こんにちは!
データサイエンティストのウマたん(@statistics1012)です!
今回は変数の尺度について解説していきます!
変数は性質によって4つの尺度に分類されます。変数の尺度を考慮することで、変数の意味を考える基準を設定することができるので、データ分析の前準備や仮説立てに使われます!
この記事では、変数の4つの尺度について解説します!
・変数の4つの尺度について解説!
以下の動画でも解説しているのであわせてチェックしてみてください!
変数の尺度について解説!
それでは変数の尺度について解説します!変数の尺度は4つありますので、それぞれ細かく見ていきましょう!
名義尺度
名義尺度とは「分類するための名称を持った変数」と定義されています!
例えばアイスクリームの種類だったり、商品のカテゴリーなど皆さんが想像しやすい尺度だと思います!
順序尺度
順序尺度とは「順序や順番に意味がある変数」と定義されています!
例えば1位・2位といった順位や1級・2級といった級位、好き・普通・嫌いといった順序が当てはまります!
間隔尺度
間隔尺度とは「目盛りが等間隔であり、間隔そのものに意味がある変数」と定義されています!
例えば気温は0度は0度という温度を指しているのであって、温度がないわけではありません。
このような場合は間隔尺度に位置付けられます。
そのほかの例として、テストの点数なども挙げられます。テストの点数は若干微妙ですが、0点という点数を指しているのであって、点数が無であるわけではありません。
公式のテストだとありえないかもしれませんが、場合によっては-10点なんて場合もなきにしもあらずです。
そのため0点という点数を表していると考えることができるので間隔尺度です。
比例尺度
比例尺度とは「0が原点を示しており、間隔・比例どちらにも意味がある変数」と定義されています!
例えば身長が150cmから180cmになったら、30cmの差がありますし、1.2倍になったと考えられますね!
30cmという間隔にも意味がありますし、1.2倍という比例にも意味があります。
逆に先ほどの間隔尺度では1.2倍などの比例で比べることはできません。
気温は10度から20度で2倍になったと日常生活では使ってしまうかもしれませんが、0度は原点ではないので厳密には比例で比べることはできないのです!
間隔尺度と比例尺度の違いが分かりづらいと思いますが、「0の値に絶対的な意味があるか」考えるとわかりやすくなると思います。気温0度は温度がないわけではないので間隔尺度、身長0cmは本当に無いので比例尺度と考えることができます!
その他の例として、速度・値段・給料などが挙げられます。
量的変数・質的変数
4つの尺度をまとめると、このような表ができます。
この表に出てくる質的変数には「名義尺度・順序尺度のデータ」があり、量的変数には「間隔尺度・比例尺度のデータ」が存在します。
質的変数・量的変数もデータ分析でよく使う概念なので覚えておくと良いでしょう!
変数の尺度 まとめ
本記事では変数の尺度についてまとめました!
質的変数・量的変数によって前処理が異なってきますので、特徴量エンジニアリングについて学ぶと良いでしょう!
このようなデータサイエンスの力を身に付けるためにはスタビジの記事やスクールを活用すると良いでしょう。
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