こんにちは!
データサイエンティストのウマたん(@statistics1012)です!
なかなか既存産業にデジタルトランスフォーメーションで改革を起こすのは難しいんです。
デジタルトランスフォーメーション・DXと言葉で言うのは簡単ですが、なかなか一筋縄ではいかないことも多い。
しかし日本においてデジタルトランスフォーメーションの促進は急務です。
そこでこの記事では、
・本当の意味でのデジタルトランスフォーメーションとはどういうものなのか
・どのようにしてデジタルトランスフォーメーションを実現していけばよいのか
について解説していきたいと思います。
デジタルトランスフォーメーションのあるべき姿についてしっかり考えていきましょう1
目次
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは
まずは、簡単にデジタルトランスフォーメーション(DX)についてみていきましょう!
以下のトレンドを見てください!
デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉自体は以前からありましたが最近になって大きくトレンドが上昇傾向にあることが分かると思います。
それだけデジタルトランスフォーメーションが注目されており、様々な領域で行われているということですねー!
デジタルトランスフォーメーションとは、その言葉通りデジタル化を促進し改革を起こすことなのですが・・・
デジタルトランスフォーメーションのその先を捉えた名著「アフターデジタル」では、デジタルトランスフォーメーションの立脚点に警鐘を鳴らしています。
オフラインが中心で付加価値的な存在として新たなデジタル領域が広がっていくという考え方には視点の転換が必要。デジタル接点は当たり前、リアル接点が特別な体験ができる一部のレアな場所と捉えることが大事です。
(引用元:アフターデジタル)
リアル起点から考えるのではなくデジタル起点でどのようにリアルを活かすかを考える脳になりましょう。
さて、そうは言ってもデジタルトランスフォーメーションを成功させるのは非常に難しいです。
世のトレンドだから、とりあえずデジタルトランスフォーメーションを推進しようー、デジタル化だーみたいなふんわりしたDXプロジェクトは間違いなく失敗します。
デジタルトランスフォーメーションを成功させるために必要なことは3つ。
・デジタルトランスフォーメーションの目的・ゴールを現場レイヤーと経営トップですりあわせておく
・小さな成功事例を積み上げ全体に波及させていく
・DXプロジェクトのハブとなるチームを作りガバナンスを効かせる!
この3つのポイントに関しては以下の動画で詳しく解説しています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)に関しては以下の記事で詳しくまとめていますのでよければ見てみてください!
デジタルトランスフォーメーションの成功事例もまとめていますよ!
デジタルトランスフォーメーション(DX)を勉強するのにオススメな本
さて、そんなデジタルトランスフォーメーションによる成功をつかむために是非読んでほしい本をいくつか紹介していきます!
アフターデジタル
(2024/12/04 03:01:20時点 Amazon調べ-詳細)
この本は、オフライン起点の考え方に洗脳されてしまっている日本へ警鐘を鳴らしてくれています。
デジタル化の先に何があるのか。
DXを単なるオフラインからオンラインという軸で考えてはダメなのです。
我々のイメージを超えた世界がそこには広がっています。
中国の事例を基に最先端のデジタルトランスフォーメーションの例をインプットしながら日本に適用させるためにはどうすればよいのか考えていきます。
顧客体験からデザインし、デジタル接点を拡大し、それを基にさらに顧客のユーザーエクスペリエンスに磨きをかけていくことが大事です。
デジタル関係の職種だけでなく全てのビジネスパーソン必読の本!
以下のYoutube動画でアフターデジタルの内容についてまとめています!
アフターデジタル2
実は、アフターデジタルは新型コロナウィルス感染拡大前に執筆された書籍。
感染拡大を経て半ば強制的に様々な領域でデジタルトランスフォーメーションが進みました。
しかし強引に訪れたデジタル化の流れは、一部間違った方向に進んでいるのではないか。
アフターデジタルの誤った解釈から世の中がディストピア側に進み、社会発展が止まるのではないか。
という危惧のもとこの「アフターデジタル2」は執筆されました。
「UXを議論しないDX、顧客視点で提供価値を捉え直さないDXは本末転倒なのだ」と著者は言います。
この書籍では、どのようにデジタルトランスフォーメーションを実現していくべきなのかについて前著より詳しく解説されています。
実際に巨大な組織にデジタルトランスフォーメーションで改革を起こしていく方法について「アフターデジタル2」で学びましょう!
以下のYoutube動画でアフターデジタル2の内容についてまとめています!
仮想空間シフト
デジタルシフトに基づくこれからの生き方について書かれたのが、この書籍「仮想空間シフト」
パブリックスピーカーの山口周さんと赤いマフラーがトレードマークの尾原和啓さんの対談形式の書籍になっています。
対談形式なので読みやすい、かつ非常にためになる書籍でした。
デジタルトランスフォーメーションそのものスポットが当てられた書籍ではないですが、これから変わりゆく生活様式についてこの本を通して知っておくことで顧客視点でのデジタルトランスフォーメーションを理解し実行していくためになります!
ぜひ読んでみてください!
以下のYoutube動画で仮想空間シフトについてまとめています!
シン・ニホン
(2024/12/03 14:31:12時点 Amazon調べ-詳細)
データサイエンティスト協会の理事であり、日本をAI✕データで変えようと奮闘する安宅さんの書籍。
安宅さんと言えば「イシューからはじめよ」という書籍も有名ですが、個人的にはこのシン・ニホンの方が断然いい。
読んでいて震えました。
ザックリまとめると、
・日本今やばいけど今がまさにチャンス(フェーズ1が終了するところである)
・データ×AIと持ち前の妄想力で未来を切り開け!
・若者を育て若者に託すことのできる構造変換を!
・SDGs的な観点も持ち合わせた都市構想がある!
デジタルトランスフォーメーションを推し進める上で、AIは一つのキーワードになります。
しかしデジタルトランスフォーメーション(DX)と同じくAIも非常に危険なワードで、よくわからないけど魔法のようなもので何でも出来てしまうと思われがち。
ぜひこのシン・ニホンを読んで、ニホンをデータ✕AIで強くしていくためには我々はどうすればよいのか考えてみましょう!
以下のYoutube動画でシン・ニホンについてまとめています!
D2C 世界観とテクノロジーで勝つブランド戦略
(2024/12/03 03:09:48時点 Amazon調べ-詳細)
従来のモノの売り方から大きな変革を迎え顧客と直接つながること、DtoCが重要になりました。
そんなDtoC自体のモノの売り方・ブランド戦略について海外の事例を基に深く学べる本になっています。
海外の事例を全て日本に適用できるわけではありませんが、知っておくことは非常に重要。
顧客と直接つながりデータを基に顧客に最適なユーザーエクスペリエンスを還元していくことがデジタルトランスフォーメーションにおいて重要なのです。
以下のYoutube動画で「D2C 世界観とテクノロジーで勝つブランド戦略」についてまとめています!
最強のデータ分析組織
デジタルトランスフォーメーションを推進する上では、全社のデータ活用を行うデータ分析チームの存在が非常に重要。
いくら高度なデータ分析が出来たとしても、それを会社の意思決定や業務改革に活かせなければ意味がありません。
データドリブンな会社を作るためのデータ分析組織のあり方を学べるのが、この「最強のデータ分析組織」なんです。
大阪ガスにて長年データ分析を務めるデータサイエンティストの第1人者河本さんの著書で、大きな組織の中でのデータ分析者としての立ち回りやチームとして会社に貢献するための方法について学べます。
デジタルトランスフォーメーションを成功させるために必要なデータ活用についてこの書籍で学びましょう!
以下のYoutube動画で「最強のデータ分析組織」についてまとめています!
デジタルトランスフォーメーション(DX)を勉強するのにオススメな本 まとめ
デジタルトランスフォーメーション(DX)について学べる書籍について紹介してきました。
デジタルトランスフォーメーションには唯一無二の成功方法はありません。
デジタルトランスフォーメーションというと輝く未来がイメージされるかもしれませんが、その過程で生まれる様々な衝突や障壁があります。
それを乗り越えた先にこそ素晴らしい未来が待っているのです。
デジタルトランスフォーメーションを成功させるためにも是非ここで紹介した書籍をいくつかピックアップして読んでみてくださいね!
デジタルトランスフォーメーション(DX)に関しては以下の記事で詳しくまとめていますのでよければ見てみてください!
また、他にも以下の記事で様々な切り口でおすすめ書籍をまとめています!
・マーケティングを学ぶのにおすすめな本
・Webマーケティングを学ぶのにおすすめな本
・デジタルマーケティングを学ぶのにおすすめな本
・おすすめのビジネス書
・教養が身につくおすすめ本
・お金を学ぶのにおすすめな本
・データ分析を学ぶのにおすすめな本
・人工知能を学ぶのにおすすめな本
・統計学を学ぶのにおすすめな本
・仕事や業務を効率化する上でおすすめな本
・Pythonのおすすめ本
・大学生におすすめの本
・20代にオススメの本
ぜひ参考にしてみてください!