こんにちは!スタビジ編集部です!
最近、若い人でも資産運用に興味を持つ人が増えてきています。
特に「株式投資」は手軽で始めやすいので資産運用の中でも人気があります。
ただ、そんな株式投資に対して以下の意見をよく聞きます。
今回は、このような悩みを持つ方に向けて株式投資の基本的な知識から、実際に投資を始めるまでのステップを分かりやすく解説しています。
また、株式投資のメリット・デメリットや、証券会社の選び方、投資スタイル、分析手法なども確認していきます。
・株式投資初心者におすすめの勉強手順
・STEP1:株式投資の基本的な仕組み・流れ
・STEP2:株式投資のメリット・デメリット
・STEP3:株式投資を購入する流れ
・STEP4:証券会社を選ぶ際のポイント3つ
・STEP5:株価・チャートの見方
・STEP6:株式投資のスタイルや注文方法
・株式投資の注意点3つ
ちなみに株式投資×データ分析の力で株価予測をマスターしたいのであれば当メディア運営サービスの「スタアカ」の「14.株価予測コース」がオススメ!
目次
株式投資初心者におすすめの勉強手順
株式投資に興味を持ち、勉強を始めようと思っても、なかなか一歩を踏み出すのは難しいですよね。
お金に関係することで、“初心者には勉強のハードルが高い!”と思う人も多いです。
そこで、「初心者が株式投資を学ぶ上でおすすめの手順」を紹介します。
1.自分の学習度合いを把握する
株式投資を始める前に、まずは「自分の学習度合いや目標」を明確にしましょう。
最初は”どんなことを学びたいか”や”株式投資で何をしたいか”といったレベルでも目標を持って学習状況にあわせて計画を立てることが重要です。
株式投資は資格のように期限が決まっていないので、だらだらと勉強して途中で挫折してしまうことが多いです。
学習度合いや目標をあらかじめ決めていくと、自分に必要な勉強内容を絞れて、すぐに勉強を始められます。
2.株式投資に関連する用語の意味・仕組みを書籍で学ぶ
株式投資を始めるにあたって、「基本的な用語や仕組みを理解すること」が大切です。
まずは書籍やネット、アプリを使って、株式市場のしくみ、株価、配当、権利などの用語を学ぶことから始めてみてください。
基本的な用語や仕組みがわかれば、投資の世界を把握でき、株式投資の知識をより吸収できます。
3.投資・取引方法や証券会社の選び方を学んで取引を始める
株式投資の基本的な知識が身についたら、次に「投資・取引方法や証券会社の選び方」を学びましょう。
投資スタイルに合った取引方法を選ぶことや、手数料やサービス内容を比較検討しながら、自分に適した証券会社がどれかを学んでいきます。
証券会社を選んだら口座を開設して実際に取引を始めてみましょう。
少額でもやってみることで勉強した内容を体感することが出来ます。
4.株式投資の分析方法を学ぶ
投資を続ける上で、さらにスキルアップする場合、「株式投資の分析方法を学ぶ」必要があります。
“ファンダメンタル分析”や”テクニカル分析”など、さまざまな分析手法を身につけると、より正確な投資判断が出来るようになります。
また”情報収集”も重要な分析手法の一つです。
株式投資では、市場や経済の動向、企業の業績やニュースなど、さまざまな情報を収集・分析することで自分の投資戦略を見直すことにつながります。
そのため、新聞や専門雑誌、ネットなどで情報収集したり、投資家向けのセミナーに参加して最新の情報や他の投資家の意見を聞いて株式投資を勉強していきましょう。
ファンダメンタル分析について
株式投資で利用される分析の一つに「ファンダメンタル分析」があります。
“ファンダメンタル分析“とは、株式投資の主要な分析手法で、企業の財務状況や業績、市場環境などの基本的な要素を評価し、株式の適正価格を導き出す方法です。
企業の収益力や競争力、経営陣の信用度など、株価に影響を与える要因を総合的に評価して、長期的な投資判断を行います。
ファンダメンタル分析では、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本利益率)などの財務指標を活用して、企業の価値を定量的に評価します。
また、業界動向や経済状況などのマクロ面の要因や、企業の成長戦略や事業展開などミクロ面の要因も考慮して分析を行います。
テクニカル分析について
「テクニカル分析」も、株式投資の分析手法の一つです。
“テクニカル分析“とは、過去の株価データや取引量などをもとに、将来の株価の動きを予測します。
株価でよく出てくるようなグラフ(チャート)やテクニカル指標を用いて分析し、今後の展開を読み解くことが主な目的です。
テクニカル分析では、移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど、多くの指標が利用されるので、それぞれ勉強していきましょう。
STEP1:株式投資の基本的な仕組み・流れ
それでは株式投資についてSTEP1〜6の流れで解説していきます。
まずSTEP1では株式投資を始める際に必要な、「株式投資の基本的な仕組み・流れ」を勉強していきます。
株式投資・株価について
「株式投資」とは、企業が発行する株式を購入し、その価値の変動や配当を通じて利益を得ることを目的とした資産運用方法です。
株式 |
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株価 |
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企業の業績が好調だと、多くの投資家がその企業の株式を買いたいと考え、買い(需要)が増えるため株価は上昇する可能性が高いです。
一方で業績が悪化している企業では、投資家が売りたいと考え、売り(供給)が増えるため株価は下落する可能性が高いです。
このような株価の変動によって投資家の利益や損失が決定します。
一般的に株式を低い価格で購入し、高い価格で売却することで利益を得られるので、株価の動向を予測し、適切なタイミングで売買を行うことが重要になります。
株式投資の流れ
株式投資の基本的な流れは以下の通りです。
1.証券会社を選び、口座を開設する | 手数料やサービス内容、取扱銘柄数などを比較 自分の投資スタイルに合った証券会社を選び、取引用の口座を開設 |
2.銘柄を選ぶ | 企業の業績や成長性、配当利回りなどを考慮して銘柄を選択 ファンダメンタル分析も活用 |
3.株式を購入する | 選んだ銘柄の株式を購入 購入方法や購入タイミングはテクニカル分析を使って判断 |
4.株価の変動を監視し、売却するタイミングを見極める | 投資後は、株価の変動を監視 利益が出たタイミングや損切りのタイミングなど自身の戦略にあわせて売却を検討 |
5.配当金を受け取る | 投資した企業によっては、株主に配当金が支払われます 配当金は定期的に受け取れる利益の一つですが、企業や業績によって変わります |
株式投資は、利益を得るために株価の変動や企業の業績を分析し、適切なタイミングで売買を行うことが大事になります。
リスクとリターンの関係を学ぶ
株式投資は利益と損失の両方が発生するため、リターンだけでなく、リスクについても考えないと、大きな損失を生んでしまう場合があります。
そのため、株式投資に取り組む前に、「リスクとリターンの関係」についても理解しておきましょう。
“リスク”とは投資によって損失が発生する可能性を指し、”リターン”とは投資によって得られる利益を指します。
一般的にリスクが高い投資はリターンも高く、リスクが低い投資はリターンも低いという関係が多いです。
投資家は、リスクを最小限に抑えつつリターンを追求するために、資産の分散投資を行うことがよくあります。
“分散投資“とは、投資資金を複数の企業や業種、国などに分散させて投資することを示します。
分散投資を行うと、一部の銘柄が損失を出しても、他の銘柄が利益を出すことで全体のリスクを軽減できます。
STEP2:株式投資のメリット・デメリット
「株式投資のメリットとデメリット」を確認しておきましょう。
このメリットとデメリットを押さえることで株式投資の理解が深まります。
株式投資のメリット1:キャピタルゲイン(譲渡益)
株式投資の主な目的は、適切なタイミングで売却する技術や市場分析を行い、「キャピタルゲイン」を得ることです。
“キャピタルゲイン“とは、株式を売却した際に得られる利益(譲渡益)のことです。
キャピタルゲインは短期的な利益だけでなく、成長性のある企業や業界に投資して、将来的な株価上昇を期待する長期投資で見込む場合もあります。
長期投資によるキャピタルゲインは、短期的な市場変動に左右されにくく、堅実な投資戦略として評価されています。
株式投資のメリット2:配当金の受け取り
株式投資のメリットの一つが、「配当金の受け取り」です。
“配当金“とは、企業が利益を出した際に、株主に対して分配される金額のことを指します。
企業の業績が良いほど、受け取る配当金も増える可能性があり、投資家は株を保有するだけで定期的な収入を得ることが出来ます。
ただし、配当金が受け取れるかは企業や業績、所持している株数によって異なるため、必ず配当金がもらえるわけではないという点に注意してください。
株式投資のメリット3:株主優待
株式投資ならではのメリットの一つが「株主優待」です。
“株主優待“とは、企業が株主に対して提供する特典のことで商品やサービスの割引、無料券、企業グッズなどさまざまな形で提供されます。
株主優待によって、投資家は自分が投資した企業の商品やサービスをお得に利用できるメリットがあります。
また、この株主優待も配当金と同様は企業によって対応が異なるため、投資したい企業に株主優待があるかどうかは事前に確認しておきましょう。
株式投資のデメリット1:元本保証がない
株式投資のデメリットとして、株式投資には「元本保証」がありません。
“元本保証“とは、投資した資金(元本)が投資期間終了時に最低限保証されることを指し、投資家が投資した資金が減少しないことを保証する仕組みです。
株式投資には元本保証がないため、株価が下落すると投資額が減少し、元本割れとなるリスクがあります。
極論100万円投資しても、株価が1万円になってしまった場合、マイナスの99万円は戻ってこないことになります。
そのため、株式投資では慎重な資産管理が求められ、自分のリスク許容度に応じた投資商品を選ぶことが大切です。
株式投資のデメリット2:投資した会社が破綻する場合がある
株式投資では、「投資した会社が破綻するリスク」があります。
会社の業績が悪化すると株価は大幅に下落し、会社が倒産すると株式は無価値になるため、投資家は大きな損失を被ります。
企業の破綻は、経営不振や業績の悪化、債務超過、不正行為などさまざまな原因で発生するため、リスクとなる原因を事前に把握してリスク管理を行うことが重要です。
破綻リスクを回避するためには、以下のポイントを考慮して投資先を選ぶことをおすすめします。
- 企業の財務状況をチェック:財務諸表を分析し、企業の健全性を確認する。
- 業績の推移を確認:過去の業績や業界の動向を分析し、将来的な成長性を評価する。
- 経営陣の信頼性を評価:不正行為や経営陣の信頼性に問題がある企業は、破綻リスクが高い。
短期的な市場変動に左右されず、将来的な企業価値の向上を見込める投資先を選ぶと、破綻リスクを軽減することが出来ます。
STEP3:株式投資を購入する流れ
「株式投資を購入する流れ」を押さえていきましょう。
株式投資を購入する際の基本的な流れは以下の通りです。
1.証券会社を決めて口座開設する
2.口座開設手続きを行う
3.銘柄を選んで購入する
1.証券会社を決めて口座開設する
株式投資を始めるためには、まず証券会社を選び、「口座を開設する」必要があります。
証券会社は、投資家が株式を売買できる仲介役として機能します。
証券会社によって、手数料やサービス内容、取り扱い銘柄数などが変わってくるので、自分の投資スタイルに合った会社を選びましょう。
証券会社の選び方は後程詳しく見ていきます。
2.口座開設手続きを行う
証券会社が決まったら、次に「口座開設手続き」を行います。
多くの場合、手続きは証券会社によって異なりますが、多くはオンライン上で簡単に行うことが出来ます。
口座開設後、所定の手続きに従って資金を入金して実際に取引を始められます。
3.銘柄を選んで購入する
講座に資金が入金されたら、ついに「株式の購入」フェーズになります。
株式購入は以下の手順で行うことがおすすめです。
1.企業の業績や財務状況、将来性を分析する
2.投資先の銘柄を決める
3.証券会社の取引画面から株式の注文手続きを行う
4.注文を出して取引が成立したら株式を購入できる
まずは、投資先として選びたい銘柄(企業)を決めます。
企業の業績や財務状況、将来性などを分析して、自分の投資目的に合った銘柄を選びましょう。
銘柄が決まったら、証券会社の取引画面から株式の注文手続きを行います。
注文手続きには購入金額や株数、注文方法、期間といった情報を指定します。
出した注文と売りの注文の条件が一致すると取引が成立して、株が購入できます。
STEP4:証券会社を選ぶ際のポイント3つ
ここで「証券会社の選び方」を見ていきます。
証券会社を選ぶ際には以下の3つのポイントを意識して選びましょう。
1.売買手数料で選ぶ
2.取扱商品数で選ぶ
3.情報の取得しやすさで選ぶ
自分のスタイルにあわせてどのポイントを重視するかが大事です。
1.売買手数料で選ぶ
「売買手数料」は、投資家が株式を売買する際に支払う費用です。
売買手数料が高いと利益が減少し、投資効果が低下する場合があります。
証券会社によっては、期間限定で手数料が無料になるキャンペーンや、取引金額に応じて手数料が変動するところも多いです。
少しでも利益が出たら即売りに出すような、短期間で株式投資の売買を繰り返す方は、手数料が安い証券会社を選ぶことをおすすめします。
2.取扱商品数で選ぶ
「証券会社が取り扱う商品数」は、投資の幅を広げる上で重要なポイントです。
取り扱い商品数が多い証券会社では、国内株式・海外株式の多様な投資商品を選べます。
投資のリスクを分散させるために、幅広い商品を扱っている証券会社を選ぶことが望ましいです。
3.情報の取得しやすさで選ぶ
投資家にとって、最新の市場情報や企業情報を手に入れることが重要なため、「情報の取得しやすさ」も証券会社の選び方で必要なポイントです。
証券会社によって提供される研究レポートやアナリストのレポートが異なります。
こうした業績予測や業界情報、経済指標などの情報が充実していると、株式投資初心者の方も自分で収集する必要がなく安心です。
また、証券会社で取引ツールやスマホアプリが準備されていると、情報収集や画面操作がやりやすく、続けやすいです。
STEP5:株価・チャートの見方
「株価・チャートの見方」も投資家が株式投資を行う上で必要なスキルになります。
- 株価:市場で取引される株式の価格
- チャート:株価の推移を時系列で可視化したもの
チャートを読み解くと、過去の株価の動きやトレンドを把握でき、将来の株価を予想する手がかりを得ることが出来ます。
また株価情報を用いて、”移動平均線“や”ボリンジャーバンド“などのテクニカル指標をチャートに追加することで、より効果的な投資判断が出来るようになります。
STEP6:株式投資のスタイルや注文方法
「株式投資のスタイルや注文方法」は複数あるので、それぞれイメージを押さえておきましょう。
株式投資のスタイルは主に以下があります。
- バリュー投資:株価が割安な銘柄への投資を目指す
- デイトレード:1日の内に売買を行い、短期的な利益を追求する
- スイングトレード:取引を2、3日から数週間の短い期間で行う
また、株式投資を行う際には、さまざまな注文方法が利用できます。
成行注文 |
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指値注文 |
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逆指値注文 |
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自分の投資目的やリスク許容度に応じて、適切な投資スタイルや注文を選ぶことが大事です。
株式投資の勉強におすすめの本・サイトを7つ紹介
「株式投資の勉強におすすめの本・サイト」を紹介していきます。
株式投資の勉強を始める方はぜひ参考にしてみてください。
1.おすすめ本「世界一やさしい株の教科書1年生」
「世界一やさしい株の教科書1年生」は株式投資初心者向けの入門書です。
初心者にも分かりやすい言葉遣いと豊富なイラストで、株式投資の基礎知識を解説しています。
投資の基本概念や株式市場の仕組み、株価の決定要因など、初心者が知っておくべきポイントを丁寧に説明しているので、株式投資の初歩を学びたい方に最適です。
また、投資戦略やリスク管理、テクニカル分析・ファンダメンタル分析の基本的な内容もカバーしており、投資初心者が投資スタイルを検討するための土台となります。
2.おすすめ本「7日でマスター株チャートが面白いくらいわかる本」
「7日でマスター株チャートが面白いくらいわかる本」は株式投資におけるチャート分析を効果的に学べる一冊です。
株価チャートの種類やパターン、テクニカル指標の使い方などが丁寧に解説されており、初心者でも読みやすいです。
そのため、株式投資における基本的なチャートの動きがわかるようになるので、勘に頼らない投資判断が出来るようになります。
3.おすすめ本「マンガでわかる最強の株入門」
「マンガでわかる最強の株入門」は、株式投資の基本知識をマンガ形式で楽しく学べる一冊です。
主人公が株式投資でやってしまうミスから、株式投資の知識やスキルを身につけていくストーリーで、具体的なイメージを持ちながら読むことが出来ます。
マンガだけでなく、文章による解説パートもわかりやすく充実しているので、株式投資の基本知識を詳細に学べます。
4.おすすめアプリ「株初心者説明書-やさしい投資入門」
「株初心者説明書-やさしい投資入門」は、スマートフォンで手軽に学べる株式投資の入門アプリです。
初心者が株式投資について学ぶ際に重要な基本知識やテクニックなどを段階的に学べます。
また、クイズ形式で知識を確認できる項目もあり、楽しみながら学習が進められます。
手軽にいつでもどこでも勉強できるので、通勤や休憩時間など、空き時間を利用して投資の知識を身につけられます。
5.おすすめアプリ「株たす」
「株たす」は、株式投資シミュレーションアプリです。
リアルタイムの株価情報を利用して、実際の株式市場を再現した環境で投資の練習ができます。
「株たす」では、仮想通貨を使用して株式投資の取引を行い、市場の変動や投資戦略を学べる点が魅力です。
初心者にも分かりやすく、リスクなく投資の基本を学べる点が特徴で、ランキング機能を使って他のユーザーと競い合いながら投資スキルを磨けます。
アプリ内のチャートやニュース機能を活用すると、テクニカル分析やファンダメンタル分析の練習も出来ます。
6.おすすめサイト「Udemy」
「Udemy」は、オンラインでさまざまな分野のスキルを学べる大規模な学習プラットフォームです。
世界中の専門家によって作成された膨大な数のコースが提供されており、“株式投資”に関するコースも多く用意されています。
投資の基本知識や戦略、リスク管理、テクニカル分析、ファンダメンタル分析などテーマ別に作成されているので、自分の勉強したい内容に沿って学習できます。
Udemyについては以下の記事で体験談を紹介しているので参考にしてみてください。
Udemyおすすめ「株式投資初心者向け日本株スイングトレードマスターコース」
「株式投資初心者向け日本株スイングトレードマスターコース」はテクニカルトレードの基礎知識と注意点を学べるコースです。
チャート分析や投資戦略の考え方を実践的な内容でわかりやすく解説しているので、これから実際に取引しようと思っている方におすすめです。
7.「スタビジ」や「スタアカ」で株データ分析について学ぶ
手前みそながら本メディアでも「株分析に関する記事」を投稿しています。
Pythonを用いて株価データの取得や機械学習による予測を行う方法を説明しています。
データ分析という目線で株式投資を勉強してみたい方は参考にしてみてください。
またそこから一歩踏み込んで株価予測のスコアを算出して分析コンペに出てみたり実践的な内容を学んだりしたい人は当メディア運営の「スタアカ」の「14.株価予測コース」がオススメ!
公式サイト:https://toukei-lab.com/achademy/
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【オススメ度】 | |
【サポート体制】 | |
【受講形式】 | オンライン形式 |
【Pythonの学習範囲】 | データサイエンスを網羅的に学ぶ 実践的なビジネスフレームワークを学ぶ 実際に実データを使った様々なワークを行う |
株価予測以外にも、ウォルマートのデータを使って商品の予測分析をしたり、実務で使うことの多いGoogleプロダクトのBigQueryを使って投球分析をしたり、データサイエンティストに必要なビジネス・マーケティングの基礎を学んでマーケティングプランを作ってもらったりする盛りだくさんの内容になってます!
・株価予測のコンペに挑戦
・BigQuery上でSQL、Google Colab上でPythonを使い野球の投球分析
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・ビジネス・マーケティングの基礎を学んで実際の企業を題材にしたマーケティングプランの策定
ぜひスタアカを利用して株式投資にデータ分析を活かしていってください!
株式投資の注意点3つ
「株式投資の注意点」もしっかり勉強しておきましょう。
株式投資の注意点は、以下の3つです。
1.換金時の為替レートの変動による為替差損がある
2.損切りのルールを決めておく
3.分散投資でリスクを抑える
1.換金時の為替レートの変動による為替差損がある
株式投資の勉強では「為替差損」について押さえておきましょう。
“為替差損”とは、外国通貨建ての資産や取引を行う際に、為替レートの変動によって生じる損失のことです。
例えば、以下の状況の場合、為替差損が発生します。
1.100ドルの外国株を、当時の相場1ドル:100円で両替して購入
2.購入した株が120ドルになる
3.外国株を売却、円に両替したところ、その時の相場が1ドル:80円
4.結果として4万円(100万円-96万円)の為替差損が発生
上記のように換金時に為替レートが不利に動くと、為替差損が生じる可能性があります。
為替リスクを理解し、適切なリスク管理を勉強し実施することが大切です。
2.損切りのルールを決めておく
株式投資の注意点として下がり目の企業の株を持ち続け損失が大きくなってしまうことがります。
そのため、株式投資では、損失を最小限に抑えるために、「損切りのルールを決めておくこと」が大切です。
株価が一定の損失ラインを下回った場合には売却するなどのルールを設定し、感情に流されず冷静な判断ができるようにすると損失を抑えられます。
損切りのルールは、主に以下です。
固定額を利用した損切りルール | あらかじめ決められた金額の損失が発生した場合に損切りを実行するルール シンプルでわかりやすい一方、株価の変動幅や個別銘柄の特性に応じた柔軟性がない |
パーセンテージを利用した損切りルール | 株価が購入価格から一定の割合だけ下落した場合に損切りを実行するルール 株価水準に応じて柔軟に損切り額が変動する一方、値動きが激しい株には不向き |
移動平均線を利用した損切りルール | 投資家は株価が特定の移動平均線を下抜けした場合に損切りを実行するルール トレンド転換のタイミングで損切りを行うため、効果的な損切りポイントを見極めやすい一方、適切なルール設定が難しい |
3.分散投資でリスクを抑える
株式投資をする際は1つの銘柄に絞って投資をせず、「分散投資」を勉強してリスクを抑えましょう。
分散投資で以下のリスクや問題点を抑えられます。
投資リスクが集中する | 資金を限られた銘柄や業種に投資することで、その銘柄や業種に問題(企業の業績や経営陣の問題、規制変更など)が発生した際に、ポートフォリオ全体大きな損失が及ぶ可能性が高くなる |
市場全体の動きに左右されやすくなる | 特定の市場や業種に過度に偏ったポートフォリオを持つことで、市場全体の動きや経済状況の変化に対して脆弱になる |
機会損失 | 資金が一点に集中しているため他の銘柄や業種で利益が出ている場合でも、それを活用できず、機会損失が生じる可能性がある |
分散投資を行うことで、一部の銘柄が大きく下落しても、全体の損失を最小限に抑えることが出来ます。
株式投資の勉強 まとめ
今回は、株式投資初心者におすすめの勉強法を紹介しました。
株式投資初心者におすすめの勉強手順は、以下の通りです。
1.自分の学習度合いを把握する
2.株式投資に関連する用語の意味・仕組みを書籍で学ぶ
3.投資・取引方法や証券会社の選び方を学んで取引を始める
4.株式投資の分析方法を学ぶ
株式投資では、必ずリスクとリターンの関係が存在します。
初心者の方が何も勉強をせずに株式投資を始めてしまうと、大きく損をする可能性が高いです。
そのため、投資スタイルや注文方法などをよく理解し、リスクにも対応できるように十分に時間を勉強してから始めましょう。
株価予測に重要な分析力を高めるには以下の記事を参考にしてみてください!
お金について学べる本を以下にまとめているので、参考にしてみてください。
また株式投資に近いジャンルの仮想通貨について以下にまとめているので興味がある方はチェックしてみてください。