こんにちは!スタビジ編集部です!
最近ではIT系の年収が増加傾向なこともあり、未経験者でもITエンジニアを目指す方が増えてきました。
また、プログラミングスクールや本、サイトなどが充実してきており、ITに関する知識を独学でも身につけられるようになりました。
しかし、初めてITやプログラミングを勉強する人の中には以下の悩みを持つ方もいます。
ITエンジニアに関するサイトや本はいくつかありますが、初心者は何から勉強すればいいのかわからないですよね。
そこで今回は、以下の内容を解説します。
・未経験者がITエンジニアを目指す際の3つのポイント
・職種別のITエンジニアに必要な勉強・スキル
・職種別のITエンジニアの勉強におすすめの本・サイト
・ITエンジニアの勉強で大切なこと5つ
ぜひ、今から勉強を始めてみよう!
目次
未経験者がITエンジニアを目指す際の3つのポイント
ただ実際はプログラミングをよく使うエンジニアやOSを構築するエンジニアなど、さまざまなエンジニアに職種が分かれるんだ!
このようにITエンジニアにも様々な職種があり、それぞれの職種の具体的なイメージを持っておくことが必要です。
ここでは、ITエンジニアの職種や違い、共通して身につけておきたい知識・スキルなどを解説します。
職種で必要な知識やスキルがそれぞれで違う
ITエンジニアは、職種によって必要な知識やスキルがそれぞれで異なります。
ITエンジニアの職種と必要知識・スキルは以下の5つです。
- プログラマー:プログラムを作成する知識・スキル
- システムエンジニア:システム開発やプログラムの設計スキル
- インフラエンジニア:サーバーやOSの構築の知識・スキル
- フロントエンドエンジニア:Webサイト・サービスの設計スキル
- サーバーサイドエンジニア(バックエンドエンジニア):サーバーやデータベースの取扱いスキル
このようにそれぞれでまったく異なる仕事を行い、求められるスキルも違います。
そのため、ITエンジニアの中からどのエンジニアになりたいのかを明確にしておくことが大切です。
またシステムエンジニアをプログラマー・インフラエンジニアと同じ職種として捉えている情報もあるため、勉強の際にはどの職種の勉強内容なのか、明確に区別しておきましょう。
ITエンジニアが共通して身につけたい5つの知識・スキル
ITエンジニアにはいくつか職種が分かれており、それぞれで必要な知識やスキルが違うことがわかりました。
ただ、どの職種を選択する場合でもITエンジニアとして身に着けておきたい、知識・スキルがあります。
そんな共通して身につけておきたい知識・スキルは、以下の5つです。
・ITの専門用語や業界の構造などの基礎的なIT知識
・プログラミングスキル
・コミュニケーション能力
・論理的思考
・マネジメントスキル
では、一つずつ見ていきましょう。
ITの専門用語や業界の構造などの基礎的なIT知識
まずは「ITの専門用語や業界の構造などの基礎的なIT知識」を身に着けていきましょう。
普段は使わない言葉でもIT業界では一般的な言葉が多く出てくるので、事前に知識がないとついていけない可能性があります。
・IT業界の用語が書かれた本
・プログラミングに関するサイト
・ITパスポートや基本情報技術者の試験
上記の内容を勉強していくと、基本的なIT知識を身に着けることができます。
ここで、ITの専門用語・業界の構造などが学べる本をそれぞれ紹介します。
ITの専門用語を学ぶなら「IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256」
IT用語について、かわいいイラスト付きで詳しく解説された本です。
用語に関する話などがコンパクトにまとめられていて、イメージがしやすく、IT用語をすぐに覚えられます。
業界の構造を学ぶなら「世界一わかりやすい IT業界のしくみとながれ」
IT業界の構造をわかりやすい漫画で学べる本です。
先ほど紹介した「IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256」でIT用語をある程度知った後に読むと、より理解を深められます。
プログラミングスキル
「プログラミングスキル」は、どのITエンジニアにも必要なスキルです。
職種によって求められるスキルは異なりますが、最低限コードを見てどんな処理が行われているのかがわかると良いです。
実際ある程度プログラミングに関する考え方が身についていないと、ITエンジニアの考え方や開発方法などがわからず現場で困ってしまうこともあります。
例えば、下記のような問題が起きる可能性が高いです。
・営業担当と開発担当の意見が合わない
・スキルがないため、どれくらいの期間でプログラムができるかわからない
・そもそもプログラムが何の役割をしているのかわからない
そのため、最低限のプログラミングスキルは身につけておきましょう。
また、プログラミングのを入社時に研修で実施する会社もあります。
ただ、プログラミングは慣れの部分が大きく、研修があってもすぐに覚えられることではないので、入社前からプログラミングの勉強をしておきましょう。
どのプログラミング言語を勉強すればわからない人は比較的コードが簡単で実装できる範囲が広い「Python」を勉強することをおすすめします。
下記にPythonの勉強法についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
他のプログラミングの勉強法は以下にまとめているので適宜参考にしてみてください!
・プログラミング全般の勉強法
・HTML/CSSの勉強法
・JavaScriptの勉強法
・SQLの勉強法
・Gitの勉強法
・Linuxの勉強法
コミュニケーションスキル
ITエンジニアはパソコンに向かってもくもくと作業を行なっているだけではなく、チームやチームや顧客と会話してプロジェクトを進めていく場面が多いです。
特に「相手の話を聞いて正確に理解すること」、「自分が言いたいことを相手に正確に伝えられること」が求められます。
普段の会話から意識して上記のコミュニケーションスキルを鍛えましょう。
論理的思考
ITエンジニアは企画や開発の場面で「なぜそうしたのか」を正確に説明できる必要があります。
・論理的に考えてプログラムを構築し、計算通りにシステムを動かす
・エラーやバグが出ても原因を発見し、論理的な修正を元に問題を解決する
・顧客に実装内容を論理的に説明する
上記のように、ITエンジニアが行うさまざまな作業で論理的思考力は必要となるため、ぜひ鍛えておきましょう。
またあわせて相手に納得してもらうため説明資料の作成スキルも大事になってきます。
ExcelやPowerPointの操作方法も押さえておきましょう。
マネジメントスキル
「マネジメントスキル」は、作業の進捗管理をして、予定通りにプロジェクトを進めるスキルです。
特にシステムエンジニアは、工程数や業務の範囲が決められており、納期までに作業を進める必要があります。
プロジェクトによって進め方が違うので、実践で試行錯誤しながら身に着けるスキルになりますが、事前知識として進捗管理の考え方を事前に学んでおくと良いと思います。
ITパスポート・基本情報技術者の資格を取得しよう
勉強時間を週20時間ほど確保できる人はITパスポート・基本情報技術者の資格を取得することもおすすめです。
ITシステムやネットワーク、情報セキュリティ、経営戦略、財務などIT企業に在籍する上で知っておきたい知識を身につけられる重要な試験になります。
ITパスポートや基本情報技術者の資格は、企業の面接でもITへの関心をアピールできる資格なので、特にIT分野にあまり触れたことない人はチャレンジしてみましょう。
基本的なITリテラシーの高め方については以下の記事でまとめていますのでチェックしてみてください!
職種別のITエンジニアに必要な勉強・スキル
ITエンジニア共通で身に着けたい知識・スキルについて見ていきました。
今度は職種別のITエンジニアに必要な勉強・スキルについて紹介します。
プログラマーの勉強・スキル
プログラマーは、プログラミング言語を使ってプログラムを作成して、システムを作るのが仕事です。
開発するアプリ・ゲーム使う言語が下記のように違うので、プログラマーは目的にあわせて扱う言語のスキルが求められます。
- Androidアプリ:Java/Kotlin
- iphoneアプリ:Swift
- Webアプリ:C#/Java/JavaScript/Python/PHP/Ruby
- ブラウザゲーム:C#/C++/JavaScript/VisualBasic/.NET/PHP
- スマートフォンゲーム:C#/C++
また同じアプリ開発でも作るアプリの種類によって使う言語や開発プラットフォームは変わってきます。
そのため、何のゲーム・アプリを作るエンジニアになりたいのか決めてから、プログラミングの勉強をしましょう。
おすすめの勉強の手順は、以下の通りです。
1.開発してみたいアプリ・ゲームを選ぶ
2.アプリ・ゲーム開発で必要なプログラミング言語を選ぶ
3.プログラミング言語をサイト→本の順番で学ぶ
4.自分でオリジナルアプリ・ゲームを作成する
基本的にプログラマーの勉強では、「プログラミング言語を本やサイトで学ぶ」⇒「オリジナルアプリ・ゲームを作成する」が大切です。
知らない技術が出てきたら適宜調べて、改善させながら開発を進めると、プログラミングスキルの知識を深められます。
プログラミングの勉強で困ったときは下記の記事をチェックしてみてください。
システムエンジニアの勉強・スキル
システムエンジニアの勉強では、「ITに関する基礎知識」・「プログラミング」・「コミュニケーション」・「マネジメント」の4つの知識・スキルを学習することが大切です。
システムエンジニアになるための基本的な知識・スキルは以下の方法で学びましょう。
・ITに関する基礎知識:基本情報技術者試験の勉強をする
・コミュニケーションとマネジメントスキル:ビジネス書を読む
・プログラミング:JavaかC言語を学習サイトと本で学ぶ
まずはITに関する基礎知識取得のため基本情報技術者試験の資格を取得しましょう。
次に、プログラミングの勉強として「Java」か「C言語」をおすすめします。
どちらも処理速度が高く、標準的な言語として使用する企業が多いためです。
システムエンジニアのおすすめな勉強手順は、以下の通りです。
1.上記で記載したシステムエンジニアになるための基本的な知識・スキルを学ぶ
2.資格を取得したらシステムエンジニアで必要なプログラミング言語を選ぶ
3.プログラミング言語をサイト→本の順番に学ぶ
4.自分でオリジナルの制作物を作成する
また下記では、システムエンジニアに含まれるエンジニアの仕事内容と学習が必要な主な知識・スキルを簡単に紹介します。
エンジニアの種類 | 概要 | 必要な知識・スキル |
組み込みエンジニア | 組み込みシステムを開発するITエンジニア | C言語/C++/アセンブリの知識 |
セールスエンジニア | 営業と開発エンジニア職のスキルがあるITエンジニア | コミュニケーションスキル/幅広いIT・プログラミングの専門知識 |
テストエンジニア | テストの計画・対象のシステムの仕様を調査するITエンジニア | テスト設計技法に関するスキル/プレゼンスキル/ツールに関する知識 |
業務系エンジニア | 業務に関係するアプリケーションを開発するITエンジニア | Java/C/C++の知識 |
アプリケーションエンジニア | ITシステムのアプリケーションを開発するITエンジニア | Java/C/C++の知識 |
上記のようにシステムエンジニアの中でもさまざまな種類があり、必要とされる知識・スキルも異なり、どの業務も対応する可能性があります。
そのため、まずはどの業務でも必要なITに関する基礎知識とコミュニケーション、マネジメント、プログラミングのスキルを身につけましょう。
その後で、実際に業務を担当することになったら、その仕事に関する知識・スキルを身に着けていけば大丈夫です。
システムエンジニアの勉強法は下記の記事でまとめてありますので、興味があればチェックしてみてください。
インフラエンジニアの勉強・スキル
インフラエンジニアの勉強では、主に「OS」・「ネットワーク」・「セキュリティ」・「仮想化」・「AWS」の5つの分野の知識・スキルを学習することが大切です。
インフラエンジニアになるための基本的な学習は、以下の方法で行いましょう。
・ITに関する基礎知識:基本情報技術者試験の勉強をする
・OS・ネットワーク・セキュリティ:基本的な知識を学習サイトと本で学ぶ
・AWS:AWSの資格試験の勉強をしつつ、実際にAWSで構築してみる
まずは、システムエンジニア同様、ITに関する基礎知識取得のため基本情報技術者試験の資格を取得しましょう。
次にインフラエンジニアで必要となるOSとネットワーク、サーバーの知識を習得していきます。
学習サイトや本で学びながら実際にサーバーを構築していくと、かなりスキルアップできます。
サーバー周りの勉強では汎用的で多くの企業でも採用されている”Linux“がおすすめです。
Linuxの勉強方法については下記で解説していますので、是非参考にしてみてください。
また、今ではクラウド分野の勉強もインフラエンジニアには欠かせません。
クラウド分野の勉強はシェアの高い”AWS“をまずは押さえておきましょう。
AWS資格試験の勉強で、AWSの各サービスの内容や設計ポイントを理解しながら、実際にAWSに登録して環境を構築してみましょう。
下記では、インフラエンジニアに含まれるエンジニアの仕事内容と学習が必要な主な知識・スキルを簡単に紹介します。
エンジニアの種類 | 概要 | 必要な知識・スキル |
サーバーエンジニア | サーバーを構築するITエンジニア | LinuxやUNIX、Widows ServerなどのOSの知識 |
ネットワークエンジニア | ネットワークを構築・運用するITエンジニア | TCP/IPやルーティングなどのネットワークに関する知識 |
クラウドエンジニア | サーバーやネットワーク、クラウドの設計・構築などを行うITエンジニア | クラウド/サーバー/ネットワークに関する知識 |
セキュリティエンジニア | サーバーに関する業務や情報セキュリティ専門のITエンジニア | セキュリティ/ネットワークに関する知識 |
データベースエンジニア | データベースを開発・設計・運用・管理するITエンジニア | OS/データベース製品に関する知識 |
インフラエンジニアの中でも細かく分かれていますが、どれも担当する可能性があるので、それぞれの業務の特徴を押さえておきましょう。
どの企業においてもシステムを支える重要なポジションなので、スキルがあれば引く手あまた!
フロントエンドエンジニアの勉強・スキル
フロントエンドエンジニアでは、以下のスキルが必要になります。
- HTML・CSS:Webサイトのデザインを表示するマークアップ・スタイルシート言語
- JavaScript:アニメーションがある動的なページを作成するプログラミング言語
- PHPの知識:動的なページを作成・サーバーサイドの機能を追加するプログラミング言語
- デザインフレームワーク:Webページを作成する際に必要な素材を集めたもの
おすすめの勉強の手順は以下の通りです。
1.開発してみたいアプリ・ゲームを選ぶ
2.アプリ・ゲーム開発で必要なプログラミング言語を選ぶ
3.プログラミング言語とデザインフレームワークをサイト→本の順番に学ぶ
4.自分でオリジナルアプリ・ゲームを作成する
5.余裕があれば資格を取得する
HTML・CSS、JavaScriptの勉強法をそれぞれまとめていますので、勉強の際は参考にしてみてください。
またスキルの習熟度を確認するため、以下の資格を勉強することもおすすめです。
・Webクリエイター能力認定試験
・HTML5プロフェッショナル認定試験
・ウェブデザイン技能検定
・PHP技術者認定試験
下にいくにつれて難易度が高くなっています。
サーバーサイドエンジニアの勉強・スキル
サーバーサイドエンジニアでは、以下のスキルが必要になります。
- Java/C/C++:システムを構築する実装速度が早いプログラミング言語
- PHP/Python/Perl/Ruby/JavaScript:システムやプログラム開発で使うプログラミング言語
- MySQL/SQL Server/Oracle:データベースのシステム設計や開発する知識
- フレームワーク(laravel):作業を効率化してくれるソフトウェアを利用する知識
おすすめの勉強の手順は以下の通りです。
1.作成したいWebサイト・アプリ・データベースを選ぶ
2.作成に必要なプログラミング言語・データベース言語を選ぶ
3.プログラミング言語とデータベース言語をサイト→本の順番に学ぶ
4.自分でオリジナルアプリを作成し、運用する
5.システムのバグやデータベースの不備に対処できるスキルをつける
6.余裕があれば資格を取得する
サーバーサイドエンジニアは、システムやアプリの運用・保守がメインになりますが、上物のアプリの知識も必要になります。
その中でも「データベースの管理」が主に求められるスキルになるので、実際にアプリを作成して、アプリとデータベースの連携を確認してみましょう。
また、以下の資格がサーバーサイドエンジニアに関係するものになります。
・応用情報技術者試験
・データスペシャリスト試験(DB)
・Microsoft認定資格プログラム(MCP)
・Linux技術者認定試験(LPIC)
Pythonでアプリを作る際に使うDjangoの勉強方法は以下でまとめています!
ITエンジニアの勉強におすすめの本・サイト
職種別のITエンジニアに必要なスキルと勉強法について見ていきました。
ここではそんなITエンジニアの勉強におすすめの本・サイトを紹介していきます。
おすすめサイト1:スライド・コーディングで学ぶ「Progate」
公式サイト:https://prog-8.com/
「Progate」は、スライドで基礎知識を学び、コーディングでアウトプットして勉強ができるおすすめのサイトです。
ブラウザからコードを実行できるので、環境構築の必要がなく、すぐに学習できるのがメリットです。
“Java”や”Python”など16言語のコースがあり、ITエンジニアに必要な幅広い言語学習に対応しています。
どのコースも基礎レベルの知識をつけられるため、ITエンジニアを目指す初心者におすすめのサイトです。
月1000円の有料会員になると中級・上級といったすべてのコースを受講できるようになるので、学習スタイルが合えば、ぜひ試してみてください。
おすすめサイト2:動画で学ぶ「Udemy」
公式サイト:https://www.udemy.com/
動画形式でさまざまなコースが学習できるのが「Udemy」です。
20万以上の講座があり、プログラミングやITに関する講座も豊富に展開されています。
自分が必要とする知識・スキルに関するコースを検索して、一つずつ学習していくと、理解を深められます。
下記に言語別におすすめなUdemyの講座一覧を紹介していますので、コースを選ぶ際は是非参考にしてみてください。
またUdemyの体験談と評判は以下で詳しくまとめています!
おすすめサイト3:メンターと「テックアカデミー」
公式サイト:https://techacademy.jp/
一人で学習を進めるのには限界が・・・という人にはスクールがおすすめです。
そんなスクールの中でも一番オススメなのがテックアカデミーです。
テックアカデミーは日本最大級のオンラインスクールで、メンターさんは現役エンジニアの方なので非常に安心感があります。
“Java”といった言語別のコースのほかに、”Webアプリケーション”や”フロントエンド”といった目的別のコースもあるので、自分のやりたいことに直結した学習ができます。
質問や疑問点はSlackを通してすぐに解決できるので、初心者の方でも安心して受講できます。
また週2回のメンタリングでは、進捗確認の他、実務レベルの小話やノウハウも聞けるので非常に実践的な力が付きます。
テックアカデミーを受講した時の実体験をまとめていますので、興味があればチェックしてみてください。
おすすめ本1:初心者向け「スッキリわかる入門」シリーズ
初心者におすすめの本が「スッキリわかる入門」シリーズです。
スッキリわかる入門シリーズでは、以下のプログラミング言語・スキルが出版されています
・Java
・C言語
・Python
・SQl
・サーブレット&JSP(Javaのスキル)
重要な部分が赤で表示されていたり、図解で解説されているため、初心者でもすぐに理解できます。
各言語の基本の文法や考え方を押さえるのにぴったりな本です。
おすすめ本2:初心者向け「いちばんやさしい教本」シリーズ
(2024/10/05 09:19:10時点 Amazon調べ-詳細)
フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアを目指す方におすすめなのが、「いちばんやさしい教本」シリーズです。
・プログラミング(概念)
・HTML5&CSS3
・JavaScript
・Java
・PHP
・Git&GitHub
・Python
・Java
上記のようにさまざまな種類のプログラミング言語で出版されています。
初心者の方でも挫折しないように、プログラミング言語の基礎~実戦的な知識までわかりやすく解説しているので、是非取り組んでみましょう。
おすすめ本3:中級者向け「パーフェクト」シリーズ
「パーフェクト」シリーズは、プログラミング言語の基礎知識をある程度身につけた方におすすめの本がそろっています。
・JavaScript
・C#
・Python
・PHP
・Java
・Ruby
言語の仕様や最新の技術をマスターできるシリーズのため、プログラミングを極めたい方におすすめです。
ITエンジニアの勉強で大切なこと5つ
ここでITエンジニアの勉強をする上で大切なことを5つ紹介していきます。
目標を決めておく
ITエンジニアの勉強では、効率的に勉強を進めるために「目標を決めておくこと」が重要です。
・最終的になりたい姿
・いつまでに達成するかの期限
・目標を達成するための必要な知識・スキル
・目標を最短で達成する手順
目標を決める際は上記の内容を検討しましょう。
目標を決めることで、自分のやりたいことが明確になり、勉強のモチベーションが上がります。
勉強途中でイメージと違ったら目標を修正しても大丈夫!だらだらやって勉強することが目的にならないようにしよう!
基礎から学ぶ
ITエンジニアの勉強では、用語やITの構造を知っておかないと理解できない専門的な内容が多く含まれます。
そのため、難しい内容も順番に理解できるように「基礎から学習すること」が大切です。
また、プログラミングの勉強で、早く実践的なプログラムを作りたいと思う方もいると思います。
ただ、基礎が身についていないと、内容がわからず調べることが多くなり、結果的に習得により多くの時間がかかってしまう場合があります。
勉強したことをアウトプットして成果物を作ろう
ITエンジニアの勉強では、学習したことをインプットして終わるだけでなく、「アウトプットして成果物を作ること」が大切です。
最初に一から作るのは難しいので、学習サイトや本で作成したものを元に少し内容を変えてみることから始めてみましょう。
成果物を作ることで自分がどのくらい知識・スキルが身についているか判断できます。
独学で無理だと判断したらスクールに通う
独学で無理だと判断したら、自分で解決できないため、「スクールに通うこと」も選択肢に入れましょう。
金銭的には独学よりも多くかかってしまいますが、スクールに通うことで、理解が進まなかった部分やプログラミングで解決できなかったエラー・問題を解消しやすいです。
特にIT初心者の方は根本的な部分で「なぜ?」と疑問に思い、立ち止まってしまう場合があります。
その場合、独力では解決が難しいので、どうしても進まない場合は早めにスクールに通いましょう。
下記にオンライン型のプログラミングスクールを比較していますので、良ければ参考にしてみてください。
単純な質問だけでなく、勉強内容等いろいろ相談に乗ってくれるので勉強の進捗はかなり速くなるよ!
余裕があれば資格取得を目指そう
勉強に余裕があれば、「資格取得」を目指してみましょう。
IT業界では知識よりも実践スキルが求められるので、成果物を作ることに重点を置いた方が良いです。
ただ、資格を取得することで、以下のメリットがあります。
・資格の勉強を進めることで、勉強に関する理解を深められる
・資格を面接の際に見せることで、会社に評価してもらえる
GCPの資格取得について以下の記事でまとめているので、インフラエンジニアを目指している方はぜひチェックしてみてください。
ITエンジニアに関するQ&A
最後にITエンジニアに関するよくある質問を見ていきましょう。
勉強会には行くべき?
「積極的に勉強会に参加しよう」
IT業界ではよく勉強会が開催されています。
勉強会では以下のようなことが体験できます。
・一緒に勉強する仲間が出来る
・ITエンジニアに関する情報を得られる
・自分の気になる内容を勉強できる
・IT業界の事情を聞いたりできる
初心者の方でも参加できる勉強会は多いので、少しでも気になった内容があれば、積極的に勉強会に参加しましょう。
勉強会については「connpass」などのIT勉強会をまとめているサイトから探していきましょう。
公式サイト:https://connpass.com/
未経験者・独学でもITエンジニアとして就職・転職できる?
「未経験・独学でもITエンジニアに就職・転職することはできる」
ただ、IT業界は実務経験を重視している企業が多く、未経験・独学の場合はそこで不利になる場合があります。
そのため、資格を取得したり、作成した作成物をポートフォリオにまとめて面接時にアピールできるように準備しておくことが大切です。
希望するITエンジニアとして配属される?
「企業によって異なるので面接時に確認」
希望するITエンジニアとして配属されるかどうかは、会社の対応によって大きく異なります。
企業によっては同じ部門でアプリ側をやっているチームとインフラ領域を担当するチームがある場合もあり、公開情報ではわからないことが多いです。
募集業種にSEとしか書いていない場合もあるので、面接時に自分がどんな業務を担当するのかよく確認しておきましょう。
ITエンジニアになる勉強法・ポイント まとめ
未経験者がITエンジニアになるためのおすすめ勉強法とそのポイントについて紹介しました。
ITエンジニアでは以下のように職種があり、それぞれ必要なスキルが異なります。
- プログラマー:プログラムを作成する知識・スキル
- システムエンジニア:システム開発やプログラムの設計スキル
- インフラエンジニア:サーバーやOSの構築の知識・スキル
- フロントエンドエンジニア:Webサイト・サービスの設計スキル
- サーバーサイドエンジニア(バックエンドエンジニア):サーバーやデータベースの取扱いスキル
まずは自分がなりたい職種を決めてから、その決めた職種に合った勉強法を進めていきましょう。
他業種の勉強法について下記にまとめていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
・webデザイナーになりたい
・webライターになりたい
・SEになりたい
・データサイエンティストになりたい
・AIプランナーになりたい