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Line Pay・メルペイ・Pay PayのどこがQRコード決済の覇権を握るのか?

こんにちは!デジタルマーケターのウマたん(@statistics1012)です。

今回は、少しビジネスちっくなお話を。

タイトル的にQRコード決済サービスを比較してゴリゴリアフィリエイトに誘導する記事かと思いきや全然違います。

この記事では、完全な個人的な視点からPay系サービスの3大巨塔「Pay Pay・Line Pay・メルペイ」の中でどのQRコード決済サービスが覇権を握っていくかについて考えてみたいと思います。

ウマたん
ウマたん
色々あり過ぎて結局どれ使った方が良いのか分からん!という人は多いのでは?

※あくまで個人的な見解なので、ご了承ください。

なぜ今QRコードがここまで乱立しているのか

なぜ、今になってここまでQRコード決済が流行っているのでしょうか?

正直中国における爆発的なQRコードブームに便乗したとしか思えないこの動きですが、その裏には企業都合な背景があるのでした。

小売店にとってのメリット

QRコード決済では、クレジットカードや非接触ICカード(Suica)等と比べ初期投資コストが少なくバーコードを読み取る仕掛けさえ作ってしまえば問題ありません。

そのため中国では、ローカルな屋台でさえQRコード決済が行えるのです。

仕組みを作る側のメリット

また、QRコード決済の仕組みを仕掛ける側もクレカほどの大規模システム投資が必要ないので比較的簡単に実装できます。

それゆえに数々の企業が参入してきましたが、その脆弱性を突かれたことによりセブンペイは問題を起こしてしまいました。

正直QRコードはユーザーファーストではなく、企業都合によるところが多いのが実情です。しかしユーザーとしても様々な場所で一つのQRコード決済サービスが使えたら利便性が高いのでユーザーベネフィットにも繋がります。

とはいえ現段階では、非接触ICカードの方が簡易的だし使える場面も広いですね。

まだまだ利便性が低い中、金銭的インセンティブを与えることで強制的にユーザーにメリットを感じさせることに各社凌ぎを削っている状態です。

QRコードの真骨頂

中国に目を向けてみると、QRコード決済はただの決済ではなく、ユーザー体験を通したサービスとして成り立ち始めています。

レストランに入るとメニューにはQRコードが記載されています。そのQRコードを読み取ることでオーダーが完了。オーダーしてから食事が到着するまでの待ち時間がスマホから分かります。

食事が無事到着して食べ終わると、そのままスマホから決済完了。

QRコードを決済だけの入り口と捉えるのではなく、ユーザーの体験全体をサポートするサービスと捉えているんですね。

これこそQRコードのあるべき姿、真骨頂であると考えます。

QRコード決済が覇権を握るポイント

さて、そろそろ本題に入りましょう!

そんなQRコード決済各社の中で覇権を握るのは果たしてどこなのか。

今回は「Pay Pay・Line Pay・メルペイ」の中から考えていきたいと思います。結論から言うと、この中で勝ち筋がありそうな順で行くと

1.Line Pay
2.メルペイ
3.Pay Pay

そもそも、この手のサービスは決済できるお店が増えればユーザーが増える、ユーザーが増えればお店も導入するという、ニワトリと卵的な関係にあります(どっちが先か的なやつ)。

おそらく、キャズムを超えると一気に浸透し寡占状態に突入すると思います。

それを実現するために一気にユーザー数を増やしたい。提携店が少ない今ではなかなか利便性というメリットを訴求することはできないから金銭的メリットに頼っているわけです。

ただ金銭的メリットだけ訴求しても、イノベーター理論で言うところのキャズムを超えるのははなかなか難しいでしょう。

しかし、Line Payとメルペイには金銭メリットだけでないユーザー増加の仕掛けが組み込まれています。それぞれ見ていきましょう。

Line Pay

そもそもLine PayのターゲットユーザーのほとんどがLineを使っているはず。これほど強いことはありませんよね。

すなわち、すでにLine Payのアプリをダウンロードしている状態と言っても過言ではないわけです。

そしてLine Payを使っている人からLine Payを使っていない人に送金できるというのがまたミソ。

これによって、Line Payを使っていなかった人もせっかくお金が入ったんだから・・・と使わざるを得なくなるわけです。これはPay Payじゃありえません。メルペイも個人間送金はできません。

正直Line Payは友達との割り勘・送金手段としてマジで優秀。

僕自身、友達から数百円Line Pay送金してもらったことがきっかけで始めるようになりました。

さらにLINEが1000円ばらまきキャンペーンなるものを前に行なってました。好きな人に1000円を送れるという企画。これPay Payだったらそもそもダウンロードしていない人に1000円送ることはできないので上手くワークしないんですね。

LINEは友達同士での送り合いによって、Line Payを使っていない人のふところに1000円を忍び込ませアクティベートするという技をやってのけたわけなんです。

やはり、LINE自体のアクティブユーザー率と個人間の簡易送金の仕組みを考えると圧倒的に浸透しやすいのはLine Payだと思っています。

メルペイ

続いてメルペイ。メルペイもメルカリという浸透率の高いプラットフォームを既に確立しているのが非常に強いですね。

しかもメルカリフリマによって得た売上金をメルペイの支払いとして使える。

極論、銀行口座等との連携がなくとも決済機能が使えるんです。まさにメルカリの中で経済圏が成り立っている状態ですね。

Line Payもメルペイも元々強力なプラットフォームを持っている上に、口座やクレカ連携をしなくてもお金が財布に入ってくる仕組みが出来ている。

そこが他のQRコード決済サービスと違って強いところなんです。実は、メルペイとLine Payは提携店で一方が使えるようになったら片方も使えるようにするというアライアンスを組んでいます。

既に多くのポテンシャルユーザーを囲い込んでいるCtoCのプラットフォーマーはやはり強いですねー。

そういう意味では、Instagramがインスタペイ始めて、通常の決済機能と同時に友達の投稿やストーリーに少額投げ銭できる仕組み作ったらどうなるんかなーとか安易ですけど思いますね。

QRコードの今後

さて、ここまでQRコード決済の覇権争いについて長々と述べてきましたが、結局のところどこが覇権を握るか分かりません、統合する流れも出てきているのでもしかしたらQRコード決済連合なるものが出来上がるかもしれません。

しかし冒頭にも述べましたが、本質的にはQRコードはそれほどユーザーにとってはメリットがない。

仮に個別の顔や指紋認証で決済できる世の中が訪れたら一気に廃れてしまうでしょう。その基盤を作るのは相当大変でしょうけど。

そういう意味では、QRコードは電子決済におけるまだまだ序章にしかすぎず、これからもっと便利になっていくはずです。

もうすでに中国ではQRコード決済から顔認証決済への移行が始まっているそうで・・・

技術革命のスピードは年々早まっているので、10年後にどんな未来があるかは誰も想像できません。