こんにちは!
データサイエンティストのウマたん(@statistics1012)です。
SEやデータエンジニア向いていない、つまらない、つらいとお思いではありませんか?
もしそうなら是非転職を考えてください。
あなたのためにも。
そして日本のためにも。
僕自身は、事業会社のデータサイエンティストとして複数社経験した後独立したのですが、事業会社時代は外部ベンダーのSEの方々とたくさん仕事をしていました。
そして今は独立して色んな企業さんの案件を受けているので、現在受託SEのような経験もしているというちょっと稀有な存在かもしれません笑
事業会社当時、SEの方々は非常に優秀な方が多くて感銘を受けたのですが、それでも事業会社の下請けという構造上やらされ仕事が多かったり、事業に本当に貢献できる仕事が出来なかったりしていました。
そして事業会社には、IT・デジタル領域に対して全くの素人という方も多いのでSEの方々に対する無茶なお願いもだいぶ飛んでいました。
そして事業会社側も外部ベンダーに重要な仕事を投げてしまっている部分が多く本質的なデジタル化・DX推進が出来ずにいました。
そして結局DXが進まない。日本の産業は生まれ変われない。日本は衰退していく。
このような状況を変えるためには、多くのSEの方々が事業会社へ転職し、さらに事業会社が社外のSEの方々に門を開くべきだと思っています。
ということで、この記事ではSEが向いていないと思うなら事業会社にガンガン転職してデジタル領域で活躍して欲しい!
という旨の記事をツラツラと書いていきます。
目次
なんでSE・データエンジニアが向いていない/つまらないのか?
まず、なんでSEやデータエンジニアが向いていない/つまらないと思うのか?
そのパターンについて見ていきましょう!
新しいスキルや技術をキャッチアップするのが面倒
はい、もしこれに該当する理由でSEが向いていないと考えるなら、事業会社に転職しても意味ないです。
というか、これからの時代新しいスキルや技術をキャッチアップしていくのはビジネスパーソンとして必須でありSEだからどうとかそういう問題ではないです。
SEじゃなくてマーケターであってもビジネスサイドであって新しいスキルや技術をキャッチアップするのは必須。
厳しいことを言うようですが、もしここに該当するなーと思うならSEが向いていないのではなくて社会人が向いていないです。
正直、こういうマインドの人は事業会社としても必要としてないです。
社会人なら絶対に勉強しましょう!日々努力しましょう!
結局やらされ仕事ばかりでビジネス貢献できている気がしない
もしここに該当するなら、是非事業会社への転職を検討してみてください。
外部ベンダーのSEという立場だとなかなかビジネスに落とし込んで事業成長するところまで関われないことが多いです。
しかし事業会社に転職すると職務にもよりますが、
「どうやってサービスをグロースさせていくか」
というビジネスに近い領域で働くことになりますので自ずとビジネス貢献を実感することができます。
そして、SEで培ったスキルは必ず事業会社で活きますしめちゃくちゃ重宝されます。
僕自身、SEから転職してきた方とも多く仕事をしていましたが、皆さんおしなべて優秀でした。
顧客とのやり取りが面倒だし理不尽なこと多い
これはSEの方にとって不満のタネであることは間違いないでしょう。
もちろんやり取りするステークホルダーにもよりますが、往々にして顧客の知識レベルが低いことが多く、そんな顧客とのやり取りが面倒に感じるというのは大いにありますよね。
こういうパターンも事業会社への転職がめちゃくちゃオススメです。
もちろん事業会社に移ったらこういうストレスがなくなるかというと、必ずしもそうとは言えませんが、少なくとも減ることは間違いないです。
主従の関係から協調の関係になるので、より建設的な議論ができるようになります。
SEやデータエンジニアが事業会社に転職すると何が良いのか?
続いてSEが事業会社に転職すると何が良いのか?について見ていきたいと思います。
結論から言うと、SEの方にとっても、会社にとっても、日本にとってもめちゃくちゃいいことばっかりです。
SEの方にとってのキャリアアップにつながる
SEの方が転職することは間違いなくキャリアアップに繋がります!
SEとしてのキャリアを歩み続けるよりも、間違いなくSEで培った能力を元にキャリアチェンジしていくことがオススメです。
そして、色んな方々と仕事をして思うのがSEの方はプログラミングなどの技術的側面はもちろん論理的思考能力が高い方が多いので、多くの職種でおおいに活躍できるポテンシャルを秘めています。
特にデータサイエンティストのようなITスキルと論理的思考能力と統計学を組み合わせた職種はSEからの転職先として人気ですし、現に転職しやすいと思います。
統計学の知識が皆無の場合は少々勉強が必要ですが、ITと論理的思考能力の下地があれば問題ないです
ちなみに統計学の勉強やデータサイエンティストへの勉強に関しては是非以下の記事を参考にしてみてください。
データサイエンティストじゃなくてもデータエンジニアやデジタルマーケターなどIT・デジタル領域のお仕事であればSEの素地があれば間違いなく重宝されますし大活躍されること間違いないです。
会社にとっても多くの外部SEをインハウス化することはメリットだらけ
そしてこれはSEのあなただけにメリットのある話ではないのです。
会社としてもSEとしての経験のある方を内製化するのは非常に強みになります。
今多くの企業でデジタル化やDX推進が進められていますが、結局ボトルネックになるのは人材・組織の問題です。
多くのデジタル領域を外部ベンダーに丸投げしてしまっている構造からはどれだけ頑張っても抜け出せないのです。
この構造を脱却するためには会社自体が生まれ変わらなければなりません。
外部委託するSE業務はできるだけ減らし、内製化していくことが強い組織・企業を作るために必要不可欠なのです。
そして多くの会社が、この問題に気付き動き始めています。
SEの方々に門戸を開き始めています。
もし受託SEという仕事に悶々としていたり向いていないと感じるのであれば、ぜひ行動しましょう!
そして最終的にはSE/データエンジニアの事業会社への転職は日本のためにもなる
そして、この話はさらに日本全体へとも繋がります。
日本は諸外国に対してデジタル領域で大きな遅れを取っています。
以下のマッキンゼーのレポートを見てみてください
このレポートには多くの衝撃的な事実が載っているのでぜひ目を通して欲しいのですが、特に目を見張るのが以下の部分です。
(引用元:デジタル革命の本質:日本のリーダーへのメッセージ)
なんと米国や欧米諸国と比較した時に、日本はベンダー側に所属しているITエンジニアの割合が非常に高いのです。
これがDXを阻害しているのは言わずもがなでしょう。
基本的にベンダー側は事業者側のビジネスの利益については考えません。
極論言ってしまうと、事業者側がDXに成功するか否かよりもベンダー側に頼り続けてお金を落としてくれることを望むのです。
そのような構造では事業会社のDXが本質的に進むわけがありません。
本来はもっと多くのSEやエンジニア、デジタル人材が事業会社側に所属するべきなのです!
あなたの行動が日本を救うかもしれません。
転職は、あなたにとっても会社にとっても、そして日本にとっても重要なことなのです!
SE/データエンジニアが事業会社に転職する方法
ここまででSEの方が転職して事業会社に行くべき理由について熱く語ってきましたが、それではSEが事業会社に転職するためにはどうすればよいのでしょうか?
人材紹介に登録しておく
やっぱりまずは人材紹介会社に登録しておくのが手っ取り早いです。
最近ではエンジニアやIT職に特化した人材紹介サービスもあり完全無料なので登録しておくとよいでしょう!
登録しておくだけで色んな案件紹介が来ますよ!
登録だけであれば無料なので有名どころのサービスはとにかく登録しておくことをオススメします!
ビズリーチ
リクナビNEXT
公式HP:https://next.rikunabi.com/
Twitterで探す
Twitterで探すというのも実は非常に良い方法です。
Twitterで興味のある企業の経営者や人事担当の方をフォローしておいたり、自らリサーチをかけにいくことで思わぬ出会いがあるかもしれません。
データサイエンティストを目指すならデータ分析コンペ
データ分析コンペの「Nishika」や「Signate」では、データサイエンティストへ向けての腕試しも出来ますし、そこからの転職につながる可能性もあるので登録しておきましょう!
登録しておいて損はないです!
SEが合わないと思うなら事業会社に転職しよう! まとめ
この記事ではSEが合わないと思うなら即座に転職しよう!行動しよう!という内容でお伝えしてきました!
SEの経験は、他のフィールドに行った時にものすごく重宝される可能性大です。
もしSEが合わないと思うなら是非転職を検討してみてください!
一緒にIT・デジタル領域に遅れを取らない強い日本を取り戻していきましょう!
システムエンジニアになりたい!という方は以下の記事も参考にしてみてください!
データサイエンティストになりたい!という方は以下の記事も参考にしてみてください!