こんにちは!消費財メーカーでWebマーケティングを担当しているウマたん(@statistics1012)です!
Webマーケティングと言われても色々な仕事があって具体的なイメージが湧かないですよね!
そこで!この記事では、Webマーケティングの仕事内容に関して具体的にまとめていきます!
目次
Webマーケティングの仕事領域
Webマーケティングは、Webを使ったマーケティング。
ステップは3つあると思っています。
・集客
・価値体験
・ロイヤル化
集客
まずは、お客さんを集めるところ。
これはオウンドメディアを作ってそこに広告、SEO、SNSで集客するのが王道です。
ただ、オウンドメディアに連れてくることだけが集客ではありません。例えばバズフィードのようにオウンドメディアではなくSNSなどのアーンドメディア内で顧客との接点を気付きブランディングを確立する方法もあります。
とにかく顧客との接点を作り込んでどうやって顧客を連れてくるか。どれだけ素晴らしい価値を提供していても集客が出来なければ元も子もありません。
集客スキルはWebマーケターの必須スキルです。
SEO
集客の手段はいくつかありますが、その中でもSEOの知識は非常に重要なスキル。
SEOが上手くワークすれば、お金をかけることなく見込み客を自分のサイトに連れてくることができるんです。
しかし、年々SEOは厳しくなってきています。
SEO領域に力を入れる企業・個人が多くなってきたこと、日々Googleのアップデートが走り順位が変わること。
最近だとEAT(専門性・権威性・信頼性)をしっかり作り込むことが大事。
SEOは極論、お客さん視点でコンテンツを作り込むことに尽きるんです。
SEOの勉強ロードマップについては以下の記事で非常に詳しく解説していますので是非チェックしてみてください!
広告
広告と一口に言ってもリスティング広告・ターゲティング広告・SNS広告などの種類があり、その中でも様々なメニューがあります。
また、広告の中でも広告を実際に運用していく仕事・クリエイティブを作る仕事・広告を実際に行ったり成果をトラックする仕組みを作る仕事(タグの管理)があります。
SNS
SNSはファンを増やすのに非常に重要なツールです。SNS運用の中でもネイティブ投稿と広告に分かれます。
SNSの広告では、ユーザーのターゲティングがしやすいことが特徴。
価値体験
さて、集客のあとは、連れてきたお客さんにどのような価値体験を提供するか。
ここで重要になってくるのが、サイト内接客・レコメンドなどの運用だったり、UI・UX設計、アクセス解析のスキルです。
サイト内でいかにお客さんが気持ちよく体験できるかがWebマーケターの腕の見せ所ですね。
UI/UX設計
ここでは、お客さんにいかに良い体験をしてもらうかを考えコンテンツを作り込むことになります。
お客さんに提供したい価値は何なのかをしっかり考えた上で、Webサイトを作るのかアプリケーションを作るのか。
顧客とのコミュニケーションをする上での重要な場の設計になりますのでWebマーケティングの根幹と言っても過言ではありません。
アクセス解析
自社のオウンドメディアに来てくれたお客さんがどのような行動導線をたどっているか、本当に提供したい価値は提供できているかを測ることができるのがこちらのアクセス解析になります。
アクセス解析はGoogleアナリティクスとAdobeアナリティクスの2強ですが、より詳細なアクセス解析を行うならAdobe アナリティクスの方をオススメします。
ロイヤル化
さて、集客して価値を提供することで新規のお客さんになってもらった後は、そのようなお客さんにいかに再来訪してもらいロイヤル化していくかが重要になります。
そこで重要なのは、CRM。メールやLINEを使い既存顧客とコミュニケーションを図り、クーポンや施策を通してリレーションを高めていく。
ここでは、DMPなどのデータベース理解、顧客データ分析・データ集計のスキルも重要になってきます。
詳細の設計はエンジニアの方に任せておいて良いかもしれませんが、ある程度データを扱えるWebマーケターになっているべきです。
CRM
CRMはカスタマーリレーションシップマネジメントの略。
CRMの手段はメール・LINE・サイト内接客など様々ですが、忘れてはいけないのはお客さんにどんな価値を提供していくかの全体設計。
お客さんにどんな価値を提供して、お客さんをどんな状態にしたいのか。その上で様々な手段があるわけです。
DMP
DMPは、データマネジメントプラットフォームの略であり、行動ログデータ・購買データ・デモグラデータなど各種データが統合されたプラットフォームのことを指します。
データベースの構造理解とデータベースからデータをどのように抽出すればよいかなどのスキルが必要になってくると思います。
Webマーケティングの仕事を行う上で必要なスキル
Webマーケターの仕事内容について簡単に見てきましたが上に挙げた全てのスキルを網羅していないといけないわけではありません。それらはWebマーケターとして実務をこなしていくことで徐々に身についていきます。
ここでは、Webマーケターになる前に持っておくべき必要なスキルについて見ていきます。
目標設定
Goalを明確に設定する能力は非常に重要です。ある施策を行う上でも、広告運用・SEO対策を行う上でも目標・計画がないと後で振り返ることができません。
目標を設定する上ではSMARTという指標を基準に照らし合わせておきましょう。
SMARTは以下の頭文字を表しています。
Specific(明確であるか)
Measurable(測定可能であるか)
Achievable(達成可能であるか)
Related(ビジョンとの関連性はあるか)
Time-bound(期限は決まっているか)
目標は明確であり後から振り返られるように測定可能であり、達成可能であるか。そして大局的に目指す方向と関連性はあるか、期限は決まっているか。
マーケティングの基礎知識
マーケティングの基礎知識に関してはある程度持っておくべきでしょう。
マーケティングの本質は、「お客さんにどのようにどんな価値を提供するか」。そこが分かっていないと本質的な部分が欠けてしまいます。
Webマーケティングを行っていると、手段の目的化が起こってしまい、本来達成したい目的を見失ってしまうことがありがちです。
本当に達成したかった目的はなんだっけ?と振り返るようにしましょう。
マーケティングの基礎知識を身に付ける上では以下の書籍がオススメです。
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手前味噌ですが、私自身がWebマーケティングを体系的に学べるストーリーを書籍としてまとめています。
おばあちゃんがWebマーケティングを駆使して雑貨屋を立て直していくストーリー。
Webマーケティングの全体感をつかむためにまず最初に読んで欲しいです。
価格は300円ちょっとですし、Kindle unlimitedであれば無料で読めるのでぜひチェックしてみてくださいね!
数字に対して苦手意識がない
Webマーケティングの仕事では、数字を扱うケースが多いです。
広告運用・アクセス解析・データ集計などの業務では、もろ数字を扱いますので、数字に対して苦手意識を持っていると厳しいです。
高等数学が使えるような必要はありませんが、数字に対する苦手意識はなくしておくと良いでしょう。
より高度な数学を勉強すると応用できる範囲は増えるのでもし興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。(僕のバックグラウンドが統計なので、統計に関する数学書籍をまとめています)
Webマーケティングの将来
Webマーケティングの将来は、長期的に見ても明るいと考えています。
広告費を見てもWeb広告は毎年伸びており、逆に他のメディア媒体の広告費は落ちてきています(以下参照)。
(引用:2018年 日本の広告費)
ただWebというのはマーケティングの1つの手段であるということは忘れないようにしましょう。
Webマーケティングの将来性に関してはこちらの記事にまとめています!
Webマーケティングの仕事内容 まとめ
Webマーケティングの仕事内容をまとめてきました!
Webマーケティングの仕事内容は非常に幅広いんです。
Webマーケターの中でもどれかの領域のスペシャリスト的な人間になるのか、全体を見ながら方向性を決めていくジェネラリスト的な人間になるのかでキャリアの描き方は変わってきます。