1回1回の結果は予測できなくても、長い目で見れば平均は安定してきます。

<mark>その「平均的な見込み」こそが期待値</mark>なんです！

### サイコロの期待値は3.5

たとえば、サイコロを振って出る目の期待値はいくつになるでしょうか？

サイコロの目は1から6まであり、それぞれが出る確率は1/6です。

期待値を計算すると、1〜6の合計を6で割って、

$$
\frac{1+2+3+4+5+6}{6} = \frac{21}{6} = 3.5
$$

となります。

もちろん、1回だけ振れば、2が出ることもあれば6が出ることもあります。3.5という目は、そもそも出ませんよね。

でも、何回も振り続けると、出た目の平均は3.5に近づいていくんです。

![振る回数を増やすほど、出た目の平均は期待値3.5（点線）に近づいていく。青緑の線と灰色の線は、それぞれ別々に振った結果](/wp-content/uploads/2026/10/expected-value-dice.jpg)

最初の数回は、平均が2になったり5になったりと大きくぶれています。

それが、100回、1,000回と振るうちに、どの線も3.5のまわりに落ち着いていきますね！

### 1回はばらばらでも、平均は安定する

この「1回はばらばら、でも平均は安定する」という様子は、次の図を見るとよく分かります。

![左：1回振ったときは、1〜6のどれも同じ確率で出る。右：100回振った平均は、3.5のまわりにぎゅっと集まる](/wp-content/uploads/2026/10/expected-value-average.jpg)

1回振っただけなら、1から6のどれが出るかはまったく読めません。

ところが、100回振った平均を何度も調べてみると、ほとんどが3.2〜3.8くらいの範囲に収まるんです。

<mark>1回の結果は運しだいでも、たくさん繰り返せば、結果の平均は期待値の近くに落ち着く</mark>。

この性質は「**大数の法則**」と呼ばれていて、期待値が「長い目で見たときの平均」と言われる理由になっています。

<https://toukei-lab.com/large-numbers>

## 期待値の求め方

数学的には、**期待値は「それぞれの結果 × その結果が起きる確率」をすべて足し合わせたもの**です。

結果を $x_1, x_2, \ldots, x_n$、それぞれが起きる確率を $p_1, p_2, \ldots, p_n$ とすると、期待値 $E[X]$ は次のように書けます。

$$
E[X] = x_1 p_1 + x_2 p_2 + \cdots + x_n p_n = \sum_{i=1}^{n} x_i p_i
$$

$E$ は、期待値を英語で言った「**Expected value**」の頭文字です。

先ほどのサイコロなら、$1 \times \frac{1}{6} + 2 \times \frac{1}{6} + \cdots + 6 \times \frac{1}{6}$ と、6まで全部足していって3.5になります。

| 出る目 | 確率 | 出る目 × 確率 |
|---|---|---|
| 1 | 1/6 | 1/6 |
| 2 | 1/6 | 2/6 |
| 3 | 1/6 | 3/6 |
| 4 | 1/6 | 4/6 |
| 5 | 1/6 | 5/6 |
| 6 | 1/6 | 6/6 |
| 合計 | 1 | 21/6 ＝ **3.5** |

これが期待値の基本の公式です！

### 確率がばらばらなときこそ公式の出番

サイコロは、どの目も同じ確率なので「合計 ÷ 6」でも求められました。

でも、結果ごとに確率がちがうときは、公式どおり「結果 × 確率」を足す必要があります。

たとえば、こんなくじを考えてみましょう（説明のための例です）。

| 結果 | もらえる金額 | 確率 | 金額 × 確率 |
|---|---|---|---|
| 1等 | 1,000円 | 1% | 10円 |
| 2等 | 100円 | 10% | 10円 |
| はずれ | 0円 | 89% | 0円 |
| 合計 | | 100% | **20円** |

このくじの期待値は20円です。

つまり、<mark>1回30円のくじなら、引けば引くほど、平均して1回あたり10円ずつ損をしていく</mark>というわけです。

### Pythonで計算・確認してみよう

Pythonでも、サイコロの期待値を計算してみましょう。

公式で計算した値と、実際にたくさん振ったときの平均をくらべてみます。

```python
import numpy as np

# 計算で求める：各結果 × その確率 を全部足す
values = np.array([1, 2, 3, 4, 5, 6])
probs = np.full(6, 1/6)
print("計算した期待値：", np.sum(values * probs))

# シミュレーションで確かめる：たくさん振って平均を取る
rng = np.random.default_rng(0)
for n in [10, 100, 10_000, 1_000_000]:
    rolls = rng.integers(1, 7, size=n)
    print(f"{n:>9,}回振った平均：{rolls.mean():.3f}")
```

```text
計算した期待値： 3.5
       10回振った平均：2.800
      100回振った平均：3.670
   10,000回振った平均：3.505
1,000,000回振った平均：3.502
```

10回では2.8とずれていますが、100万回振ると3.502。計算どおりの3.5にほぼ一致しましたね！

### 期待値と平均のちがい

ここで、「期待値と平均って同じじゃないの？」と思った方もいるかもしれません。

似ていますが、少しだけちがいます。

| | 期待値 | 平均（データの平均） |
|---|---|---|
| 何から計算する？ | 確率（理論上のしくみ） | 実際に集めたデータ |
| サイコロの例 | どの目も1/6で出るから、3.5 | 10回振ったら、たまたま2.8 |
| 値は変わる？ | 変わらない | データを取り直すたびに変わる |

期待値は「理論上の平均」、データの平均は「実際に試してみた結果の平均」です。

そして、データの数を増やすほど、データの平均は期待値に近づいていきます。

### 足し算できるのも便利なところ

期待値には、足し算がそのまま使えるという便利な性質があります。

$$
E[X + Y] = E[X] + E[Y]
$$

たとえば、サイコロを2個振ったときの合計の期待値は、$3.5 + 3.5 = 7$ です。

2個の目の組み合わせを36通り全部書き出さなくても、すぐに求められるんですね。

なお、サイコロの目のように、とびとびの値をとる場合は「足し算」で期待値を求めます。身長や時間のように、連続した値をとる場合は、足し算のかわりに積分を使います。

$$
E[X] = \int x f(x) \, dx
$$

ここで $f(x)$ は、どの値がどれくらい出やすいかを表す「確率密度関数」です。確率分布については、以下の記事で解説しています。

<https://toukei-lab.com/pdf>

## 宝くじの期待値を計算してみよう

ここで、もう少し現実的な例を見てみましょう。

宝くじが1枚300円で、当選金は1億円、当たる確率は1,000万分の1だとします（説明のために単純にしたものです）。

期待値はどうなるでしょうか？

$$
1\text{億円} \times \frac{1}{1{,}000\text{万}} = 10\text{円}
$$

期待値は、たったの10円です。

つまり、<mark>300円払って、平均10円しか戻ってこない</mark>。そんなギャンブルになるんですね。

### 実際の宝くじの期待値は？

実際の宝くじには、1等のほかにもたくさんの等級があるので、期待値はこの例よりは高くなります。

それでも、宝くじの当せん金の合計は、法律（当せん金付証票法）で、発売総額の5割を超えてはいけないと決められています。

つまり、<mark>1枚300円の宝くじなら、期待値はどんなに高くても150円まで</mark>。

実際に当せん金に回っているのも、発売総額の5割弱です（2026年10月時点で総務省の資料から確認できる範囲）。

宝くじが「夢を買うもの」と言われるのは、この期待値の低さに理由があるんです。

### 期待値が同じでも「ばらつき」はちがう

ただし、期待値だけで良し悪しがすべて決まるわけではありません。

たとえば、次の2つをくらべてみましょう。

| | 結果 | 期待値 |
|---|---|---|
| A | 必ず100円もらえる | 100円 |
| B | 50%の確率で200円、50%の確率で0円 | 100円 |

どちらも期待値は100円ですが、Bは0円になることもあります。

<mark>期待値が同じでも、結果のばらつき（リスク）の大きさはちがう</mark>んです。

このばらつきの大きさを表すのが「**分散**」や「**標準偏差**」です。期待値とセットで見るようにしましょう。

<https://toukei-lab.com/sd_and_variance>

## データ分析・機械学習での期待値

期待値は、データ分析やAIの世界でも、あちこちに出てきます。

### データの平均的な傾向をつかむ

データ分析では、データの平均的な傾向を表すときに、期待値の考え方が必ず出てきます。

たとえば、アンケートの結果の平均点を計算するのは、まさに期待値を推定していることになります。

そして、アンケートに答えてくれる人（サンプル）が増えれば増えるほど、その平均点は、全体（母集団）の本当の期待値に近づいていくわけです。

### 機械学習は「誤差の期待値」を小さくする

機械学習のモデルも、期待値を使って学習しています。

モデルの予測のずれ（誤差）を期待値として計算し、それが最小になるように学習させるんです。

たとえば、よく使われる「**平均2乗誤差（MSE）**」は、予測と実際の値の差を2乗して、平均したものです。

$$
\text{MSE} = \frac{1}{n} \sum_{i=1}^{n} (y_i - \hat{y}_i)^2
$$

$y_i$ は実際の値、$\hat{y}_i$ はモデルの予測です。

つまり、<mark>機械学習では「誤差の期待値」を、できるだけ小さくするように調整されている</mark>んですね。

モデルの学習で使う「損失関数」については、以下の記事で詳しく解説しています。

<https://toukei-lab.com/loss-function>

### 強化学習は「報酬の期待値」を大きくする

さらに強化学習では、将来もらえる報酬の期待値を最大にすることがゴールです。

チェスや囲碁でAIが強いのも、いろいろな手を打ったときの結果を見積もって、最も期待値が高い（勝ちにつながりやすい）手を選んでいるからなんです。

| 分野 | 期待値の使われ方 |
|---|---|
| データ分析 | データの平均的な傾向をつかむ（平均点、平均購入額など） |
| 機械学習 | 予測の誤差の期待値を、できるだけ小さくする |
| 強化学習 | 将来の報酬の期待値を、できるだけ大きくする |
| ビジネス | 施策ごとの利益の期待値をくらべて、どれをやるか決める |

## 日常生活で使える「期待値思考」

実は、期待値は日常生活でも役に立ちます。

### やるかやらないかを「期待値」で考える

たとえば、新しいスキルを学ぶかどうか迷っているとします。

そんなときは、次のように考えてみましょう。

:::box{title="期待値思考のやり方"}
**・プラスの要素**：学んだ場合の、将来の収入アップや、できることが広がる可能性\
**・マイナスの要素**：学ぶためにかかる時間や労力、お金\
**・判断**：プラスとマイナスを見積もって、差し引きがプラスなら「やったほうが得」
:::

ポイントは、プラスの要素を「うまくいく確率」と合わせて見積もることです。

たとえば、「うまくいけば大きなリターンがあるけど、その確率は低い」のか、「リターンはそこそこだけど、ほぼ確実に得られる」のかで、期待値は変わりますよね。

<mark>結果が分からないときこそ、「起こりうる結果 × その確率」で考えるクセをつけておく</mark>と、迷ったときの判断がぐっとしやすくなります！

### 期待値思考の注意点

ただし、期待値思考にも注意点があります。

:::warn
**・確率の見積もりが甘いと、期待値も大きくずれる**\
**・期待値がプラスでも、1回で大きく損をする可能性があるなら慎重に（ばらつきも見る）**\
**・お金に換算しにくい楽しさや経験も、ちゃんとプラスの要素として考える**
:::

たとえば、宝くじは期待値だけを見ると損ですが、「当たったらどうしよう」とワクワクする時間を楽しむ、という考え方もありますよね。

数字だけで決めるのではなく、<mark>判断の材料のひとつとして、期待値を使いこなす</mark>のがおすすめです！

## 期待値のまとめ

最後に、今回のポイントをおさらいしましょう！

:::point
**・期待値は、ある行動を繰り返したときに、平均的にどれくらいの結果が得られるかを表す数値**\
**・求め方は「それぞれの結果 × その確率」をすべて足し合わせる（サイコロなら3.5）**\
**・宝くじの期待値は低く、法律で当せん金の合計は発売総額の5割までと決まっている**\
**・機械学習は誤差の期待値を小さく、強化学習は報酬の期待値を大きくするように学ぶ**\
**・日常の選択でも「これって期待値がプラスかな？」と考えると判断しやすい**
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:::talk{who="umatan"}
要は、期待値とは「長い目で見たときの平均的な結果」なんです！ぜひ日常の選択をするときに、「これって期待値がプラスかな？」と考えてみてください！
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:::box
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