こんにちは!スタビジ編集部です!
近年、AI技術の進歩によって、プログラミングの世界にも大きな変化が起きています。
今まではインターネットや本で学んで自分で一からコードを書いていくのが一般的でした
それが、今ではやりたいことを、チャットで入力すると生成AIがコーディングをしてくれる時代になっています。
中でも今話題なのが、AIコーディングツール「Bolt.new」です!
本記事では、「Bolt.new」の概要から基本的な使い方、注意点まで、実際の画面イメージを交えながら徹底的に解説します。
・Bolt.newとは?
・Bolt.newの使い方
・Bolt.newを使うときの注意点
ちなみに、Bolt.newの使い方やプロダクトを作った後のマーケティングについてガッツリ学びたい方は以下のUdemy講座で解説していますのでチェックしてみてください!
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目次
Bolt.newとは?
まずは「Bolt.new」の概要について見ていきましょう。
「Bolt.new」とは自然言語で入力された指示やリクエストから高品質なコードに変換してくれる”AI駆動型コーディングツール”です。
プログラミング言語の知識がなくてもやりたいことを文章で伝えるだけで、自動的にコードを生成してくれます。
Bolt.newの特徴
「Bolt.newの特徴」は以下の通りです。
- 多言語サポート:Python、JavaScript、Ruby、Java、C++など、幅広いプログラミング言語をサポート
- 直感的な操作性:シンプルで使いやすいインターフェースにより、初心者でも容易に操作可能
- 迅速なコード生成:短期間で精度の高いコードが生成されるため、開発時間を大幅に短縮可能
- エラー自動修正:生成したコードにエラーや問題がある場合でも、Bolt.newが自動で修正案や改善策を提案
- 詳細なコード解説機能:初心者が生成されたコードを理解しやすいように、詳細な解説も提供
- 外部サービスの連携:様々な外部サービスと連携してより本格的な開発が可能
AIコーディングに必要な機能がすべて備わっています。
その中でも”分かりやすい操作画面”と”詳細なコード解説機能”がBolt.newの大きな特徴で、初心者でも簡単に利用できます。

実際にやりたいことをチャットに書いてみると、1分程度でプログラムファイルと各プログラムファイルの解説を生成してくれます。
また外部サービスとの連携では主に下記サービスと連携が出来ます。
- Supabase(データベース連携):認証やデータ同期などを簡単にBolt.newのアプリに組みこみ可能
- Netlify(ホスティング):作ったWebアプリを自身のNetlifyアカウントにワンクリックでデプロイ可能
- Figma(デザイン連携):Figmaで作ったデザインをインポートし、そのままコード化してプロトタイプを生成可能
他のAIコーディングツールとの違い
AIコーディングツールは他にも「Github Copilot」や「Claude」など様々あります。
そんな他のAIコーディングツールと比較して、Bolt.newは以下が特長になります。
- 精度と品質:他のツールと比較しても、生成されるコードの精度や、生成後すぐに動作する確率が高い
- 使いやすさ:直感的なUIデザインと、分かりやすい操作性
- エラー修正機能の充実:エラーの検出だけでなく、具体的な修正版のコードまで生成
Bolt.newの使い方
「Bolt.newの使い方」は以下になります。
- Bolt.newへアクセス
- コードの生成
- コードを実行・カスタマイズ
- アプリケーションの公開
それぞれ見ていきましょう。
①Bolt.newへアクセス
Bolt.newの公式ページにアクセスします。
Bolt.newを利用するためにはサインインが必要なので、メールアドレスでユーザーを作成するもしくはGoogleアカウントかGithubアカウントと連携することでサインインできます。

特にGithubアカウントと連携することで、自身のGithubのリポジトリをソースにプログラミングの修正を行うことが出来ます。

②コードの生成
コードの生成ですがテキスト入力欄に実行したい内容を具体的に入力し、Enterキーか送信ボタンをクリックするだけになります。
今回は「入力した日にちの曜日を割り出すプログラムをPythonで作りたい」と入力してみました。

すると、Bolt.new側でリクエストに応じたプログラムを自動生成してくれます。
実際に生成されたプログラムが下記になります
#!/usr/bin/env python3
# -*- coding: utf-8 -*-
"""
入力した日付の曜日を割り出すプログラム
"""
import datetime
import re
def get_day_of_week(year, month, day):
"""
指定された日付の曜日を取得
Args:
year (int): 年
month (int): 月
day (int): 日
Returns:
str: 曜日名(日本語)
"""
try:
date_obj = datetime.date(year, month, day)
weekday = date_obj.weekday()
# 曜日名(0=月曜日, 6=日曜日)
days = ['月曜日', '火曜日', '水曜日', '木曜日', '金曜日', '土曜日', '日曜日']
return days[weekday]
except ValueError:
return None
def parse_date_input(date_input):
"""
様々な形式の日付入力を解析
Args:
date_input (str): 日付文字列
Returns:
tuple: (year, month, day) または None
"""
# 空白を除去
date_input = date_input.strip()
# 様々な日付形式のパターン
patterns = [
r'(\d{4})/(\d{1,2})/(\d{1,2})', # 2024/1/15
r'(\d{4})-(\d{1,2})-(\d{1,2})', # 2024-1-15
r'(\d{4})年(\d{1,2})月(\d{1,2})日', # 2024年1月15日
r'(\d{4})\.(\d{1,2})\.(\d{1,2})', # 2024.1.15
r'(\d{1,2})/(\d{1,2})/(\d{4})', # 1/15/2024
r'(\d{1,2})-(\d{1,2})-(\d{4})', # 1-15-2024
r'(\d{1,2})\.(\d{1,2})\.(\d{4})', # 1.15.2024
]
for pattern in patterns:
match = re.match(pattern, date_input)
if match:
groups = match.groups()
if len(groups) == 3:
# 年が4桁の場合は最初、そうでなければ最後
if len(groups[0]) == 4:
year, month, day = int(groups[0]), int(groups[1]), int(groups[2])
else:
month, day, year = int(groups[0]), int(groups[1]), int(groups[2])
return year, month, day
return None
def get_user_input():
"""
ユーザーから日付入力を取得
Returns:
str: 入力された日付文字列
"""
print("\n" + "="*50)
print(" 曜日計算プログラム")
print("="*50)
print()
print("日付を入力してください。")
print("対応形式:")
print(" ・2024/1/15")
print(" ・2024-1-15")
print(" ・2024年1月15日")
print(" ・2024.1.15")
print(" ・1/15/2024")
print(" ・1-15-2024")
print()
print("終了するには 'q' を入力してください。")
print()
while True:
user_input = input("日付を入力: ").strip()
if user_input.lower() in ['q', 'quit', '終了', 'exit']:
return None
if user_input:
return user_input
else:
print("日付を入力してください。")
def display_result(date_input, year, month, day, day_of_week):
"""
結果を表示
Args:
date_input (str): 元の入力
year (int): 年
month (int): 月
day (int): 日
day_of_week (str): 曜日名
"""
print("\n" + "-"*30)
print(" 結果")
print("-"*30)
print(f"入力: {date_input}")
print(f"日付: {year}年{month}月{day}日")
print(f"曜日: {day_of_week}")
print("-"*30)
def main():
"""
メインプログラム
"""
print("曜日計算プログラムを開始します。")
while True:
try:
# ユーザー入力を取得
date_input = get_user_input()
if date_input is None:
print("\nプログラムを終了します。")
break
# 日付を解析
parsed_date = parse_date_input(date_input)
if parsed_date is None:
print(f"\nエラー: '{date_input}' は認識できない日付形式です。")
print("対応している形式で入力してください。")
continue
year, month, day = parsed_date
# 曜日を計算
day_of_week = get_day_of_week(year, month, day)
if day_of_week is None:
print(f"\nエラー: {year}年{month}月{day}日は存在しない日付です。")
continue
# 結果を表示
display_result(date_input, year, month, day, day_of_week)
# 続行確認
print("\n別の日付を調べますか? (Enter=続行, q=終了): ", end="")
choice = input().strip().lower()
if choice in ['q', 'quit', '終了', 'exit']:
print("\nプログラムを終了します。")
break
except KeyboardInterrupt:
print("\n\nプログラムが中断されました。")
break
except Exception as e:
print(f"\n予期しないエラーが発生しました: {e}")
print("プログラムを続行します。")
if __name__ == "__main__":
main()
100行を超えるプログラムもすぐに生成してくれるので驚きですね。
また、プログラムファイルだけでなくREADME.mdファイルも作成されており、生成されたプログラムの説明が記載されています。

③コードを実行・カスタマイズ
生成されたコードのプログラムファイルは”src”フォルダの中に格納されています。
プログラムファイルはコピーして自身のローカル環境で実行するか、Bolt.newのクラウド環境から直接実行することも可能です。

作成されたプログラムを修正したい場合は、チャットで指示を出すことで、Bolt.new側で修正したプログラムを生成してくれます。
今回は先ほどのPythonプログラムをWebアプリとして実装してもらいます。

こちらも1分程度で修正してくれて、期待通りのものを生成してくれました。
④アプリケーションの公開
Bolt.newの特徴で「Netlify」と接続することで作成したアプリケーションを外部に公開することが出来ます。

画面上部の”Publish”ボタンから簡単にNetlify上にデプロイできます。

デプロイ時に作成されたURLにアクセスすると、先ほど作成したWebアプリが表示され、期待通り動作しているのを確認できます。

Bolt.newを使うときの注意点
コーディングにとても便利なBolt.newですが利用時には以下の点に注意しましょう。
- 生成されたコードのセキュリティ・品質を確認する
- 大量にトークンを消費しないように、利用量に注意する
それぞれ見ていきましょう。
生成コードのセキュリティ・品質を確認
プログラムの作成は自動で行ってくれますが、生成されたコードに問題がないか必ず確認しましょう。
生成されたコードの中にはセキュリティ上のリスクや意図しない動作を含む場合があります。
特に外部へ公開する場合は、動けば大丈夫ではなく、セキュリティや品質に問題がないか専門家のレビューを受けることが大切です。
大量にトークンを消費しないように利用量の注意する
Bolt.newでは”トークン消費量“が課金に関わってきます。
Bolt.newのプランは下記です。(2025年8月現在)
プラン名 | 月額価格(USD) | 月間トークン量 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
Free(無料) | $0 | 1M(100万)(無料枠) | 基本的なAIチャット・テスト利用向け |
Pro | $20/月 | 10M(1,000万)トークン | 個人開発や実験的利用に最適 |
Pro 50 | $50/月 | 26M(2,600万)トークン | 継続的な副業や週末クリエイター向け |
Pro 100 | $100/月 | 55M(5,500万)トークン | 日常的なAI活用に対応する中間プラン |
Pro 200 | $200/月 | 120M(1億2,000万)トークン | ヘビーな開発者やプロユーザー向け |
フリープランでは上記に加え1日150k(15万)トークンの制限があります。
実際に利用してみると、簡単なプログラムでも3~4回のリクエストで、1日当たりの制限(150Kトークン)に到達してしまいます。
本格的にAIコーディング開発をしたい場合は、Proプランをおすすめします。
また、それでもむやみに使うとすぐに月間トークン量の上限に達してしまうので、以下の点に注意すると良いです。
- 指示文(プロンプト)を簡潔にする:余分なファイルの作成を抑える必要な情報だけを明確に伝える
- 分割してリクエストする:一度に大きな機能や長いコードを生成しようとするとトークン消費量が増えるため、機能ごとにリクエストする
- やりとり履歴のリセット・整理:チャット履歴分、毎回のトークン消費量が増加するため、必要に応じて新しいチャットを始める
Bolt.new まとめ
Bolt.newについて見ていきました。
最後にBolt.newの特徴をおさらいしましょう。
- 多言語サポート:Python、JavaScript、Ruby、Java、C++など、幅広いプログラミング言語をサポート
- 直感的な操作性:シンプルで使いやすいインターフェースにより、初心者でも容易に操作可能
- 迅速なコード生成:短期間で精度の高いコードが生成されるため、開発時間を大幅に短縮可能
- エラー自動修正:生成したコードにエラーや問題がある場合でも、Bolt.newが自動で修正案や改善策を提案
- 詳細なコード解説機能:初心者が生成されたコードを理解しやすいように、詳細な解説も提供
- 外部サービスの連携:様々な外部サービスと連携してより本格的な開発が可能
実際に使ってみた感じ、他のAIコーディングツールと比べてコード生成のスピードとやりたい機能が実装されている精度が高いと思います。
その分、トークン消費量の課金があるので、利用時には注意しましょう!
ちなみに、冒頭でもお伝えしましたが、Bolt.newの使い方やプロダクトを作った後のマーケティングについてガッツリ学びたい方は以下のUdemy講座で解説していますのでチェックしてみてください!
【AI×爆速開発】Bolt newを使ったバイブコーディングでゼロからWebアプリを1時間で作る方法&集客方法を学ぼう!

【時間】 | 1.5時間 |
---|---|
【レベル】 | 初級 |
Boltを使って一瞬でプロダクトを作りたいならこのコース!
今なら購入時に「S6MYCKEV」という講師クーポンコードを入れると90%オフ以上の割引価格になりますのでぜひご受講ください!