こんにちは!消費財メーカーでデジタルマーケティングやっているウマたん(@statistics1012)です。
みなさんは、正規表現という表記法を普段業務で使っているでしょうか?正規表現を知っている知っていないで業務効率が大きく変わってきます。
細かく表記法を覚えていなくても、ある程度知っていればネットの情報等を参照することで簡単に表現することが可能。
この記事では、そんな正規表現の活躍する場面と代表的な表記法について見ていきます。
正規表現とは
正規表現とは、”様々な記号や数字の組み合わせによりある特定の文字の集合体を表現することができる表現”です。
どういうことか。
例えば、たくさんあるテキスト情報から4桁の番号だけを抽出したいとします。
そんな時、
\d{4}
と正規表現で表記することで全ての4桁の数字が抽出することが可能です。
正規表現を使えば、業務自体も簡略化され効率が物凄く上がります。
正規表現の種類
正規表現の種類に関しては、ネットに様々な情報が載っています。
特にこちらの記事が分かりやすいと思うので参照してみてください。
ここでは、その中でもよく使う表現だけピックアップして紹介していきます。
. | ワイルドカードでどんな文字列にもマッチします。 |
---|---|
* | 直前の文字が0回以上繰り返す時にマッチします。 |
[・・・] | []内に含まれるいずれか1文字にマッチします。 |
{n} | 直前の文字の桁数を指定できます。nには数字が入ります。 |
\t | タブ |
\n | 改行 |
\d | 全ての数字 |
\w | 全てのアルファベット、アンダスコア、数字 |
まだまだ他にも正規表現の種類はありますが、これらの表現を用いることでだいぶ多くの記述が可能です。
正規表現をテキストエディタで使う
実は、正規表現はWindowsに備わっているテキストでは使えません。正規表現が使えるテキストエディタを利用しましょう!
基本的に有名なテキストエディタならどれも正規表現が使えるようになっていますが、ぼくの場合はAtomを使っています。
Atomであれば、検索・置換の画面から以下の.*ボタンを押すと正規表現モードに切り替わります。
正規表現を使う場面
個人的に正規表現を使う場面には2種類あります。
・煩雑な作業の効率化
・プログラムやツールの条件指定
煩雑な作業の効率化
まず、一つ目。正規表現を使えば該当する箇所を全て検索したり置換することが可能です。
例えば、タブ区切りになっている部分を改行区切りにしたい時、
置換前:\t
置換後:\n
と記述するだけで、綺麗に改行揃いになります。
これは非常に単純な例ですが、他にも普段の業務で手作業で直していたりするところが実は正規表現を使えば一発ということは往々にしてあります。
プログラムやツールの条件指定
プログラムやツールを使う時に発火条件に特定のURLを指定する時があります。
例えば、Google tag manegerを用いてURLを指定する時に複数のURLを指定する可能性が出てきます。
その時に複数URLを全て手動で指定するのではなく、正規表現を使うことで簡単に複数URLを網羅することが可能なのです。
正規表現 まとめ
正規表現は日々の業務の効率を上げるためにも、特殊な条件指定するためにも是非使って欲しい表現方法です。
正規表現をデジタルマーケターとして学ぶならこちらの本がオススメです!必要なエッセンスだけまとまっています。
「WEBマーケターのためのテクノロジー入門:Webマーケターにとって必要十分なプログラミング・テクノロジーの基礎を解説」