こんにちは!
消費財メーカーでデジタルマーケターやってるウマたん(@statistics1012)です!
いきなり本題!
デジタルマーケティングとWebマーケティングの違いってなに!?
そう、この2つのワードって違いが分かりにくいんですよねー!
僕自身は、自分のことをデジタルマーケターと名乗っていますが、時と場合によってはWebマーケターと名乗ることもあります。
この記事では、分かりずらいデジタルマーケティングとWebマーケティングの違いについて見ていきたいと思います。
目次
デジタルマーケティングとWebマーケティングのトレンド
まずは、デジタルマーケティングとWebマーケティングのトレンド遷移をGoogleトレンドで見ていきましょう!
Googleトレンドは、Googleの検索ボリューム遷移が時系列で可視化できる便利なツール!
期間は2005年1月1日~2019年6月1日。
これを見てみると面白い。2010年ごろまではWebマーケティング優勢で、一部のスパイクポイントはあるもののデジタルマーケティングはほぼ検索されていません。
2010年ごろからWebマーケティングの検索ボリュームが下がり始め、デジタルマーケティングがジワジワと上がってきています。
2015年ごろになると両社のボリュームがほぼ一緒になり、一旦はWebマーケティングが優勢になるも、その後はほぼ同ボリュームで推移していますね。
やはりデジタルマーケティングという言葉は2014年ごろから徐々に認知され始めているんですね。
デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い
先ほどのトレンドを見てみると分かる通り、元々Webマーケティングという言葉が元々あって、そこにデジタルマーケティングという言葉が徐々に聞かれるようになってきました。
そもそもWebマーケティングというのはその名の通り、Webの台頭によって使われるようになった名称なんです。
2000年ごろからインターネットが普及して様々なWebサービスが作られ世の中にあふれてきました。
それらに対するマーケティングを、従来のマーケティングと対比してWebマーケティングと呼ぶようになったんです。
そして、2010年ごろからスマホのネイティブアプリが台頭し始め、数々のSNSが普及。最近ではアレクサなどのスマートデバイスやIOTの流れが促進しはじめ、Webの世界で完結しない顧客体験が始まっています。
それに伴ってWebマーケティングではなく、より広義なデジタルマーケティングという言葉が使われるようになってきました。
ただ、今現在もWebマーケティングとデジタルマーケティングの違いは微妙で境目や定義がはっきりしているわけではありません。
そのため、個人的にはほぼ同義として考えてしまって、時と場合によって使い分けるほうがよいでしょう!
これからはデジタルマーケティングに集約する?
さて、これから10年・20年と時代が進んだ場合、Webマーケティングという言葉は淘汰されデジタルマーケティングという言葉に集約していくのでしょうか?
個人的には、そもそもデジタルを通したマーケティングが当たり前の時代になると、デジタルマーケティングという言葉自体無くなり、1周まわってマーケティングという言葉に戻ってくるのではないかと考えています。
結局、Webやデジタルは手段であってマーケティングという根幹の考え方は普遍なんですよね。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い まとめ
Webマーケティングをより広義にとらえたモノがデジタルマーケティングであり、スマートデバイスやIOTが普及しスタンダードになっていくこれからの世の中では、「Webマーケティング」よりも「デジタルマーケティング」という言葉の方がメジャーになっていくでしょう!
ただ、そんな「デジタルマーケティング」が当たり前になると一周まわって結局のところ「マーケティング」に集約するのではないかと。
こちらにデジタルマーケティングを勉強するのにオススメの本をまとめているのでもし興味があればご覧ください!