この度は、見事データサイエンティスト職へ転職を決めたスタアカ(スタビジアカデミー)受講生の「梶奨(かじつとむ)」さんへインタビューさせていただきました。
梶さんのキャリアの話から、なぜスタアカを選んだのか、そしてデータサイエンティストへの転職の秘訣を伺いました。
そこにはデータサイエンスに対する強い思いや決意がありました。
データサイエンティストへの転職を検討されている方は参考にしてみてください。
梶奨(かじつとむ)さんのプロフィール
大学院修士課程を終了後、自動車部品メーカーの実験部門を5年半在籍。実験部門の経験の中で、統計学や機械学習に興味を持ち、2年前からPythonやデータ分析を勉強し始める。現在は、メーカー向けのデータ分析コンサルティングに転職が決まる。品質管理や統計学、機械学習に関するブログを執筆中(https://kajibookblog.com/)。現在はスタアカのメンターも務める。
データサイエンスとの出会い
ーまずは梶さんの経歴を教えてください
もともと東京工業大学大学院で金属材料の研究をしていました。そこから新卒で自動車部品会社に入り主に品質管理分野で様々な実験に取り組んでいました。
現在の仕事をはじめてから5年半ほど経ちコロナの影響もあり、何か手に職を付けたいと思うと同時に今後どういうキャリアを描いていけばよいかと考えるようになりました。
はじめは、Pythonの勉強を中心として、WebAPIやWebアプリ作成などを勉強するようになりましたが、自分が何をしたいのかあまりピン来ませんでした。
そんな中データサイエンスと出会い、データサイエンティストになりたいと思うようになりました。
ーなぜWebAPIやWebアプリ作成はあまりピンと来なかったのにデータサイエンスに興味を持ったのですか?
実際にデータを使ってアウトプットして、それがしっかり結果として返ってきて精度という形で目に見えて成果が見えるのが面白いと思いました。
また実際に現在の仕事にも比較的すぐ活かすことが出来ると思い、すぐに実務に活かしていきました。
実際に重回帰分析を使って現在の仕事でアウトプットを出すことができたのは嬉しかったですね。
スタアカではデータサイエンティストになるためのエッセンスが網羅的に学べた
ースタアカをご受講いただいたキッカケを教えてください
データサイエンスを調べていくうちにスタビジのサイト(https://toukei-lab.com/)やスタビジのYoutubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UC0J7Yk_O3g1-x-xD7xxAE8Q)で学んでいて、その中でスタアカの存在を知りました。
ーなぜ他のサービスと比較してスタアカを選ばれたのですか?理由を教えてください
もともとYoutubeやWebサイトでお世話になっていたため安心感があるし、信頼している人が作っているコンテンツだから失敗しないと思ったからです。
また他のサービスはプログラミングでどうすればいいかや前処理の部分は教えてくれるのですが、データサイエンティストになるにはどうすべきか、というような話はなかなか学べません。
その点スタアカでは「データサイエンティストとは何か?」や「データサイエンティストになるためには」、という話が学べると思って受講しました。
ースタアカをご受講いただいた感想を教えて下さい
プログラミングスクールは、断片的な単発の知識を学ぶところが多いが、スタアカは体系立ててデータに対する考え方やビジネスにどうやってデータサイエンスを活用していけばよいか学べるプラットフォームになっていましたので非常に良い学びになりました。
またPythonだけではなくSQLを学ぶことができたのも非常に嬉しかったです。SQLはほぼ初めてでしたが、データサイエンス領域で利用するところだけのエッセンスを学ぶことができたので効率よく吸収できました。
継続的な学習と目指す方向性に最適のメンターの存在によってデータサイエンスの学びを深めることができた
スタアカご受講時はどのように学習を進めていましたか?
毎日必ず少しでもいいから勉強していくと決めて継続していました。継続に際して必ずTwitterで毎日今日やることを投稿していました。
またコーディングする時はなぜこうやってコーディングするのか、と意味をちゃんと考えながら学習を進めていました。
自分でコーディングする際はJupyter lab上にコメントで思考の整理を記載していました。
メンタリングはいかがでしたか?
とても良いメンタリングでした。自分の歩みたいキャリアのロールモデルになる人がメンターになってくださったので必要な本や知識などを教えてもらうことができました。
実際にデータサイエンティストへ転職する際も転職先にはどんなデータがあるのかを理解して進んだ方がよいというアドバイスをもらい非常に参考になりました。
今後のキャリアとデータサイエンティストを目指す人へのアドバイス
これから梶さんはどんなキャリアを描いていますか?
転職先は家電メーカーのデータサイエンス系のグループ会社です。外部の会社のデータ分析コンサルティングをしたり社内コンサルティングをします。
まずは、データサイエンティストとして一人前になりたいと思っています。
そしてデータサイエンスを世の中に浸透させていく活動をしたいと思っています。
現職ではデータサイエンスがなかなか浸透していないのですが、本当はもっと多くの人に知ってほしい。
今後はメーカーに向けたデータ分析の仕方を発信していきたいと思っています。
そしてゆくゆくは独立も考えています。
ーデータサイエンティストに転職する際に注意すべきことはありますか?
精神論になってしまいますが、まずはデータサイエンティストになるという意思を固めることです。
そしてデータサイエンスの仕事は現在の会社では本当にできないのか?望む仕事はできないのか?考えることが重要です。
私の場合は、まずデータサイエンスを学び、それを現在の仕事のできる範囲で活かしてみました。
その上でさらにもっと多くのデータに触れたいと思い転職を決意しました。
実際の仕事でデータ分析してアウトプットをした経験があること、その上でなぜデータサイエンティストを目指しているのかを強い思いで語れることが重要だと思います。
ーデータサイエンスをこれから学ぶ人に向けてのアドバイスはありますか?
データサイエンスと聞くと難しく感じてしまう人が多いのですが、コード自体はシンプルですし、挑戦してみるとそれほど難しいところばかりではなく面白いです。
またデータサイエンス・機械学習の領域はしっかりアウトプットが返ってきて精度が目に見えて分かるところが面白いです。
そのようなプロセスが好きな人は向いていると思います。
もし難しそうだから・・・と敬遠してしまっている人がいたらもったいないので是非挑戦してみてほしいです。
梶奨さん、ありがとうございました!
やる気のある方のスタビジアカデミー(スタアカ)のご受講お待ちしております!