こんにちは!スタビジ編集部です!
YouTubeやInstagram、ブログなどさまざまな場所で動画コンテンツの需要が高まっており、動画編集のスキルを身につけて仕事がしたいという方が増えています。
そこで動画編集について勉強をしようと思ってもこんな悩みを持つ方が多いです。
今回は、そんな動画編集の勉強を始めようとしている方に向けて、以下の内容を解説します。
・動画編集のスキルは独学で習得が可能?
・独学で身に付けておきたい動画編集スキルは5つ
・独学で動画編集スキルを学ぶ方法は4つ
・何から習得する?動画編集の独学ロードマップ4ステップ
目次
動画編集のスキルは独学で習得が可能?
結論からいうと、「動画編集のスキルは独学で習得が可能」です。
独学が可能だといえる理由は、以下の3つがあります。
1.基本スキルがすぐに身につけられる
2.つまずいても学習を継続できる環境が整っている
3.自分のペースでできる
これらの理由について詳しく見ていきましょう。
1.基本スキルはすぐに身につけられる
動画編集の「基本スキル」は直感的に理解がしやすいのですぐに身に着けられます。
例えば「カット」「テロップ」「BGMや効果音の挿入」などの基本スキルは動画編集ツール内でボタンやクリック操作一つで出来ることが多いです。
複雑な操作も必要なく直感的に使えるようになるため、基本スキルは初心者でも独学ですぐに習得できます。
2.つまずいても学習を継続できる環境が整っている
動画編集のスキルは、サイトや書籍など様々な媒体で数多く解説されています。
そのため、わからない部分があってもつまずいても、自分で調べて解決しやすく「学習を継続できる環境」が整っています。
動画付きで説明してくれるものも多いので、操作方法がわからず挫折してしまうことは少ないです。
3.自分のペースでできる
動画編集は「自分のペースでできること」が特徴です。
動画編集は直感的な操作が多いので、一度やり方を覚えられれば、数ヶ月経っても身につけたスキルを活用できます。
また基本的にPC一つで出来るので、隙間時間に勉強しやすいため、独学でも動画編集のスキルを身に付けられます。
独学で身につけておきたい動画編集に関わるスキル
動画編集を仕事にするためには様々なスキルが必要になります。
独学で身につけておきたい「動画編集に関わるスキル」は以下です。
1.編集スキル
2.撮影スキル・ライティングスキル
3.ディレクション
4.デザインスキル
5.営業スキル
1.編集スキル
動画編集を仕事にするためにまずは基本的な「編集スキル」を身につけましょう。
編集スキルでは、以下の機能を使いこなすスキルが必要です。
・カット
・テロップ
・効果音の挿入
・アニメーション
・カラーグレーディング
・サムネイル作成
カット
「カット」とは、動画素材の不要な部分を切り取り、必要な部分だけをつなぎ合わせる作業です。
カット作業を行うことで動画をわかりやすくまとめられるため、視聴者にとって見やすい動画に仕上げられます。
カットと似た意味の言葉で”分割”、”トリミング”という言葉も出てきます。
- 分割:指定した部分で動画を左右2つに分ける
- トリミング:動画素材の最初と最後を切り出して必要な部分を残す
テロップ
「テロップ」とは動画の画面上に映される文字です。
文字のフォントや色を自由に変えられるので、映像にあわせてテロップを挿入すると、文字からも情報を得られて、視聴者が動画の内容を理解しやすくなります。
他にも動画素材で英語などの外国語を話している場合、日本語のテロップで補足してあげることで、外国語がわからない人も動画を楽しむことができます。
効果音やBGMの挿入
「動画に効果音やBGMを挿入する」ことで、視聴者の動画に対する印象を操作できます。
動画編集ソフトでは音自体を編集できるものも多いので、同じ効果音やBGMでも動画にあわせて調整することで、よりクオリティを高められます。
アニメーション
「アニメーション」とは、イラストや文字など静止したものに動きを加えた動画です。
単に一直線に動かすことから、緩急を付けてジグザグに動いたりと操作を覚えるほど様々な動きが出来るようになります。
サムネイル作成
「サムネイル」とは、動画がどのような内容なのかをひと目でわかる画像です。
YouTubeの動画では、サムネイル画像の出来上がりによって再生回数が変わるため、視聴者に見てもらえそうな画像を作成することが重要となってきます。
2.撮影スキル・ライティングスキル
動画編集では、自分の意図した動画素材を撮影する「撮影スキル」や動画の内容を伝える「ライティングスキル」が必要です。
- 撮影スキル:視聴者が見やすい動画を撮影する
- ライティングスキル:動画の内容をわかりやすい言葉に変換して伝える
視聴者目線で動画が作られていなければ、凝った動画編集をしたとしても、視聴者に動画の内容を上手に伝えることが出来ません、
動画作成の際に撮影スキル・ライティングスキルを活かすように心がけると、良い動画が出来上がります。
3.ディレクション
「ディレクション」では、企画の構成や撮影、指示、スケジュール、会議などの指揮を行います。
大がかりな動画作成になると全体を統率するスキルも求められます。
最初は個人で動画編集をしている場合も、キャリアアップのためにディレクションのスキルが必要になってくるので、動画編集に慣れてきたら勉強し始めてみましょう。
4.デザインスキル
「デザインスキル」とは、動画の全体的な印象を構想して、視聴者に伝わりやすい動画に設計するスキルです。
動画の背景やサムネイルなどを作成する際に、デザインスキルは必要になります。
全体構成で撮影時の雰囲気が伝わる動画にしたり、配色のバランスでキーワードを目立たせる等、動画のクオリティを高めることにつながるので、ぜひ習得していきましょう。
5.営業スキル
動画編集の仕事を行うためには、「営業スキル」も必要になります。
営業スキルでは、以下のスキルが求められます。
・クライアントが募集している仕事に提案して案件を獲得する提案力
・求められている作業内容を適切に理解して案件をスムーズに進めるコミュニケーション能力
独学で動画編集スキルを学ぶ方法は3つ
動画編集に関するスキルを身につける学習方法について見ていきましょう。
目的にあわせて学習方法を変えていくことで効果的にスキルを身につけられます。
1.YouTube
「YouTube」では、動画編集のスキルを身につけた人達が、独学での勉強方法をいくつも紹介しているので、気軽に勉強できます。
動画形式なので、動画編集ソフトの操作方法を実際に見て学ぶことが出来ます。
無料でありながら、専門的な情報や最新スキル情報を幅広く学習できるので、気になる内容や分からない所をとりあえず調べて勉強する際におすすめです。
2.オンライン学習サイト
「オンライン学習サイト」では、簡単〜難しいスキルをわかりやすく解説されているので、効率的に勉強できます。
動画編集のプロたちが一つ一つのスキルを丁寧に教えてくれるものが多いので、初心者でも理解がしやすいです。
動画編集ソフトの操作方法だけではなく動画編集で仕事を獲得できるための営業方法などを解説してくれるものもあるので、案件獲得まで狙っている方はおすすめです。
3.本
「本」では動画編集ソフトの使い方から動画編集の際の戦略や考え方について学ぶことが出来ます。
特に動画編集の戦略や考え方は、本の方が専門家によって詳しく解説されていることが多いです。
YouTubeで視聴者に内容が伝わりやすい方法やバズる動画をの作成方法など、YouTubeで伸びる動画を作成したいという方におすすめです。
動画編集の独学ロードマップ4ステップ
動画編集に必要なスキルを見ていきました。
「何から習得するべきかわからない」という方は、以下の動画編集の独学ロードマップを確認しましょう。
1.クラウドソーシングでどんな案件があるのかを確認する
2.必要とされるスキルを学習サイトで学ぶ
3.実際に動画を作る
4.営業して案件を受注する
1.クラウドソーシングでどんな案件があるのかを確認する
動画編集の勉強を始める前にまずは、「クラウドソーシングでどんな案件があるのかを確認すること」が大切です。
案件情報の中には、作業内容と必要なスキルが記載されています。
クラウドソーシングの動画編集に関する仕事の募集欄では、以下のような例があります。
・字幕入力と画像の張り替えのお仕事
・キャラの音声や速さの設定や背景、テロップ、吹き出し、BGM・効果音の挿入
・簡単なカットやテロップを入れる作業
自分がやりたい仕事の詳細を見て、動画編集のどの機能を使うのか押さえておきましょう。
また動画編集の案件では、クライアントのPC環境で動画編集ソフトを利用する場合があります。
・Premiere Pro
・Final Cut Pro
・Adobe After Effects
・Davinci Resolve
同じ動画編集ソフトのジャンルでもそれぞれのソフトで、操作方法や持っている機能がかなり異なるため、こうしたツールの情報もしっかり確認することが必要になります。
2.必要とされるスキルをオンライン学習サイトで学ぶ
募集される案件を確認した後は、必要とされる動画編集スキルを「オンライン学習サイト」で学びましょう。
オンライン学習サイトでは、ツールの使い方や動画制作のテクニック、案件を受注するための方法など幅広い内容が提供されています。
数千円〜数万円ほどで購入できるものが多く、初心者でも気軽に学習できるため、独学でも動画編集のスキルを身につけることが出来ます。
オンライン学習サイトで分からない所やもっと知りたいことがあれば「Youtube」や「本」を利用して、個別で確認していきましょう。
3.実際に動画を作る
基本的な動画編集スキルがついたら、「実際にオリジナル動画を作成」してみましょう。
実際に動画を作成すると、以下のスキルを身につけられます。
- 撮影スキル:動画を撮影
- ライティングスキル:テロップの挿入や構成の作成
- デザインスキル:YouTubeのサムネイル画像や動画の背景、アイコンの作成
一から動画を作成することで、学習した作業・スキルを一通り確認できます。
また、実際にやってみると、足りてないスキルが見えてくるので、その部分をさらに勉強して、スキル向上につなげていきましょう。
4.営業して案件を受注する
動画編集でオリジナルの作成ができ、ポートフォリオとしての動画が載せられたら、「案件を獲得するために営業」をしましょう。
営業を通じて、以下の営業スキルを身につけられます。
・クライアントに自分のスキルでできることの提案スキル
・クライアントと作業要件に関して合意を得るマネジメントスキル
・円滑に納品まで行うクライアントとのコミュニケーションスキル
また継続で案件を受注し、クライアントから信頼されると、動画に関する企画・スケジュール作成・構成・撮影・動画編集などの作業を指揮することを任されることもあります。
「案件を獲得できたけど進め方に不安がある」という方は、MENTAのサービスを利用することをおすすめします。
MENTAのサービスでは、動画編集のメンターが仕事の進め方や不明点を教えてくれるので、初案件でも安心して仕事を進めることができます。
動画編集の勉強におすすめのオンライン学習サイト3つ
動画編集の勉強に「おすすめのオンライン学習サイト」を紹介していきます。
おすすめなオンライン学習サイトは以下の3つです。
1.Udemy
2.Movie Hacks
3.たのまな:動画制作コース
1.Udemy
「Udemy」は、動画の講座形式で動画編集が学べるオンライン学習サイトです。
動画編集用ソフトの使い方が学べる講座から動画編集の仕事・案件の獲得方法を学べる講座までさまざまなものがあるため、自分の目的にあわせて講座を選べます。
Udemyの講座は、購入前に講座の概要だけではなく、レビューや評価で学習内容が良いか悪いか判断することができます。
Udemyの講座を安く購入する方法について、以下の記事で詳しく解説しているので、良かったらチェックしてみてください。
2.Movie Hacks
「Movie Hacks(ムービーハックス)は、株式会社スキルハックスが提供するYouTubeに特化した動画編集講座です。
この講座の特徴は以下の通りです。
・YouTuberを目指している方におすすめ
・動画編集者として仕事がしたい方向け
・現役の動画クリエイターから動画編集スキルを学びたい方におすすめ
・ビジネス系動画・エンタメ系動画などのジャンル別の動画編集方法も解説される
現役の動画クリエイターがYouTuberや動画編集者を目指す方に、実践的なスキルが身につけられる講座を提供してます。
LINEによる質問対応も行っているので、講座で分からない所もすぐに解消できるのもポイントです。
3.たのまな:動画制作コース
「たのまな」は全くの未経験からプロの動画編集者を目指せるオンライン学習サイトです。
Premiere ProやAfter Effectsを利用した動画編集スキルを学ぶことができるだけでなく、動画広告も作成できるようになります。
また実践型のプログラムとして、実際に発注されている題材を元に、案件の受注・動画編集のコツなどを学ぶことができます。
動画編集の勉強におすすめの本2冊
動画編集の勉強におすすめの本は以下の2冊です。
1.「アクセス、登録が劇的に増える! 「動画制作」プロの仕掛け52」
2.「YouTuberの教科書 視聴者がグングン増える! 撮影・編集・運営テクニック
1.「アクセス、登録が劇的に増える! 「動画制作」プロの仕掛け52」
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「アクセス、登録が劇的に増える! 「動画制作」プロの仕掛け52」では動画制作にあたって必要なスキルを網羅的に解説している本です。
YouTubeやSNSなどの動画コンテンツへのアクセス、登録を増やす仕掛けを写真や図を用いてわかりやすく説明しているので、初心者でも理解しやすい内容になっています。
動画中の文字のデザインや文字数、音声で大切にするべきポイントなど感性的に重視するべきことを記載しており、見応えのある動画の作り方を学べます。
2.「YouTuberの教科書 視聴者がグングン増える! 撮影・編集・運営テクニック」
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「YouTuberの教科書 視聴者がグングン増える! 撮影・編集・運営テクニック」はSNSの動画編集者やYouTuber向けの内容を中心に記載された本です。
YouTubeの基本的な知識やチャンネル登録者数を増やすための方法、初心者でも撮れる撮影方法などを解説しており、動画編集をしたことがない方でも取り組めます。
挫折せずに動画編集を効率良く勉強する3つのポイント
動画編集の勉強ロードマップについて見ていきました。
ただ「継続して独学できるのか不安」という方もいると思います。
その時は、以下の挫折せずに「動画編集を効率良く勉強するポイント」を確認しましょう。
1.求められるスキルを最初に把握する
2.動画を作成してアウトプットする
3.動画編集のテクニックは少しずつ難易度を上げる
1.求められるスキルを最初に把握する
動画編集では、「求められるスキルを最初に把握すること」が大切です。
動画編集のスキルは動画編集・撮影・ライティングスキル・ディレクション・デザイン・営業スキルなど多岐にわたり、また使用するツールによっても異なります。
求められる仕事も、撮影とカットのみの仕事から元動画をYoutube用に編集・サムネイル作成まで行う仕事まで幅広くあります。
先にできる仕事から始めると、すべてのスキルを学んでから仕事を行うよりもモチベーションが保ちやすいです。
2.動画を作成してアウトプットする
学習の中で、「動画を作成してアウトプットすること」も大切です。
実際にオリジナル動画を作ることで、学んだ内容をより深く理解できます。
動画編集では、手を動かして覚える機能が多く、感覚的にわかる場合もあります。
成果物はクライアントへのアピールにもなるので、積極的に作っていきましょう。
3.動画編集のテクニックは少しずつ難易度を上げる
動画編集の編集テクニックは「基本的な操作方法から段階的に学ぶ」のがおすすめです。
動画編集ツールの独自機能を使った高度な操作は概念を理解できないと上手く使いこなせないので、挫折するポイントになりやすいです。
そのため、まずはカットやテロップなどの簡単な基本スキルから動画編集ツールの使い方に慣れていき、徐々にスキルの幅を広げていきましょう。
操作方法で分からないことがあったら、学習サイトや本をみたり、わかる人に質問して解決することが大切です。
「MENTA」のようなサービスを利用することで有識者に質問できるので、積極的に活用していきましょう。
動画編集の独学ロードマップ まとめ
動画編集の独学ロードマップについて見ていきました。
動画編集の勉強の進め方がわからない方は以下のロードマップで進めるのがおすすめです。
1.クラウドソーシングでどんな案件があるのかを確認する
2.必要とされるスキルを学習サイトで学ぶ
3.実際に動画を作る
4.営業して案件を受注する
動画編集スキルは、YouTubeやオンライン学習サイト、本、オンライン教材などを利用することで、独学でも十分に習得することができます。
どんどんとスキルを伸ばしながらオリジナルの成果物を作って、案件を獲得していきましょう。
副業について興味がある方は、以下の記事でおすすめの副業と勉強方法についてまとめているので確認してみてください。
その他の勉強記事については以下にまとめているので、適宜参考にしてみてください。
・マーケティングの勉強法
・Webマーケティングの勉強法
・SNSマーケティングの勉強法
・SEOの勉強法
・経営の勉強法
・ビジネスの勉強法