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シンギュラリティ(技術特異点)が来ない可能性について考える

昨今の人工知能ブームで話題によく挙げられるシンギュラリティ(技術特異点)のお話。

シンギュラリティは、人類にとって非常に重要な問題であり、多くの人が関心を持っている話題です。

この記事では、

・シンギュラリティとは何なのか?
・果たして本当に来るのか?来ない可能性はないのか?

について見ていきたいと思います。

ウマたん
ウマたん
シンギュラリティを恐れる必要はなくて、楽観的にとらえていきたい!

※シンギュラリティに関しては諸説あり、この記事の内容はあくまで一個人の意見になります。

シンギュラリティ(技術特異点)とは?

シンギュラリティとは、人工知能の第一人者である「レイ・カーツワイル博士」によって提唱されました。

シンギュラリティは、人工知能が人間の知能を超える存在になるタイミングを指します。シンギュラリティが訪れると、人工知能は自ら自分より優秀な人工知能を生み出すことが可能になり、進化が加速度的に進みます。

カーツワイル博士によると2045年にシンギュラリティが訪れるとされていますが、正しい時期は定かではありません。

もっと早く訪れるのではないかという論を唱える人も出てきています。

ちなみに人工知能(AI)に関しては以下の記事でまとめています!

人工知能(AI)とは?ビジネスに活かすためにはどうすればよいのか?こんにちは!ウマたん(@statistics1012)です。 大学院時代は統計科学を専攻しており、現在は消費財メーカーでデジタルマ...

シンギュラリティが来ない可能性は?

しかし、このシンギュラリティ、そもそも来ないという可能性はないのでしょうか?

確かに、人工知能の技術は発展していき世の中はより便利になっていくはずですが、人類を超えて人工知能が暴走することなど起こるのでしょうか?

ウマたん
ウマたん
どうしてもターミネーターの世界を想像しちゃう!

これに関しては「技術的に可能なのか」「実際に起こり得るのか」という2つの側面から見ていかなくてはいけません。

技術的な可能なのか

まず、技術的に可能なのかという点について。

結論技術的には可能だと考えています。ただ、現在の延長線上にシンギュラリティがあるかというと疑問は残りますし2045年に実現できるのかは怪しいと思っています。

現在人工知能というとディープラーニング(深層学習)を思い浮かべる人が多いでしょう。

実はディープラーニングの考え方は1950年頃からあります。ディープラーニングがブレークスルーしたのは、複雑にしても計算が出来るマシーンパワーが生まれたからであり、あらたなアルゴリズムが生まれたからではないのです。

ディープラーニングは人間の脳のシナプスを模倣して作られたモデルで、まさに人類の知能を超えるのにふさわしい。

しかし生命の機能をそのまま模倣して実現できるかというとそうとは言えないと思っています。

人類は空を飛ぶために鳥の羽を模倣していましたが実現できず、最終的に揚力を使った飛行機という形で実現しました。

すなわち必ずしも生命における機能をそのまま摸倣することが正解に近づく道ではないのです。

人間の知能により近づけるには、

・あえてリスクを取る
・ありえないことを想像する

などが必要であると考えています。現在の人工知能では完璧な解を出すことには優れておりますが、あえてリスクを取ったり非合理的な判断をすることはできません。

しかし、人類はあえてリスクを取ったりありえないことを妄想することで進化を遂げてきたと言えます。

このような要素がシンギュラリティには不可欠なのではないでしょうか?

実際に起こり得るのか

さて、技術的に可能になったとして実際にシンギュラリティは起こり得るのかという問題が残ります。

技術的に実現できたとしても世の中において需要がないものは淘汰されてきました。すなわちシンギュラリティに関しても我々の需要がなければ起こりえないのでないかと考えています。

ただ、唯一悪用する人の手に渡ってしまった場合、世の中の一般的な需要は関係なくシンギュラリティが意に反して起こってしまうことは考えられます。

それを防ぐために、Googleなどの最先端企業は人工知能倫理委員会なるものを設置し、人工知能の使い道について徹底したガイドラインを作成しているようです。

技術的に可能な状態になったとしても人工知能を上手く人類がコントロールし、人類に恩恵を与えてくれる存在になることを望んでいます。

すなわち僕個人としては、今世の中で言われているような「人工知能が自分より優秀な人工知能を作り出して人類のガバナンスなしに加速度的に成長していくシンギュラリティ」は起こらないスタンスを取っています。

シンギュラリティについて学べる本

シンギュラリティに関しては、様々な著名人が様々な意見・スタンスを持っています。是非、色んな意見を聞いてみましょう!

シンギュラリティについて学べる本としては以下などがオススメです!

シンギュラリティーがくるとしたらいつなのか、人間に何をもたらすのかについて詳しく書いてあります。

現在はAIは音楽やアート、そして政治の分野への進出は難しいとされていますが、著者の立場ではAIは最終的にはそのような分野へも進出してくるだろうと述べています。

また、人工知能について考えるためには、なぜ人類が発展してきたのかを知っておく必要もあるので、名著「サピエンス全史」も目を通しておくと良いでしょう!

ちなみに以下の記事でAIに関する書籍をまとめているのでよければ合わせてご覧ください。

厳選8選!本当におすすめできるビッグデータ・AIに関連したビジネス書!こんにちは! ビッグデータ、データサイエンティストからはじまり、人工知能(AI)という言葉が世の中を席捲しています。 しかし...

シンギュラリティ まとめ

正直、シンギュラリティは話に尾ひれがついて過剰な議論がなされている気もします。

SF映画のような世界が訪れるのは、まだまだだいぶ先になるでしょう。

繰り返しになりますが、僕個人としては今世の中で言われているような「人工知能が自分より優秀な人工知能を作り出して人類のガバナンスなしに加速度的に成長していくシンギュラリティ」は起こらないスタンスを取っています。

人工知能と上手く共存できる世の中を望んでいます。