消費財メーカーを経て現在は会社経営をしているウマたん(@statistics1012)です。
多くの人にとって経営はそれほど身近ではないかもしれません。
多くの人が経営に憧れを持っているけど、自分なんかは・・・と思っているかもしれません。
いくら規模が小さくても自分のビジネスを作って経営意識を持ってスケールさせていくのはこれからの世の中で全ての人に必要なスキルです。
そこでこの記事では、スモールな事業を経営してスケールさせていく上でのオススメ勉強法と書籍をまとめていきたいと思います!
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目次
経営を勉強する上で身につけておくべき領域
まずは、経営を勉強する上で身につけておきたい領域についてまとめておきましょう!
ざっくり分けると以下の4つに包含されるかと思っています。
・ビジネスモデルの組み立て方
・消費者視点でのマーケティング
・財務・会計の知識
・チームマネジメント
ビジネスモデルの組み立て方
まずは、ビジネスモデルの組み立て方。
多くの人にとってまず乗り越えなくてはいけないのがこの部分。
これから紹介する、マーケ・財務・マネジメント全ての土台となるのがこのビジネスモデルです。
・消費者視点でのマーケティングで顧客のインサイトを深堀りし、そのインサイトに対してクリティカルなベネフィットを提供する
・その上でキャッシュポイントをしっかり設計しお金をいただく
・財務の知識をフル活用してしっかり利益が上げられる事業体質にしていく
・さらにチーム作ってその事業をスケールさせていく
それら全ての土台となるのがビジネスモデルの組み方なのです。
・顧客に向き合って売上を上げる部分
・コストを調整する財務の部分
・体制をつくるチームマネジメント
の3本柱が上手く有機的につながるビジネスモデルを組まないといけないわけです。
せっかく顧客視点での良いサービスを生み出してもコストの割に売上に繋がらず利益にならないビジネスモデルを組んでしまうと破綻します。
その場合、サービスを提供する相手と利益を生み出す部分をずらすビジネスモデルが必要かもしれません。
※GoolgeやFacebookなどの多くのサービスがそのような形態ですね
まずはビジネスモデルについてしっかり理解しておくことが大事です。
消費者視点でのマーケティング思考
続いて消費者視点でのマーケティング思考!
組み立てたビジネスモデルを形にしていくのがマーケティングの力です。
マーケティングというと集客のイメージがあるかもしれません。
しかし集客だけがマーケティングではないのです。
マーケティングで重要なのが5つの要素です!
・商品・サービス
・集客
・体験
・CV
・分析
実は商品開発・サービス開発からマーケティングは関わってくるのです。
商品・サービスを開発する前に顧客調査をしてどのようなニーズ・インサイトがあるのかを掘り下げる。
徹底的に消費者起点で考えた上でやっと商品やサービスの開発ができるのです。
その上でどのように集客をしたらよいのか、そして集客したお客さんにどのような体験をさせるのかUXを徹底的に考え抜きましょう!
集客をして素晴らしい体験を提供したとしても、お客さんがお金を置いていってくれないのであれば意味がありません。
最終的に利益につながるCV(コンバージョン)ポイントを設計して、CVしてもらうためにはどうすればよいのか考え抜きましょう!
ビジネスは利益を得ないと継続できません。
顧客に素晴らしい体験を提供するのと当時にいかに利益を上げるのかという視点も忘れずに持っておくようにしましょう!
最後にそれらを支える分析のスキルが必要です。
いくら商品・サービス開発、集客、体験、CVをしっかり設計しておこなったとしても、それらが上手くワークしているのかを計測し、ワークしていないとすれば理由は何かをしっかり分析しないと、経営は上手くいきません。
クイックに分析を行い、改善に活かし続けることが非常に重要になってくるのです!
マーケティングというと非常に範囲が広いように思えるかもしれませんが、これら5つのセクションに沿って学ぶことでスムーズに勉強を進めることができるでしょう!
・商品・サービス
・集客
・体験
・CV
・分析
マーケティングに関しては以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてみてください!
財務・会計の知識
続いて財務・会計の知識。
ないがしろにしがちですが、経営において非常に重要な部分です。
いくらビジネスモデルが素晴らしくマーケティングが上手くいっても、財務を適当に考えていると倒産してしまうこともあります。
いわゆる黒字倒産というやつですね。
それくらい経営においては財務・会計が重要なのです。
もちろん細かい部分は専門家に任せるべきですが、経営者自身がある程度の会計の知識やコスト感覚を持っておかなくてはいけません。
公認会計士や税理士レベルの知識が必要とは言いませんが、
・変動費と固定費の違いや限界利益率
・PLとBSの見方
などは少なくとも理解しておきましょう!
チームのマネジメント
最後にチームマネジメント。
経営において最も重要で難しいのがこのチームマネジメントだと思っています。
正直スモールビジネスであれば、ビジネスモデル・マーケテイング・お金の話をおさえておけば自分1人で回していくことが可能です。
しかし、より大きな事業にスケールさせて経営していくためにはチームを作ることが必要です。
ただ、個々の力を最大限引き出してチームとして力を最大化するのはなかなか難しいです。
事業のスケールにおいてぶち当たるのがこの壁なんです。
経営を勉強するのにオススメな書籍やサービス
さて、経営を勉強する上で身につけておくべき領域について見てきましたが、ここではビジネスを勉強するのにオススメな書籍やサービスを紹介していきます!
本からインプットする
やっぱり本からインプットするのはとても重要です。
先ほど紹介した4つの領域を学ぶのにオススメな書籍がいくつかあります。
破天荒フェニックス
(2024/11/20 16:57:34時点 Amazon調べ-詳細)
破天荒フェニックスは、田中社長が倒産寸前のオンデーズをV字回復させた軌跡を描いた書籍です。
心が震える内容で、経営を学びたい人には是非読んで欲しい書籍です。
資金のやりくりでどうにか首の皮一枚つながって倒産を免れることなどが鮮明に描かれており、臨場感たっぷり。
経営における輝かしい部分だけではなく、泥暗く冷や汗の流れる部分がしっかり描かれているんです。
ピクサー
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スティーブ・ジョブズがアップルを追い出されてピクサーのオーナーとして成功するまでのお話。
ピクサーがどうやってディズニーの独壇場に踏み込んでいくか、これもまた財務観点から経営の面白さが学べます。
ビジネスモデル2.0図鑑
様々な起業の突飛なビジネスモデルが学べます。
様々なビジネスモデルを頭にストックとして入れておくことは非常に重要で、どれだけビジネスモデルが頭に入っているかは新たなビジネスを創出して経営を行っていく上で非常に重要になりますので是非読んでみてください!
起業3年目までの教科書
(2024/11/21 10:34:43時点 Amazon調べ-詳細)
キャッシュエンジン型経営について分かりやすく学べる良書。
多くの経営が何かを一発で当ててグロースさせていくイメージを持つかもしれませんが、必ずしもそれが良い戦略だとは言えません。
キャッシュエンジン型経営とは、確実にキャッシュになり得る柱を作っておき、そのキャッシュを基に他の領域に展開していく経営を指します。
あのサイバーエージェントも広告営業という人海戦術のキャッシュエンジンがあるからこそ、多くの領域に赤字を掘ってでも進出出来ているのです!
USJを劇的に変えたたった一つの考え方
(2024/11/20 17:59:02時点 Amazon調べ-詳細)
言わずとしれた消費者マーケティングを学ぶ上での良書!
USJをV字回復に導いた盛岡さんが非常に分かりやすく消費者視点のマーケティングについて解説してくれます!
非常にオススメなので、マーケティングの概要についてつかみたい方は絶対読んでみてください!
ジョブ理論
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徹底した顧客視点を身につけるために重要なのが、このジョブ理論!
顧客はあるジョブを解決するために商品を購入しているのです。
そのジョブを見出し、ジョブを解決してあげることが健全な経営を行う上で重要なのです。
ジョブ理論を読んで、顧客のジョブの見つけ方について学びましょう!
会計天国
続いて財務・会計周りの書籍!
ストーリー形式で様々な経営者の苦難を描いている読みやすくかつ勉強になる書籍です。
なぜその経営は上手くいっていないのか?
それは財務・会計の部分にあるのです。
「数字」が読めると本当に儲かるんですか?
こちらも同じくストーリー形式で経営における財務の考え方について分かりやすく学べる良書です。
ゲキハナという花屋さんのお話で、ものすごいスピードで成長しているのにも関わらずどんどんキャッシュがなくなり回らなくなってしまっていたのです。
そこに経営を上手くまわすための会計の考え方を取り入れ劇的に経営が変わるのです。
人を動かす
続いてチームの力をどうやって最大化するべきかについて書かれた、言わずと知れた名著「人を動かす」!!
人を動かすという言葉をそのまま受け取るとあまり良い印象を受けませんが、この書籍で語られているのは要は、「どのように他の人に気持ちよく動いてもらい最大のパフォーマンスを出してもらえるか」ということ。
初版から何十年も経っていますが、色褪せない名著です。
ザッポス伝説
(2024/11/20 20:00:33時点 Amazon調べ-詳細)
ザッポスという会社はあのAmazonを脅かした企業(現在はAmazon傘下です)で、顧客への徹底的な寄り添いと従業員のロイヤリティの高さが魅力的な会社です。
全てにWowと言わせる体験を考えていて、従業員がイキイキと働いている模範のような企業です。
このザッポスがいかにして大きな組織に成長したのかについて知っておくことはチームマネジメントにおいて非常に学びになります!
Amazonオーディブル
公式サイト:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B077S36G2Z/
ちなみに本を読む時間がない人は、Amazonオーディブル!!
Amazonオーディブルはアマゾンの提供する音声コンテンツサービスです。
普段忙しくて本を読む時間を取れない!という人にオススメのサービス。
経営を学ぶのに本はオススメですが、なかなか本を読む時間がないという人にはAmazonオーディブルで耳からインプットすることをオススメします!
会社へ行く途中や昼休みなどは音声インプット必須ですよ!
ただ、価格体系が分かりにくいので注意が必要!
1か月1500円を払うことで月に1枚コインがもらえ、そのコインで好きなコンテンツを1つ購入することができます。
通常購入する場合は別途お金がかかります。その場合1コンテンツあたり価格は1500円以上になっていて高いものだと3000円近くします。
そのため会員になってコツコツと月に1回コンテンツ購入する方がお得です。
最初の1か月は無料で試せるので実質的に好きな音声コンテンツを無料で手に入れられることになります。
1回購入した音声コンテンツに関しては会員解約しても永遠に聞くことが可能なので、まずは無料体験期間で試してみることをオススメします!
Amazon オーディブルに関しては以下の記事で詳しく解説しています!
実践でアウトプットする
インプットすることも大事ですが、インプットだけではダメなのです。
しっかり実践でアウトプットしないと経営にスキルは身につきません。
まずは、スモールでもよいのでビジネスをはじめましょう!
この時ビジネスモデルに関してはそれほど気にしなくても、既存のビジネスモデルを踏襲する形ではじめてみましょう!
まずはビジネスをはじめてお金を生み出すところから始まるのです。
個人で簡単に始められるビジネスとしてはサイト運営、せどり、ココナラなどに登録してスキルを売るなどがあります。
この中でも一番サイト運営がスケールしやすく一番オススメです!私自身最初の副業はサイト運営です。
例えば、サイバーエージェントも広告代行業からはじめてますし、ライブドアもWebサイト制作代行からはじまりました。
ZOZOTOWNだって前澤社長がCDをネットで売るところから始まったのです。
まずは自分の力でどうやってお金を生むことが出来るか考えましょう!
当メディアが運営する「スタアカ(スタビジアカデミー)」では実際にWebサイトを構築してデータ基盤を作ってマネタイズをしてみる実践カリキュラムが存在します!
興味のある方は是非チェックしてみてください!
ご受講お待ちしております。
経営の勉強法 まとめ
本記事では、経営を勉強するのに必要な領域・サービス・書籍についてまとめてきました!
経営には非常に多くの知識やスキルが必要だと思われるかも知れませんが、まずは自分で0から何かを生み出してみることが大事です!
いきなり会社をやめて独立する必要なんてありません。まずは副業で何かに取り組んで見ることが大事です。
副業については以下の記事でまとめていますのでチェックしてみてください!
アウトプットをして実践していきながら、それと並行してインプットもしていく!
インプットしたことをしっかりアウトプットするのはインプットの質を高めることに繋がりますし、アウトプットして上手くいかないことが分かるとどのような領域をインプットすればよいかクリアにもなっていきます。
ぜひこの記事で取り上げたサービスや書籍を存分に使って学んでいきましょう!
事業を作るために必要なスキルを身に付けるためにWebマーケティングやプログラミングを学びたい方は以下の記事を参考にしてみてください!