こんにちは!スタビジ編集部です!
就職や転職、キャリアアップなどを考える際、気になってくるのが「資格」です。
ただ資格といっても様々な種類があり、どれを取ればよいか迷う方も多いかと思います。
今回は、このような悩みを持つ方に向けてこれからの時代に需要のある資格ランキングを10個紹介します。
・これからの時代に役立つ資格の特徴3つ
・資格取得におすすめ!需要のある資格ランキング10
・これからの時代に役立つ資格を取得するための独学勉強法
・これからの時代に役立つ資格を取得する資格の選び方3つ
・資格取得する際の注意点5つ
目次
これからの時代に役立つ資格の特徴3つ
「これからの時代に役立つ資格の特徴」はどんなものでしょうか。
役立つ資格の特徴は以下です。
1.需要が高い
2.業務独占資格である
3.将来性がある
それぞれ詳しく見ていきます。
1.需要が高い
これからの時代に役立つ資格の一つの特徴として、「需要が高いこと」があげられます。
需要が高い資格とは、社会や市場からの要求が多く、資格を持つことで就職や転職の際に有利に働きます。
例えば、IT業界ではプログラミングスキルやクラウド関連の資格の需要が高いです。
- Oracle Certified Professional:JavaやPythonなどの言語を使った開発能力を証明する資格
- Microsoft Certified Azure Developer Associate:Microsoft Azureを活用した開発・運用のスキルを証明する資格
そのため、需要のある資格を持つことで企業からの評価が高まり、キャリアアップのチャンスが増えます。
また、需要が高い資格は特定分野の専門知識が求められるため、自身のスキルアップにもつなげられます。
2.業務独占資格である
「業務独占資格」もこれからの時代もまだまだ役に立つ可能性が高い資格の特徴です。
業務独占資格とは、資格を持つ方だけが特定の業務を行うことが法律で認められている資格のことを指します。
例えば、”医師”や”弁護士”、”公認会計士”などの資格です。
業務独占資格は社会的な信頼性が高く、自身の専門性を証明することも出来ます。
一方で、取得には高度な専門知識と時間が必要となり、その分野に真剣に取り組む学習意欲が求められます。
業務独占資格の中には、今までの経歴に専門性がなくても努力次第で取得可能のものもあるので、総務省ページを参考に一度調べてみることをおすすめします。
専門性がある分、今後も活躍できることは間違いない!
3.将来性がある
「将来性がある資格」もこれからの時代に役立つ資格の特徴です。
将来性がある資格とは、資格が対象とする分野が今後の社会や市場で重要性を増していくと予想され、取得すると将来的に活躍の場が広がるものを指します。
例えばAIやデータ分析、サイバーセキュリティなどの分野は今後ますますその重要性が増していくと予想されており、下記のような関連する資格は需要が高くなります。
資格勉強をすることでその分野の知識を取得できるので、興味があって今後伸びそうな分野は資格勉強していきましょう。
資格以外にも社会人におすすめの勉強ジャンルを下記にまとめているので、チェックしてみて下さい。
資格取得におすすめ!需要のある資格ランキング10
どんな資格を取ればいいかわからない?という方に向けて「需要のある資格」を10個選んでみました
1.基本情報技術者試験
2.ファイナンシャルプランナー(FP)
3.統計検定
4.G検定・E検定
5.日商簿記
6.データサイエンティスト検定
7.Python3 エンジニア認定データ分析試験
8.中小企業診断士
9.MOS検定
10.マーケティング検定
これからキャリアアップしたい方や将来性がある資格を取得したい方は参考にしてみて下さい。
1.基本情報技術者試験
「基本情報技術者試験」は、情報処理技術者試験の一つで、IT分野全般の基礎知識を問う試験です。
情報システムの企画、開発、運用などの業務を遂行するための基礎的な知識と技術を証明する国家資格となっております。
試験は、午前と午後の2部構成で、午前試験は出題範囲全般の多肢選択問題、午後試験は出題分野から好きな分野を選択し解答する問題形式です。
試験範囲は、ソフトウェア、ハードウェア、システム開発技術、プロジェクトマネジメントなど、情報処理に関する幅広い知識が求められます。
項目 | 内容 |
運営者 | 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) |
合格率 | 約20%~30%(年度・回により異なる) |
受験金額 | 7,500円(税込) |
2.ファイナンシャルプランナー(FP)
「ファイナンシャルプランナー(FP)」とは、個々のライフスタイルやライフステージに合わせた最適な資金計画を提案する専門家のことです。
ファイナンシャルプランナーは、お金に関するさまざまな問題を解決するためのアドバイスを提供します。
そのため、貯蓄や投資から家族状況や収入、支出内容などの幅広いトピックに加えて、個々の顧客の目標やニーズに基づいた金融計画を作成するスキルが必要です。
日本FP協会が認定するファイナンシャルプランナーでは、幅広い知識と技術が一定の基準を満たし、難易度の高い試験に合格する必要があります。
日本FP協会のファイナンシャルプランナー試験の概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
運営者 | 日本FP協会 |
合格率 | 2級:約40% 1級:約20% |
受験金額 | 2級:11,700円 1級:20,000円 |
3.統計検定
「統計検定」は、統計学に関する基礎知識と応用能力を評価するための資格試験です。
統計検定では、データ分析やビジネス戦略の策定、社会科学の研究など、さまざまな分野での活動に役立つ知識と統計スキルを身につけることが可能です。
統計検定は、4級、3級、2級、準1級、1級の5つのレベルがあります。
- 統計検定4級:データや表、グラフ、確率の基本的な知識とデータ分析の初歩的な技術を評価
- 統計検定3級:4級の内容を含む統計学の基礎知識と、大学基礎統計レベルの知識と問題解決力を評価
- 統計検定2級:大学基礎課程の知識と技能を評価
- 統計検定準1級:統計検定2級の内容すべてと統計解析法を用いてデータを解釈する力を評価
- 統計検定1級:大学専門課程での知識と技能を用いた専門分野ごとの力を評価
統計検定の概要は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
運営者 | 公益財団法人日本統計協会 |
合格率 | 4級:約60% 3級:約50% 2級:約40% 準1級:約25% 1級:約23% |
受験金額 | 4級:5,000円 3級:6,000円 2級:7,000円 準1級:8,000円 1級:12,000円 |
統計検定については各試験ごとにまとめているので参考にしてみてください。
4.G検定・E検定
日本ディープラーニング協会(JDLA)の「G検定」と「E検定」は、AI技術の一つであるディープラーニングに関する知識と技術を証明する資格です。
G検定は、ディープラーニングの基本的な知識を問う試験で、AIや機械学習についての基本的な理解を持つことが求められます。
E検定はよりエンジニア向けの試験となっており、ディープラーニングのコーディングなどの技術的な側面について深く理解し、実際の問題解決に応用できる能力を評価する内容です。
どちらの資格もAI技術が急速に進化し、適用範囲が広がる現代社会において、今後需要が増えることが予想されます。
そのため、技術者や研究者だけでなく、ビジネスパーソンや一般の人々にとってもAI分野で価値のある知識とスキルを証明するものとなっています。
G検定・E検定の概要は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
運営者 | 日本ディープラーニング協会 |
合格率 | G検定:約65% E検定:約70% |
受験金額 | 非公開 |
G検定・E検定の詳細については以下の記事でそれぞれまとめているので参考にしてみて下さい。
5.日商簿記
「日商簿記」は、商業・経済活動における会計の基礎知識と技能を評価するための資格試験です。
試験は、日本商工会議所が主催し、全国の商工会議所を通じて実施されています。
簿記の基本的な理論と実務を問うため、会計や財務に関わる仕事を目指す人々にとっては価値のある資格です。
日商簿記には3つのレベルがあります。
- 3級:初級レベルで簿記の基本的な知識と技能を問う
- 2級:中級レベルでより高度な知識と技能を問う
- 1級:上級レベルで2級よりも専門的な知識と技能を問う
それぞれのレベルで求められる知識と技能の範囲は異なりますが、共通して会計の基本的な理論と実務についての理解が求められます。
日商簿記の概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
運営者 | 日本商工会議所 |
合格率 | 3級:約40% 2級:約25% 1級:約10% |
受験金額 | 1級:7,850円 2級:4,720円 3級:2,850円 |
6.データサイエンティスト検定
「データサイエンティスト検定」は、データ分析の専門家、データサイエンティスト・AI(リテラシーレベル)の能力を評価するための資格試験です。
データサイエンティスト検定は、データ分析の現場で即戦力となる分析人材を育成・認定することを目指しています。
そのため、資格を取得すると自身のデータ分析能力を証明でき、データサイエンティストとしてのキャリアを築く足がかりになります。
試験内容は、大きく”データサイエンス力”、”データエンジニア力”、”ビジネス力”に分かれていて、データ分析の基本的な知識と技術、データを活用してビジネス上の問題を解決する能力が問われます。
データサイエンティスト検定の概要は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
運営者 | 日本データサイエンティスト協会 |
合格率 | 【リテラシーレベル】合格率:約50% |
受験金額 | 一般:11,000円(税込) 学生:5,500(税込) |
データサイエンティスト検定の詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
7.Python3 エンジニア認定データ分析試験
「Python3エンジニア認定データ分析試験」は、データ分析におけるPythonの基本的な使用方法と手法を試す試験です。
試験では、Pythonの基本的な文法やデータ構文、標準ライブラリなどの内容についての問題が問われます。
Pythonはプログラミング言語の中で特に需要がある言語とされており、今後も求められる可能性が高いです。
そのため、Python3認定データ分析試験を受験しておくと、Pythonとデータ分析の基礎という将来性のあるスキルを同時に獲得できます。
Python3エンジニア認定データ分析試験の概要は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
運営者 | Odyssey Communications |
合格率 | 正答率70%以上 |
受験金額 | 一般:11,000円(税込) 学生:5,500(税込) |
Python3エンジニア認定データ分析試験の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。
8.中小企業診断士
「中小企業診断士」とは、中小企業の経営に関する専門的な知識と技術を持ち、診断および指導に従事できる能力を認定する国家資格です。
中小企業診断士は、中小企業の経営課題を発見し、解決策を提案する役割を果たします。
また中小企業の経営者や従業員に対して経営改善や経営戦略の策定、事業承継などのアドバイスを行うこともあり、難易度の高いスキルが求められます。
項目 | 内容 |
運営者 | 中小企業庁 |
合格率 | 一次試験:約15% 二次試験:約20% |
受験金額 | 一次試験:14,500円 二次試験:17,800円 |
資格取得には、一次試験と二次試験の2段階の試験に合格する必要があります。
- 一次試験:マークシート形式、中小企業経営、経済、法律などの基礎知識を評価する科目
- 二次試験:筆記試験と口述試験、具体的な事例に基づく診断力や提案力を評価する科目
中小企業診断士は中小企業の経営を支える重要な役割を担う資格であるため、取得すると経営に関するさまざまな知識を活用して、企業の成長に貢献できます。
9.MOS検定
「MOS検定」は、マイクロソフトオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist)の略で、マイクロソフトが提供するオフィスソフトウェアのスキルを証明する国際的な資格です。
Word、Excel、PowerPointなど、ビジネスで一般的に使用されるマイクロソフトオフィスの各アプリケーションの操作能力を測定します。
試験では、ビジネスの現場での実践的なスキルを評価するため、実際の業務での使用を想定したシナリオベースで行われるので、ITスキルの基礎としておすすめです。
MOS検定の概要は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
運営者 | オデッセイコミュニケーションズ |
合格率 | 詳細なデータは非公開 一般レベルで80%・上位レベルで60%とされています。 |
受験金額 | 試験ごとに異なり、基本的には1万円前後 |
10.マーケティング検定
「マーケティング検定」は、公益社団法人日本マーケティング協会が運営するマーケティングの基本的な知識とスキルを証明する資格です。
試験では、マーケティングの理論と実践を組み合わせた問題を解く能力が評価されます。
以下が試験内容の範囲です。
- マーケティングの基本的な概念
- マーケティング戦略の策定
- マーケティングミックスの理解
- 市場分析
- 消費者行動の理解
マーケティングに関連する幅広いトピックへの理解が求められます。
そのため、資格を取得すると、マーケティングの専門家としての信頼性とスキルを証明することが出来ます。
マーケティング検定の概要は以下の通り。
項目 | 内容 |
運営者 | 公益社団法人日本マーケティング協会 |
合格率 | 3級:約70% 2級:約65% 1級:約20% |
受験金額 | 3級:6,600円 2級:9,460円 1級:14,850円 |
マーケティングの勉強方法を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さい。
これからの時代に役立つ資格を取得するための独学勉強法
ここで「資格取得に向けた独学勉強法」について解説していきます。
「資格を取得したいけれど、何から始めていいのかわからない」という方は、以下の独学勉強法を実践してみてください。
・目標設定を明確にする
・インプットした知識は必ずアウトプットする
・問題を解いて間違いをメモ・修正する
どの資格でも共通する勉強法になるので、それぞれ押さえていきましょう。
目標設定を明確にする
「目標設定」は、学習のモチベーションを維持し、効率的な学習計画を立てるための基盤となります。
そのため、まずは具体的で明確な目標を設定することが大切です。
例えば、「1日ごとに〇〇をこなして〇月〇日の資格試験に合格する」など、期限と結果を明確にした目標にするとモチベーションを保ちやすいです。
次に目標を達成するためのステップを具体的に設定します。
ステップを設定するために、まずは試験の内容や形式、出題範囲など全体像を把握しましょう。
試験範囲を元に、毎日の学習時間や週ごとの進捗目標などを細かく設定しておくと、自分のやるべきことがはっきりするので、効率的に学習を進められます。
インプットした知識は必ずアウトプットする
資格の勉強では、「インプットした知識は必ずアウトプットすること」も大切です。
アウトプットは学んだ知識を自分の言葉で説明したり、実際の問題を解いたりすることで、理解度を深めて記憶を定着させることが出来ます。
例えば以下のようなアウトプットのやり方があります。
- プログラミング言語:学んだ知識を元に実際にプログラムを書いて実行してみる
- データ分析:実際に公開されているデータを元に学んだ分析手法を当てはめてみる
実際にアウトプットすることで、理解があいまいだった箇所が明らかになり、より深い理解につながります。
また学んだ知識を他人に説明することでも、理解度を深められます。
今ではChatGPTを使うことで自身の理解がどのくらいあっているか評価することが可能なので、積極的に使っていきましょう。
機械学習とは・・・
説明の正確さ: 4/5
・改善点~~
インプットだけでなくアウトプットも意識的に行うことで、より効果的な学習が可能になります。
問題を解いて間違いをメモ・修正する
資格取得の勉強の際は、「問題を解いて間違いをメモ・修正すること」を心がけましょう。
特に過去問を解くことで、試験の形式や出題傾向に加えて、自分の苦手な分野を把握できるます。
間違えた問題は、理解が不十分な所なので、どこを間違えたのかメモをして、必要な知識を再学習することが大切です
これからの時代に役立つ資格を取得する資格の選び方3つ
これからの時代に役立つ資格を10個紹介してきましたが、どれを選んだらいいか迷う部分もあると思います。
そこで「取得する資格の選び方」について解説していきます。
・資格取得の目的を決めてから選ぶ
・気になる資格の内容を詳しく見て選ぶ
・今後伸びる業界に関連した資格を選ぶ
では詳しく見ていきましょう。
資格取得の目的を決めてから選ぶ
これからの時代に役立つ資格を選ぶ際には、「資格取得の目的を明確にすること」が大切です。
目的は人それぞれ異なり、ジョブチェンジやキャリアアップ、スキルアップなどいろいろあります。
例えば、キャリアアップを目指す場合、指定の業界で需要の高い資格を選ぶのが最適です。
また、ジョブチェンジやスキルアップを目指す場合は、求められるスキルと自身のレベルを考慮して、取得可能な資格から挑戦することをおすすめします。
資格はあくまでスキルを証明するものに過ぎないので、資格を取得した後のビジョンを思い描いておきましょう。
これから需要が増える仕事について以下の記事で解説しているので、キャリア選びの参考にしてみて下さい。
気になる資格の内容を詳しく見て選ぶ
いくら評判が良い資格であっても、内容をあまり知らずに資格を選んでしまうと、自分にあっているかどうか判断できません。
自分にあった資格を選ぶためにも、「気になる資格の内容を詳しく見て選ぶこと」をおすすめします。
資格の内容を見る際に、以下のポイントに注意すると良いです。
- その資格を取得することで得られるスキルや知識
- 自分の目指す目標やキャリアにどのように役立つのか
例えば、データ分析の資格内容を見ることで、データの収集から解析、ビジネスの活用方法を学べることが把握できます。
今後伸びる業界に関連した資格を選ぶ
まだ資格取得した後の具体的なビジョンを描けない方は「今後伸びる業界に関連した資格」を選んでみるのも一つの方法です。
今後伸びる業界に関連するスキルや知識を証明する資格を取得することで、新しい分野のスキルをもった人材としてキャリアアップできる可能性が高くなります。
例えば、AIやデータ分析、クラウドサービスなどテクノロジー関連の業界は今後も引き続き成長が見込まれていて、人材の需要が増えると予想されます。
また、AIやクラウドに関連する資格は、IT業界以外の業界からも企業の方針でAIやクラウドを活用したい場合に引き合いがあるので、転職にも有利になります。
そのため、今後伸びる業界に関連した資格を選ぶと、将来的なキャリアの可能性を広げ、自身の市場価値を高められます。
資格取得する際の注意点5つ
「資格を取得する際の注意点」も押さえておきましょう。
資格取得には以下の点に気を付ける必要があります。
・世間の噂や評判に惑わされない
・自分のやりたいことに関連した資格を取得する
・需要が低い・供給量が多い資格を選ぶのはNG
・男性や女性、理系や文系は関係ない
・会社で仕事をしているから資格取得をしないはNG
それぞれ解説していきます。
世間の噂や評判に惑わされない
資格取得は時間と労力を必要とするため、効率的に学習を進めていくためにも、自分自身が資格を必要としていて興味や関心があるかを第一に考えるべきです。
自分の希望を無視して、「世間の噂や評判で取得する資格」を決めてしまうと、資格の勉強が辛くなってしまいます。
例えば、周りの人たちが取得しているという理由で取得する資格を決めても、自分自身がその資格に価値を見出せなければ、学習のモチベーションを維持することは難しいです。
また資格が自分のキャリアや目指す方向性に合致していなければ、取得してもその後の活用が難しい可能性もあります。
そのため、世間の噂や評判に惑わされずに自分自身のニーズや目標を優先して資格を選ぶことが大切です。
自分のやりたいことに関連した資格を取得する
「自分が興味を持つ分野や将来的に挑戦したい職種に関連する資格を選ぶこと」を心がけましょう。
需要があるからと言って自分のやりたいことに関連しない資格を取得するのは、時間の無駄になる可能性が高いです。
そのためにも、自分のやりたいことを追求することが必要です。
- 自己理解を深める
- 自分が興味ある分野や将来やってみたい仕事を書き出す
- やりたいことがわからない内はやってみて決める
上記のように、さまざまなことを実践していく中でやりたいことを見つけてると、取得するべき資格も絞られてきます。
自分のやりたいことに関連した資格を選ぶことができれば、自分自身の成長とともに、キャリアの幅も広げることにつながります。
需要が低い・供給量が多い資格を選ぶのはNG
「需要が低い・供給量が多い資格」には注意しましょう。
このような資格を選んでしまうと、さまざまな問題があります。
スキルや知識が市場であまり求められていないような需要が低い場合、せっかく資格を取得しても、ジョブチェンジやキャリアアップにつながる可能性が低いです。
また供給量が多い場合は資格を持つ人が多くなり、資格を持つだけでは差別化が難しい状況のため、資格自体が価値を持たないものとなる場合もあります。
例えば、以下の場合は、資格の取得がキャリアアップや転職市場での競争力を大きく向上させて差別化させることは難しいです。
- 一部の業界でしか活用の場がなくかつ専門性が高い資格
- 知名度が低く、採用する企業が認知していない資格
- 資格試験の難易度が低くて取得のハードルが低くて多くの人が持っている資格
そのため、資格を選ぶ際には、自分が目指すキャリアや業界で需要があり、資格を持つことで有利になれることを事前に調べておきましょう。
男性や女性、理系や文系は関係ない
資格取得で「性別の違いや文理の違い」は関係ないです。
目指す業界内の出身学科の内訳や男女比といった情報から資格を取得してもキャリアアップできないのではないかと不安に思う方もいるかと思います。
需要のある資格については一部の専門的な職種や業界では異なる場合もありますが、基本的には性別や出身学科による差はなく、スキルや経験、意欲が重要視されます。
そのため、統計的な情報に惑わされず、資格取得などのスキル向上に注力していきましょう。
会社で仕事をしているから資格取得をしないはNG
「会社に入って仕事をしていることを理由に資格取得をしないこと」はなるべく避けましょう。
会社に入っていても資格を取得することには、いくつかのメリットがあります。
- 資格で自身のスキルアップをする:自信を持つことができ、仕事に対する満足感も高まる
- 自分のスキルを資格で証明する:昇進や役職の拡大、給与アップの可能性が高まる
- 資格で新たなスキルを身につける:自分の仕事の幅を広げられる
- 業務を行う際に必要な資格を取得する:業務を円滑に進められる
例えば、データサイエンティストの資格を取得すれば、データ分析の業務を担当することが可能になり、業務の幅を増やしたりや新たな経験を積むことが出来ます。
ただし資格取得には時間と労力が必要なため、勉強に挫折してしまった場合は、資格取得だけでなく業務のモチベーションも低下してしまう恐れがあります。
そのため、資格を取得する前に取得のメリットや目標を書き出して動機付けしておくことが大切です。
需要のある資格ランキング10 まとめ
これからの時代に役立つ資格の特徴と需要のある資格ランキングを紹介しました。
あらためて、今回紹介した資格をまとめます。
1.基本情報技術者試験
2.ファイナンシャルプランナー(FP)
3.統計検定
4.G検定・E検定
5.日商簿記
6.データサイエンティスト検定
7.Python3 エンジニア認定データ分析試験
8.中小企業診断士
9.MOS検定
10.マーケティング検定
これからの時代に役立つ資格は、さまざまな企業から需要のあるスキルを証明出来るので、就職や転職活動を有利に進めたい場合やキャリアアップしたい場合におすすめです。
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AIによって将来なくなる仕事について下記で解説しているので、興味がある方はチェックしてみて下さい。
また、Pythonを仕事で使えるレベルにする方法について以下の記事で解説しているので参考にしてみて下さい。