# 線形計画法についてわかりやすく解説！Pythonでの実装方法も紹介！

> 当サイト【スタビジ】の本記事では、線形計画法とは何かについて具体例や応用例、さらにはPythonでの実装方法も交えて分かりやすく解説しています！

- URL: https://toukei-lab.com/linear-programming
- 公開: 2024.07.28 / 更新: 2026.01.27
- サイト: スタビジ（https://toukei-lab.com）

:::talk{who="umatan"}
当サイト【スタビジ】の本記事では、線形計画法とは何かについて具体例や応用例、さらにはPythonでの実装方法も交えて分かりやすく解説していきます！
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こんにちは！スタビジ編集部です！

線形計画法とは、<mark>ある目標を達成するために最適な方法</mark>を見つける数学の手法です。

例えば、限られた予算でお菓子をできるだけたくさん買いたいとき、どのお菓子を何個買えばいいか？を決定するのに使います！

<mark>目標（お菓子の数）と条件（予算）を数式にして、条件に合った最も良い答えを計算から導き出す</mark>のが線形計画法です！

今回はこの線形計画法について詳しく解説し、Pythonでの実装例も紹介していきます！

:::point
**・線形計画法とはなにか**\
**・線形計画問題の具体例\
・線形計画法の複数の解法\
・実際の応用事例\
・Pythonでの実装**
:::

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## 線形計画法とは？

![そもそも推定とは？](/wp-content/uploads/2023/08/001c43e0065230e0d9382843bf5f3914-1024x1024.jpg)

線形計画法は、多くの制約条件の下で最適な解を見つけるための強力な数学的手法です！

ビジネス、エンジニアリング、経済学など、さまざまな分野で広く利用されています。

例えば、<mark>限られたリソースを最も効率的に使って利益を最大化したり、コストを最小化したりする</mark>際に役立ちます！

ビジネスにおいては、生産計画、在庫管理、輸送問題などで頻繁に利用されます。

もう少し手法について細かく見ていきましょう。

線形計画法は、目的関数を最大化または最小化するための手法で、いくつかの線形な**制約条件**の下で行われます。

ここで、**目的関数**は<mark>最大化または最小化をしたい対象</mark>（例えば利益、コスト）を表し、**制約条件**は<mark>資源の制限や技術的な制約</mark>などを表します！

:::talk{who="umatan"}
線形計画法は、以下の基本概念がベースとなっているよ！
:::

:::box
**目的関数**\
最適化の対象となる関数。例えば、利益を最大化する場合の利益関数や、コストを最小化する場合のコスト関数。

例：利益=2x + 3y という式があった時にxとyの値を変えて利益を最大化することが目的。
:::

:::box
**制約条件**\
目的関数を最適化するために守らなければならない条件。これには資源の限界や技術的な制限が含まれ、通常、不等式や等式で表現される。
:::

:::box
**許容解**\
制約条件を満たす解。制約条件の範囲内で目的関数の値を計算できる解。
:::

:::box
**最適解**\
全ての許容解の中で目的関数の値が最も良くなる（最大または最小となる）解。\
この最適解を見つけることが線形計画法の目的。
:::

## 線形計画法問題の具体例

![Content](/wp-content/uploads/2017/11/Content-amico.png)

続いて、**線形計画法の具体例**についてわかりやすい例を取り上げて見ていきましょう！

### 製品の生産計画

ある工場では、製品Aと製品Bを生産しています。

それぞれの製品を生産するには異なる資源が必要であり、資源には限りがあります。

目標は、<mark>資源の上限という制約条件を満たしつつ、利益を最大化するために各製品をどれだけ生産するかを決定</mark>することです！

### 問題設定

問題設定は以下の通りです！

製品Aの利益：40ドル

製品Bの利益：30ドル

製品Aを1個生産するのに必要な資源：2時間の労働力と3キログラムの原材料

製品Bを1個生産するのに必要な資源: 1時間の労働力と2キログラムの原材料

利用可能な労働力: 100時間

利用可能な原材料: 180キログラム

### 制約条件の設定と目的関数

上記の問題設定から、今回の生産計画を行う際の制約条件を式として表していきます！

今回は**制約条件**として以下の３つを設定する必要があるでしょう！

$$
2x+y\leq100（労働力の制約）
$$

$$
3x+2y\leq180（原材料の制約）
$$

$$
x\geq0,y\geq0（非負制約）
$$

ここで、xは製品Aの生産量、yは製品Bの生産量を表します。

:::talk{who="umatan"}
生産量（個数）を表すxやyには負の数はありえないので、3つ目の非負制約も条件として忘れずに加えよう！
:::

実際に最適化の対象となる関数である「**目的関数**」は以下の式で表現することが出来ますね！

$$
最大化Z=40x+30y
$$

次の章では、こういった制約条件付きの目的関数を解くための解法についてご紹介します！

## 線形計画法の解法

![AIモデルの種類と選定](/wp-content/uploads/2024/01/38e846372e2b02336675b6797947e2d7.png)

線形計画法を解くためには、いくつかの主要な解法があります！

ここでは<mark>２つの変数を持つ線形計画問題に適用できる直観的な解法</mark>である「**図式解法**」と、<mark>許容解の空間を移動しながら最適解を探すアルゴリズム</mark>である「**シンプレックス法**」について説明します！

### 図式解法

まずは上記の製品の生産問題を例に、**図式解法**で最適解を求めていきます。

まずは制約条件をグラフにプロットしてみましょう！

3つの制約条件から1次方程式をグラフ化する要領で図示していきます。

:::talk{who="umatan"}
実際に自分で書いてみることで線形計画法のイメージもわきやすくなるよ！
:::

２つの式と非負制約を基に、<mark>制約条件を満たす範囲をグレーで塗りつぶし</mark>たものは以下のようになります！

![線形計画法の図式化](/wp-content/uploads/2024/07/c5e300e99c0392548cba51d397f8e793.jpg)

図式化が完了したら、実際に図から最適解になりそうなところを見ていきます！

具体的には<mark>全部で4点あるグレーの制約条件の頂点に着目</mark>することで最適解を見つけることが出来ます！（y軸の切片は見切れております）

:::talk{who="umatan"}
線形計画法の最適解は、制約条件によって形成される多面体の頂点のいずれかに位置するといったことが証明されているんだ！最適解を見つける上でとっても効率的だよね！
:::

それでは実際に以下の4つの頂点についてそれぞれ評価し、最大化していきたい合計利益を計算します！

- $$
  (0, 0)
  $$
- $$
  (50, 0)
  $$
- $$
  (0, 90)
  $$
- $$
  (20, 60)
  $$

2点目と3点目はそれぞれの1次方程式の切片です！

4点目についてはオレンジと青のグラフの交点であり、連立方程式を計算して求めましょう！

そして頂点の各点における目的関数の値は以下になります。

- $$
  (0, 0)： Z = 40(0) + 30(0) = 0
  $$
- $$
  (50, 0)： Z = 40(50) + 30(0) = 2000
  $$
- $$
  (0, 90)：Z = 40(0) + 30(90) = 2700
  $$
- $$
  (20, 60)：Z = 40(20) + 30(60) = 2600
  $$

最適解は、これらの頂点の中で目的関数の値が最大となる点です。

上記よりこの例では、$\displaystyle (0, 90)$が最適解であり、$\displaystyle Z = 2700$となります。

:::talk{who="umatan"}
今回の例では、製品Aを1個も作らずに、全て製品Bを生産するのが利益の面で最適解であるといった結果が確認できたね！
:::

### シンプレックス法

続いて、**シンプレックス法**について簡単に説明します！

シンプレックス法は、線形計画法の中でも広く使用されていて、一言で表すと<mark>「許容解の空間を移動しながら最適解を探すアルゴリズム」</mark>となっています！

:::box{title="基本的な考え方"}
・初期の許容解を選定する。

・目的関数の値が改善する限り、隣接する許容解に移動していく。

・値の改善が見られなくなったら、その時点の解を最適解として終了。
:::

:::box{title="実際のステップ"}
１．初期解の設定：開始点を設定する。

２．方向の選択：どの方向に移動するかを決定する。

３．ステップサイズの決定：どのくらい移動するかを決定する。

４．解の更新：新しい解に移動し、この流れを繰り返す。
:::

実際には少し複雑な計算等も発生しますがここでは割愛します。

簡単ですがシンプレックス法についても紹介しました！

メリットしては、<mark>非常に高い精度で最適解を求めることができ、かつ効率的に解を求めることができる</mark>点が挙げられます！

反対にデメリットとしては、<mark>初期解の選択が適切でないと計算が非効率になる可能性がある点や、高次元空間での計算量が膨大になることがある点</mark>が挙げられるでしょう。

:::talk{who="umatan"}
ここで取り上げた以外にも解法は存在するよ！解きたい最適化問題によって適切な解法を選べるようにまずは知ることから始めていこう！
:::

## 線形計画法の応用例

![stories data](/wp-content/uploads/2021/01/Data-points-rafiki-e1612221774326-1024x765.png)

線形計画法は多くの分野で広範に応用されており、限られた資源を最適に配分する問題を効率的に解決するための強力なツールです！

製造業から物流、金融、エネルギー、ヘルスケア、農業、マーケティング、公共政策、教育に至るまで<mark>さまざまな分野でその効果が発揮</mark>されています。

ここでは、その中のいくつかを取り上げて紹介します！

### 製造業

実際に本記事で取り上げた例は製造業に関するものでしたね！

生産計画では、<mark>複数の製品を生産するために限られた資源（労働力・機械・材料など）をどのように配分すれば最大の利益を得られるか</mark>を計画します！

また、製品の在庫管理においては、**原材料の注文量や製品の生産量を最適化**するために線形計画法が使用されます。

これにより、在庫コストを最小限に抑えつつ、需要に応じた供給を確保します。

### 物流・運輸

物流に関しては、<mark>複数の倉庫から複数の顧客に商品を配送する際に、輸送コストを最小化するルートを決定</mark>します！

また、配送業者が複数の車両を使って顧客に商品を届ける場合には、各車両のルートを最適化する必要があり、線形計画法を使って<mark>配送コストを最小化しつつ、時間内に配送を完了させるような最適なルート</mark>を見つけます。

### マーケティング

マーケティング領域でも線形計画法は広く応用されています！

その一つが**広告予算の配分**。

企業が<mark>複数の広告チャネルに対して限られた予算をどのように配分すれば最も効果的かを決定</mark>する際に線形計画法を使用します。

最適な予算配分を見つけることで、広告効果を最大化します。

### ヘルスケア

最後にへルスケア。

<mark>病院が限られた医療資源（医師、看護師、手術室、ベッド）を効率的に配分</mark>する際に線形計画法が使用されます。

最適なスケジュールを立てることで、**患者の待ち時間を短縮**し、**医療サービスの質を向上**させます。

## Pythonでの線形計画法の実装

![信頼区間の計算方法](/wp-content/uploads/2023/08/a714533919c158a5ff4d2d4acf413361-1024x1019.jpg)線形計画法の概要について掴んだところで、次は**Pythonでの実装例**を見ていきましょう！

ここでは本記事で取り上げている<mark>製品の生産計画の問題</mark>を例に、Pythonで最適解を出力します！

以下の流れで進めていきます！

:::box
**1. 目的関数の設定\
2\. 制約条件の設定\
3\. 線形計画法の実行と結果の表示\
(4. 制約条件に用いる変数が3種類以上の問題にも適用可能！！)**
:::

### 1. 目的関数の設定

まずは<mark>必要なライブラリのインストールと、解きたい最適化問題の目的関数を設定</mark>します！

今回は以下を解きたいのでしたね！

$$
最大化Z=40x+30y
$$

こちらの係数をコード上で入力していくのですが、今回解きたい問題が**最大化問題**であるのに対し、多くのPythonのソルバーは**最小化問題**を解く仕様となっています。

よって「<mark>最大化問題を最小化問題に変換</mark>」する必要があります！

これを行うには<mark>目的関数の符号を反転</mark>させればよく、そのために係数が\[-40, -30]とマイナスになっています！

```python
from scipy.optimize import linprog

# 目的関数の係数（最小化問題として解くために、利益の負値を設定）
c = [-40, -30]
```

### 2. 制約条件の設定

続いて、<mark>制約条件もステップ１と同様に係数を入力</mark>していきます！

入力したい制約条件は以下です！

$$
2x+y\leq100（労働力の制約）
$$

$$
3x+2y\leq180（原材料の制約）
$$

$$
x\geq0,y\geq0（非負制約）
$$

後ろ３行で非負制約を設定しています。

```python
# 制約条件の係数
A = [[2, 1], [3, 2]]
b = [100, 180]

# 変数の非負制約を設定
x_bounds = (0, None)
bounds = [x_bounds, x_bounds]
```

### 3. 線形計画法の実行と結果の表示

最後に、<mark>線形計画法を実行し、結果を表示</mark>させます！！

流れはとってもシンプルですね！

```python
# 線形計画問題を解く
result = linprog(c, A_ub=A, b_ub=b, bounds=bounds, method='simplex')

# 結果の表示
print(f'Optimal value: {-result.fun}')
print(f'x_A (Product A): {result.x[0]}')
print(f'x_B (Product B): {result.x[1]}')
```

実際に表示された結果を確認してみましょう！

![線形計画法のPythonでの実行結果](/wp-content/uploads/2024/07/e34fd816529e8fea1448ec2d3d682dfe.jpg)

今回は製品Aを全く生産せず製品Bを90個生産するとしたときに利益が2700と最大になるという結果が読み取れます！

線形計画法の解法の章で説明した<mark>「図式解法」で求めた結果と一致</mark>していることがわかりますね！

:::talk{who="umatan"}
余裕のある方はグラフの表示もPython上で行ってみましょう！
:::

### 4. 制約条件に用いる変数が3種類以上でも適用可能！

ステップ３までで、図式解法が可能な2変数での線形計画問題を例に出して実行してみました！

Pythonを利用すれば<mark>制約条件の変数が3つ以上に増えたパターン</mark>や、<mark>目的関数である変数（ここでは製品の種類）を3種類以上に増やしたパターン</mark>の問題も解くことが出来ます！

以下のコードでは、製品の種類が3種類に増え、制約条件に労働力と原材料だけでなく機械稼働時間という制約を加えています。

```python
from scipy.optimize import linprog

# 目的関数の係数
c = [-50, -40, -30]

# 制約条件の係数
A = [
    [1, 2, 1],    # 労働力の制約
    [2, 1, 3],    # 原材料の制約
    [1, 2, 2]     # 機械稼働時間の制約
]
b = [100, 150, 120]

# 変数の非負制約を設定
x_bounds = (0, None)
bounds = [x_bounds, x_bounds, x_bounds]

# 線形計画問題を解く
result = linprog(c, A_ub=A, b_ub=b, bounds=bounds, method='simplex')

# 結果の表示
print(f'Optimal value: {-result.fun}')
print(f'x_A (Product A): {result.x[0]}')
print(f'x_B (Product B): {result.x[1]}')
print(f'x_C (Product C): {result.x[2]}')
```

コードとしては変数が増えても特段変わらないことがわかります！

結果は以下のように出力されました。

![線形計画法のPythonでの実行結果(3変数)](/wp-content/uploads/2024/07/90ac38717ee9f157979ebdea5973e5af.jpg)

このように結果の個数が整数じゃないケースももちろんありますが、<mark>製品A：66個、製品B：16個、製品C：０個生産することが最大利益に近い</mark>ことが読み取れます！

:::talk{who="umatan"}
コードから逆に、目的関数と制約条件を自分でイメージしてみよう！
:::

## まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました！

本記事では、**線形計画法の基本概念**や**具体例を用いた解法**、**Pythonでの実装方法**まで詳しく解説しました！

線形計画法は、資源の最適配分やコストの最小化など、さまざまな場面でとても重要な役割を果たしています！

特に、<mark>複数の制約条件が存在する問題に対して、効率的な解を導くための強力なツール</mark>です。

また、Pythonを用いることで複雑な線形計画問題も簡単に解決することができることが分かりましたね！

ぜひ一度、ご自身のビジネスシナリオや研究テーマに合わせて、線形計画法を実装してみてください！

冒頭でもお伝えしましたが、もっと詳しく線形計画法について知りたい方は以下のUdemyのコースで私が解説していますのでチェックしてみてください！

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<https://toukei-lab.com/python-learn>

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</tr>
<tr>
<th>【受講形式】</th>
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