こんにちは!スタビジ編集部です!
近年のAI技術の発展から「AIの資格を取得してAIスキルを活かした企業へ就職・転職したい」という方が増えています。
そんなデータ分析を勉強する人の中で下記のような意見を聞くことがあります。
今回は上記のようにAIの資格についてよく知らない方に向けて、AI資格を取得するメリットを解説します。
・AI資格を取得するメリットは?
・AI資格が活かせる3職種を紹介
・AI資格を職種別に13選紹介
・AI資格を取得する際の学習方法
目次
- AI資格を取得するメリットは?
- AI資格が活かせる3職種を紹介
- AI資格を職種別に13選紹介
- 1.AIエンジニア:「画像処理エンジニア検定」
- 2.AIエンジニア:「Professional Data Engineer」
- 3.AIエンジニア:「AI-102: Designing and Implementing a Microsoft Azure AI Solution」
- 4.AIエンジニア:「Ai人材検定 for Business / Engineer」
- 5.データサイエンティスト:「AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals」
- 6.データサイエンティスト:「AI実装検定」
- 7.AIエンジニア・データサイエンティスト:「AWS Certified Machine Learning – Specialty」
- 8.AIエンジニア・データサイエンティスト:「統計検定」
- 9.AIエンジニア・データサイエンティスト:「Python3エンジニア認定データ分析試験」
- 10.AIエンジニア・データサイエンティスト:「データサイエンティスト検定」
- 11.AIエンジニア・データサイエンティスト:「G検定・E検定」
- 12.AIプランナー「人工知能プロジェクトマネージャー試験」
- 13.AIエンジニア・AIプランナー:「基本情報技術者試験」
- AI資格を取得する際の学習方法3つ
- 1.自分が求める職種から取得したいAI資格を決める
- 2.サービスやサイトでAIを学ぶ
- 3.書籍や参考書で学習する
- AI資格 まとめ
AI資格を取得するメリットは?
AI資格を持っていてもあまり意味ないでは?と思う方も多いです。
しかし、「AI資格を取得する意味」は大いにあり、以下のようなメリットがあります。
・就職時にAI資格のスキルをアピールできる
・市場規模の拡大が予想されAI技術を持つ人が重宝される
それぞれ見ていきましょう。
就職時にAI資格のスキルをアピールできる
就職時にAIに関連したスキルがあるかどうかを、「AI資格によってアピール」できます。
AI資格を持っていると、AIに関するスキルやAIへの関心の有無が判断でき、企業に評価してもらえることがあります。
実務経験がなくても、資格を取得していることで企業にポテンシャルを認めてもらえる可能性があるので、AI資格を取得するメリットとなります。
市場規模の拡大が予想されAI技術を持つ人が重宝される
AIの市場は、年々規模が拡大しており、AI技術の需要も増大することが予想されています。
“株式会社アイ・ティ・アールの調査“によると、AI市場の売上が2019年の400億円から2025年に予測値で1,200億円まで増大すると予想されています。
市場規模の成長率が高く、今後さらに多くの場面でAIに関する知識やスキルを持つ人が求められます。
そのため、AI資格を取得して、AI技術を身につけていくことで市場価値の高い人材になることが出来ます。
AI資格が活かせる3職種を紹介
「AI資格が活かせる職種」について見ていきましょう。
AI資格を取得することでメリットになる職種は、以下の3つです。
1.AIエンジニア
2.データサイエンティスト
3.AIプランナー
それぞれ特徴を解説していきます。
1.AIエンジニア
「AIエンジニア」とは、AIを使うシステムの開発や保守、運用、プログラムの実装などを行う職種です。
AIエンジニアは求められるスキルや知識が多く幅広いため、どういったことが出来るのかアピールすることが重要になります。
そのため、AI資格を取得してプログラミングや機械学習、データ処理など現場で使えるスキルを証明できると、転職の際に有利になります。
2.データサイエンティスト
「データサイエンティスト」とは、膨大なデータの中から価値のあるデータを分析・抽出してビジネスに活用する職種です。
数学や統計学、プログラミング、機械学習などの専門知識が必要なため、AI資格を取得すると、データサイエンティストとしてのスキルを高められます。
データサイエンティストに関係するAI資格は多いので、自分にあった領域から資格取得を目指していきましょう。
データサイエンティストになるための勉強法は以下の記事でまとめています!
3.AIプランナー
「AIプランナー」とは、AIを利用してタスクやプロジェクトの管理・実行を行い、時間やコストなどのリソースを最適化させてビジネスをサポートする職種です。
実際に手を動かすことは少ないですが、クライアントや開発メンバーとのコミュニケーションの中で、AIやデータサイエンスに関する知識を求められる場面が多いです。
クライアントの要望を聞き取りながら、プロジェクトを効率的に管理する必要があるため、AI資格で知識を習得しておくとより活躍できます。
AI資格を職種別に13選紹介
AI資格は具体的にどんな資格があるのか見ていきましょう。
職種ごとにおすすめの資格を紹介していきます。
1.AIエンジニア:「画像処理エンジニア検定」
「画像処理エンジニア検定」は、公益財団法人のCG-ARTS協会が主催する画像処理に関するスキルを証明する資格です。
画像処理エンジニアの試験内容は、以下の通りです。
出題内容 | ベーシック:画像処理の基礎知識が問われる エキスパート:画像処理の専門知識と応用力が問われる |
出題形式 | マークシート方式 ベーシックの試験時間:60分 エキスパートの試験時間:80分 |
受験料 | ベーシック:5,600円 エキスパート:6,700円 |
開催日 | 年2回(7月・11月頃) |
難易度 | ベーシック:中程度(合格率は60〜70%) エキスパート:やや高い(合格率は20〜40%) |
試験は、マークシート方式で行われます。
ベーシックは画像処理に関する基礎的な理解とプログラミングの知識を問う内容で合格率も60~70%と中難易度の試験になります。
一方、エキスパートに関しては画像処理の専門知識とソフトウェアやハードウェア、システム開発の知識まで問われるため、範囲が広くやや難易度は高いです。
2.AIエンジニア:「Professional Data Engineer」
「Professional Data Engineer」とは、Google Cloudの認定資格の一つでGoogle Cloud Platform上でのデータ処理システムを設計、構築、展開、保守のスキルを証明する資格です。
推奨される経験として業務経験3年以上(Google Cloudを用いたソリューションの設計・管理経験が1年以上)となっていますが、誰でも受験することが出来ます。
資格の有効期限は2年間で、試験概要は以下の通りです。
出題内容 | 機械学習を用いたデータ活用やデータ処理システムスキルが問われる |
出題形式 | 多肢選択式(50問) 試験時間:120分 |
受験料 | 200ドル |
開催日 | 好きな日時を選択できる(オンライン試験 or テストセンター) |
難易度 | 高い(合格率は非公開) |
Professional Data Engineerは下記の4つの分野それぞれで専門的な知識が必要になるため高難易度の試験となります。
・データ処理システムの設計
・データ処理システムの構築と運用化
・機械学習モデルの運用化
・ソリューションの品質の確保
GCPの資格試験については下記で詳しく解説しています。
3.AIエンジニア:「AI-102: Designing and Implementing a Microsoft Azure AI Solution」
「AI-102」とは、Microsoftが主催するMicrosoft Azure上でAIソリューションを設計・実装するための認定資格です。
Azure上での機械学習、自然言語処理、コンピュータビジョンなどを行い、ビジネスでのニーズに合うAIソリューションを開発するスキルが求められます。
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | Azure上でのデータの前処理、モデルのトレーニングとデプロイ、モデルの監視と保守、エンドツーエンドのソリューションの設計と実装などに関する知識とAzureに関連するサービスの知識が問われる |
出題形式 | 多肢選択式(50問) 試験時間:120分 |
受験料 | 21,103円 |
開催日 | 好きな日時を選択できる(オンライン試験 or テストセンター) |
難易度 | やや高い(合格スコア700以上(合計1000)) |
下記の内容が試験範囲となるため、AIソリューションについて満遍なく理解している必要があり、難易度はやや高めとなります。
・Azure AI ソリューションを計画し管理する
・画像およびビデオ処理ソリューションを実装する
・自然言語処理のソリューションを実装する
・ナレッジ マイニング ソリューションを実装する
・会話型 AI のソリューションを実装する
4.AIエンジニア:「Ai人材検定 for Business / Engineer」
「Ai人材検定 for Business / Engineer」とは、自社のデータを活用できる人材やAIの学習・データ解析する人材のスキルが測れる資格です。
株式会社アイデミーが主催しており、以下の2つの試験が提供されています。
・AIの初学者・ビジネスパーソン向け:Ai人材検定 for Business
・エンジニア向け:Ai人材検定 for Engineer
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | Ai人材検定 for Business:AIや機械学習の教養・リテラシーに関するスキルが問われる Ai人材検定 for Engineer:AIの入門から応用的なディープラーニング領域・Pythonを用いたデータ操作能力が問われる |
出題形式 | Ai人材検定 for Business:試験時間40分で60問 Ai人材検定 for Engineer:試験時間180分で110問 |
受験料 | 非公開 |
開催日 | 好きな日時を選択できる |
難易度 | Ai人材検定 for Business:中程度 Ai人材検定 for Engineer:やや高い |
Ai人材検定 for BusinessはAIや機械学習の基礎知識を問う内容で難易度は中程度となります。
Ai人材検定 for Engineerの方はAIや機械学習の発展的な知識から、実際のPythonでの実務スキルも問われるので難易度はやや高めになります。
受験料など試験の詳細については非公開になっているので受験する場合は、株式会社アイデミーに問い合わせが必要になります。
5.データサイエンティスト:「AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals」
「AI-900」とは、Microsoftが提供するAzureに関する機械学習とAIの基礎知識を測る認定試験です。
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | 機械学習と人工知能の概念と、関連するMicrosoft Azureサービスの基礎知識が問われる |
出題形式 | 多肢選択式(35~40問) 試験時間:45分 |
受験料 | 13,200円 |
開催日 | 好きな日時を選択できる(オンライン試験 or テストセンター) |
難易度 | やや易しい(合格スコア700以上(合計1000)) |
AI・機械学習の概要とそれに関係するAzureのサービスの機能についての試験で、試験範囲も広くないので難易度はやや易しいレベルになります。
6.データサイエンティスト:「AI実装検定」
「AI実装検定」とは、ディープラーニングの実装スキルと知識を判定する試験です。
AIの実装力だけでなく、画像処理をメインとする実践スキルや事前言語処理、有名モデルの実装などさまざまなスキルが身につきます。
出題内容 | AIに関連する知識・実装力が問われる |
出題形式 | 試験時間:60分 |
受験料 | 33,000円 |
開催日 | 好きな日時を選択できる |
難易度 | やや高い(合格基準:70%) |
レベルが高い順番からS級・A級・B級の3つの難易度があります。
S級は自然言語処理の分野とディープラーニングの分野からそれぞれ応用的な実装問題が出題されており、専門的でかなり難しいです。
A級はディープラーニングの基礎知識とそれに関するプログラミング・数学がスキルを問う内容で、実践的な知識を求められるので、難易度はやや高めです。
B級はAIの入門レベルの内容なので易しめです。
S級はかなり実装スキルを求められる分、合格できればかなり自信につながるので是非目指してみてください。
7.AIエンジニア・データサイエンティスト:「AWS Certified Machine Learning – Specialty」
「AWS Certified Machine Learning – Specialty」とは、AWSが主催する機械学習を用いた課題解決・機械学習を実装するAWSに関する知識、AWSの運用知識を認定する試験です。
推奨される経験として、1〜2年のAWSクラウドの機械学習サービスの経験、機械学習のアルゴリズムに関する知識や運用経験があげられます
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | 機械学習を用いた課題解決、AWSの知識が問われる |
出題形式 | 複数選択と複数応答(65問) 試験時間:180分 |
受験料 | 33,000円 |
開催日 | 好きな日時を選択できる(オンライン試験 or テストセンター) |
難易度 | 高い(合格スコア750以上(合計1000)) |
試験は以下の分野で出題されます。
・データエンジニアリング
・探索的データ分析
・モデリング
・機械学習の実装とその運用
機械学習に関する専門的な内容が多く、AWSの機能や実装の知識も必要なため難易度は高いです。
8.AIエンジニア・データサイエンティスト:「統計検定」
「統計検定」は、統計質保証推進協会が実施する統計に関する知識と活用力を認定する試験です。
統計検定は、1級・準1級・2級・3級・4級に分けられ、個々のレベルに応じて試験を受けられます。
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | 統計学の知識・活用力が問われる |
受験料 | 1級:6,000円 準1級:8,000円 2級:7,000円 3級:6,000円 4級:5,000円 |
開催日 | 準1級~4級:好きな日時を選択できる(テストセンター) 1級:年1回(2023年は11月19日(日)) |
難易度 | 1級:高め 準1級:やや高め 2級:やや高め 3級:中程度 4級:やや易しい |
試験としては統計学の知識とその応用力について問われ、AIエンジニアやデータサイエンティストの方は是非取っておきたい試験です。
試験のレベルは4級は統計的な入門レベルの内容ですが、1級になると実践を想定した高度な分析力を求められるため、級によってかなり違います。
統計検定については下記に勉強記事をまとめているので、受けてみたい級があったら参考にしてみてください。
9.AIエンジニア・データサイエンティスト:「Python3エンジニア認定データ分析試験」
「Python3エンジニア認定データ分析試験」は、Pythonエンジニア育成推進協会が主催するPythonと数学の基礎知識、実践的なデータ分析スキルを評価する試験です。
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | Pythonと数学の基礎知識・データ分析スキルが問われる |
出題形式 | CBT方式の選択式(40問) 試験時間:60分 |
受験料 | 一般価格:11,000円・学生価格:5,500円 |
開催日 | 好きな日時を選択できる(テストセンター) |
難易度 | 中程度(正答率70%以上) |
データ分析の基礎とそれに関係するPythonのライブラリについての試験で難易度としては中程度になります。
データ分析の勉強を始めたばかりの人におすすめです。
試験内容や勉強方法については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
10.AIエンジニア・データサイエンティスト:「データサイエンティスト検定」
「データサイエンティスト検定リテラシーレベル(DS検定)」は、データサイエンスの知識とスキルを評価するための試験です。
試験概要は以下の通りです。
問題形式 | 選択式問題 |
問題数 | 90問 |
試験時間 | 90分 |
試験方式 | CBT方式 |
費用 | ・一般:10,000円 ・学生:5,000円 |
試験日程 | (予定) 第4回:2023年6月3日(土)~2023年6月25日(日) 第5回:2023年11月11日(土)~2023年12月3日(日) 第6回:2024年3月上旬~下旬 |
難易度 | 中程度 |
この試験を通してデータサイエンティストに必要な”データサイエンス力”・”データエンジニアリング力”・”ビジネス力”それぞれの基礎的な実務能力や知識、それらに関するリテラシーを身につけられます。
試験勉強については以下の記事で解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
11.AIエンジニア・データサイエンティスト:「G検定・E検定」
「G検定」・「E検定」は、日本ディープラーニング協会が主催するディープラーニングの知識と活用スキルを認定する試験です。
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | G検定:ディープラーニングの基礎的な知識と活用力が問われる E検定:ディープラーニングの実装スキルが問われる |
出題形式 | 選択式(G検定:226問・E検定:108問) G検定・E検定の試験時間:120分 |
受験料 | G検定:一般価格:12,000円・学生価格:5,000円 E検定:一般価格:30,000円・学生価格:20,000円 |
開催日 | 好きな日時を選択できる(テストセンター) |
難易度 | G検定:中程度(合格率:68%以上) E検定67%:やや高い(合格率:67%以上) |
試験内容はそれぞれ以下のようになっており、G検定はデータサイエンティスト向けで、E検定はAIエンジニア向けの試験となっています。
- G検定:ディープラーニングの基本的な知識と適切に活用するスキルを認定する試験、データのリサーチや分析を行う方におすすめ
- E検定:ディープラーニングを実装する人材やエンジニア向けの試験、機械学習や開発や運用環境の問題解決を行う方におすすめ
G検定・E検定については以下の記事で勉強方法をまとめているので、参考にしてみてください。
12.AIプランナー「人工知能プロジェクトマネージャー試験」
「人工知能プロジェクトマネージャー試験」とは、AI構築全体の専門知識とAI構築できるスキルを持ち、組織のために目標設定・プロジェクトのマネジメントができる人材を目指す試験です。
試験概要は以下の通りです。
出題内容 | AI構築知識やディレクションスキル、マネジメントスキルが問われる |
出題形式 | 選択式(78問) 試験時間90分 |
受験料 | 18,700円 |
開催日 | 毎月1回開催 |
難易度 | 高い(合格基準は990点満点で85%程度の正答率) |
人工知能に関する知識のほかにプロジェクトマネージャーとしてのプロジェクト管理・開発スキルも求められるため試験範囲は幅広いです。
合格基準も85%程度の正答率が必要必要なので、難易度は高めの試験になります。
13.AIエンジニア・AIプランナー:「基本情報技術者試験」
「基本情報技術者試験」とは、独立行政法人の情報処理推進機構が主催するIT技術の基礎スキルを証明する資格です。
出題内容 | IT人材に必要な基本的な知識・技能が問われる |
出題形式 | 多肢選択式(マークシート式) 試験時間:科目A試験90分・科目B試験100分 |
受験料 | 5,700円 |
開催日 | 好きな日時を選択できる(テストセンター) |
難易度 | 中程度(合格率は22〜30%) |
科目A試験は用語などの知識が問われ、科目B試験では長文問題になります。
IT関する基本的な知識・技能が全般的に問われるため、試験範囲は広く難易度は中程度になります。
AI資格を取得する際の学習方法3つ
AI資格を取得する際の学習する流れについて紹介していきます。
学習は以下の順番で進めることをおすすめします。
1.自分が求める職種から取得したいAI資格を決める
2.サービスやサイトでAIを学ぶ
3.書籍や参考書で学習する
それぞれ詳しく解説していきます。
1.自分が求める職種から取得したいAI資格を決める
AI資格は、さまざまな種類があって出題内容も異なるため、「自分が求める職種から取得したい資格を選ぶ」必要があります。
まずはAIエンジニア・データサイエンティスト・AIプランナーの中から、どの職種で働くのか、どの職種で就職・転職を希望するのかを決めましょう。
次に希望の職種にあったAI資格から出題内容・難易度などを比較します。
中にはプログラミングや数学が必要とされたり、知識や職種経験が推奨されている資格があるため、自分の知識やスキルから勉強を始められると判断できるものを選びましょう。
2.サービスやサイトでAIを学ぶ
「AI資格についての知識やスキルがない」という方は、AIに関する内容を「サービスやサイトで勉強すること」をおすすめします。
動画コンテンツが提供されているサービスやサイトは、スマホがあればどこでも学習できるため、通勤や通学時、隙間時間に学習することができます。
サービスやサイトではAIに関する基礎的な知識から応用的な知識、実践的なスキルや手法なども幅広く学べるので、自分に合ったものを選んでいきましょう。
以下はAI勉強におすすめのサイトになります。
・Udemy
・スタアカ
Udemy
「Udemy」は、オンライン講座を提供する教育プラットフォームで、AIに関する講義も数多く展開されています。
難易度が分かれており、初級レベルは初学者でも理解できるようにわかりやすく解説
座学だけではなくハンズオン形式でレクチャーに沿ってコーディングをする講座もあるので、実践的なスキルも取得できます。
以下はAIプランナーやデータサイエンティストの方に向けたUdemyの講座になります
【初学者向け】データマネジメント入門!DX推進やAI 導入を支える重要な要素をDMBOKに沿ってみていこう!
【オススメ度】 | |
---|---|
【講師】 | ウマたん |
【時間】 | 1.5時間 |
【レベル】 | 初級 |
データ活用を推進するためには、データマネジメントが非常に重要になってきます。
そんなデータマネジメントを学ぶにはDMBOKという体系的な知識なのですが、なかなか難しいです。
そこで、そのDMBOKの内容をもとにデータマネジメントについて分かりやすく解説した講座になります。
全くの初心者でも理解できるように説明しているのでよければ是非目を通してみください!
その他、Udemyのおすすめ講座は以下の記事でまとめているので、チェックしてみてください。
僕自身が講師のUdemy講座に関しては以下の記事で限定クーポン(最大94%OFF)を配布しているのでチェックしてみてください!
スタアカ
公式サイト:https://toukei-lab.com/achademy/
「スタアカ」は当メディアが運営するスクールで、データサイエンティストの経験をふまえてエッセンスを詰め込んだサービスとなります。
【価格】 | ライトプラン:1280円/月 プレミアムプラン:149,800円 |
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【オススメ度】 | |
【サポート体制】 | |
【受講形式】 | オンライン形式 |
【学習範囲】 | データサイエンスを網羅的に学ぶ 実践的なビジネスフレームワークを学ぶ SQLとPythonを組みあわせて実データを使った様々なワークを行う マーケティングの実行プラン策定 マーケティングとデータ分析の掛け合わせで集客マネタイズ |
統計学や機械学習などの知識を動画を見ながら体系的に学ぶことが出来るため、AIエンジニアやデータサイエンティストの資格の準備としておすすめです。
・BigQuery上でSQL、Google Colab上でPythonを使い野球の投球分析
・世界最大手小売企業のウォルマートの実データを用いた需要予測
・ビジネス・マーケティングの基礎を学んで実際の企業を題材にしたマーケティングプランの策定
・Webサイト構築してデータ基盤構築してWebマーケ×データ分析実践して稼ぐ
また上記のようにPythonを使ったデータ分析のコースが充実しており、実践的なスキルを身につけることも出来ます。
またプレミアムプランでは24時間以内の質問対応と現役データサイエンティストによる複数回のメンタリングを実施します!
AIやデータサイエンスに興味があるけど、もっと詳しく知りたい方はぜひメンタリングで相談してみてください。
3.書籍や参考書で学習する
AI資格に関する細かな内容や試験の過去問・模擬試験の内容は、「書籍や参考書で学習すること」をおすすめします。
書籍や参考書ではイラストや画像を用いて初心者でもすぐに理解できる内容が含まれており、辞書としてわからない内容をすぐに調べたい時に活用できます。
試験に関する問題が充実しているものも多いので、試験での得点力を上げるときに利用していきましょう。
AIに関するおすすめ書籍を以下でまとめているので、良かったらチェックしてみてください。
AI資格 まとめ
今回は、おすすめのAI資格13選について紹介しました。
おすすめのAI資格を取得するための勉強方法は以下の通りです。
1.自分が求める職種から取得したいAI資格を決める
2.サービスやサイトでAIを学ぶ
3.書籍や参考書で学習する
AI資格で必要なスキル・知識は、希望する職種によって異なるため、出題内容を事前に確認することが大切です。
初心者の方がいきなり資格の勉強を始めると難しくて挫折する可能性があります。
まずはプログラミングや統計学、機械学習、ディープラーニングなどAIに関連する分野から勉強していきましょう。
AIの勉強方法について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
AIの資格を活かした仕事に「AIプランナー」があります。AIプランナーについては以下の記事をチェックしてみて下さい。
これからの時代に役立つ資格を以下の記事でまとめているので、こちらも参考にしてみて下さい。