ディープラーニングでできることとできないこと!Pythonでの実装例とともに見ていこう!

目次
ウマたん当サイト【スタビジ】の本記事では、ディープラーニングでできることとできないことについて適宜Pythonでの実装例をはさみながら解説していきます。何でも出来ると思われがちなディープラーニングについてちゃんと理解しておきましょう!
こんにちは!
データサイエンティストのウマたん(@statistics1012)です。
最近はどっぷりディープラーニングに浸かっています。
ディープラーニングと聞くとどんなイメージを持ちますか?
なんでもできる魔法のような技術?
いえいえそんなことはありません。
ディープラーニングは何でもできるように世間でもてはやされていますが、もちろん出来ることと出来ないことがあります。
ロボたんんー、たしかにブラックボックスで中身がよく分からないイメージ・・
ウマたんそうだよねー!出来ることと出来ないことを明確に分けることでディープラーニングの全貌がクリアになるよ!
少しでもディープラーニングについて多くの人に理解して欲しい!
ということで、この記事ではディープラーニングができることとできないことについてまとめていきます!
ところどころで実装例も一緒に紹介していきますよー!
ディープラーニングとは
まずは、ディープラーニングとは一体何なのか、大枠からとらえていきましょう!
ウマたん動画でも10分ほどで分かりやすく解説しているのでぜひチェックしてみてください!
ディープラーニングの原型となる「ニューラルネットワーク」の理論は実は1940年~1950年の間に既に確立されているんです。
ロボたんえ!?そんなに昔からあるの!?
ウマたんそうなんだよー、最新の技術だと思われているんだけど既に理論自体はだいぶ昔から確立されていたんだ!
人間の神経が信号を伝播させていくように、ある入力を次の層へと重み付けをして伝播させていき出力を求めます。 
ロボたんなんで今さら50年以上も前の手法が注目されてるの?
ウマたん当時の状況では層を積み重ねていくことができなかったんだ!
この層を多層にしていくのがディープラーニングなのですが、当時のマシンパワーでは計算量が膨大過ぎて実現不可能でした。
計算負荷を軽減する誤差逆伝播法(バックプロパゲーション)などの計算手法の登場やマシンパワーの増強により現在に至ります。
そんな計算負荷の問題が解消され深層ニューラルネットワーク(ディープラーニング)が日の目を浴びたのは2006年。
このブレークスルーによって再びAIのブームが巻き起こり、第3次AIブームへと突入していくのです。
AIの歴史については以下の記事でまとめていますのでよければご覧ください!
人工知能(AI)とは?ビジネスに活かすためにはどうすればよいのか?当サイト【スタビジ】の本記事では、AIをビジネスサイドから見ていきます!AIという言葉が独り歩きしていて実際にどのようなものなのか・どのように扱えばいいのか分からないのが現実。ぜひAIについて理解してビジネスに活かすことができるようになり…
実は、ディープラーニングはアルゴリズム自体は非常にシンプルで昔からある手法なんですねー。
ディープラーニングの詳しくアルゴリズムや仕組みに関しては以下の記事でまとめていますのでチェックしてみてください!
【入門】ディープラーニング(深層学習)の仕組みとPython実装のやり方!当サイト【スタビジ】の本記事では、ディープラーニングの仕組みやPythonでの実装方法について解説していきます。ディープラーニングってなんとなくブラックボックスなイメージがあるかもしれませんが、実はシンプルなアルゴリズムなんですよー!
ディープラーニングと機械学習・AIの違いは?
さて、ではそんなディープラーニングと機械学習やAIは何が違うのでしょうか?
結構違いがあやふやで間違った使われ方をしていることもあるのですが、定義は以下のような図のようになっています。

実はAIの中に機械学習があって機械学習の中にディープラーニングがあるという関係なんですねー。
AIというとディープラーニングを思い浮かべるという場合もありますが、本来の定義ではAI=ディープラーニングではないのです。
もちろんAIがディープラーニングを指している文脈もありますので注意が必要です。
機械学習の中には大きく分けて
の3つがありますが、それぞれに属する可能性があるのがディープラーニング。
ディープラーニングは深層学習とも言われるので教師ありなし学習などと並列かと思いきや、別なんですねー。

教師あり学習・教師なし学習については以下の記事でまとめています。
教師あり学習と教師なし学習の違いとは?【データサイエンティストが解説】当サイト【スタビジ】の本記事では、機械学習の基本である教師あり学習と教師なし学習の違いを、回帰・分類・クラスタリングなどの具体例とともにわかりやすく解説します。どちらにも当てはまらない強化学習についても紹介しますよ!
ディープラーニングと機械学習・AIはごっちゃにされてしまうことが多いので、違いを明確に理解しておきましょう!
以下の記事でディープラーニングと機械学習の違いをより詳しくまとめていますのでぜひチェックしてみてください!
機械学習とディープラーニングの違いを分かりやすく解説!当サイト【スタビジ】の本記事では、曖昧に認識されがちな機械学習とディープラーニングの違いについて解説していきます。AI/機械学習/ディープラーニングは色々と混同されがちなのですが、違いと共通点についてここでしっかり理解しておきましょう!
ディープラーニングでできることを事例と共に紹介
ディープラーニングの概念や機械学習やAIとの違いが分かったところで、ディープラーニングを用いて実際にどんなことが実現できるのかまとめていきたいと思います!
画像を識別
ディープラーニングと言えば、画像認識!!
犬と猫の画像を大量にインプットさせて学習することで、人間と同程度の識別能力を発揮することができるという例はよく耳にするディープラーニングの定番ですね。
画像のピクセルを特徴量としてインプットさせるので、基本的な機械学習手法の分類問題として解くことも可能です。
ただ、ディープラーニングに畳み込み層と組み合わせたCNN(畳み込みニューラルネットワーク)によって、複雑な画像に対してもより高い精度を出力することが可能になっています。
実際にCNNをPythonで実装してみましょう!
ここで使用するのはMnistという手書き文字のデータセット。 Mnistは「Gradient-based learning applied to document recognition」で用いられたデータセットであり、現在でも多くの論文で用いられています。
Modified National Institute of Standards and Technologyの略であり、0~9の数字が手書き文字として格納されているデータセットです。
学習用に60000枚、検証用に10000枚のデータセットが格納されています。
import numpy as np
from sklearn.model_selection import train_test_split
import tensorflow as tf
from tensorflow.keras.datasets import mnist
from tensorflow import keras
from tensorflow.keras.layers import Dense, Activation
from tensorflow.keras.models import Sequential
from tensorflow.keras.utils import to_categorical
# Kerasに付属の手書き数字画像データをダウンロード
np.random.seed(0)
(X_train_base, labels_train_base), (X_test, labels_test) = mnist.load_data()
# Training set を学習データ(X_train, labels_train)と検証データ(X_validation, labels_validation)に8:2で分割する
X_train,X_validation,labels_train,labels_validation = train_test_split(X_train_base,labels_train_base,test_size = 0.2)
# 各画像は行列なので1次元に変換→X_train,X_validation,X_testを上書き
X_train = X_train.reshape(-1,784)
X_validation = X_validation.reshape(-1,784)
X_test = X_test.reshape(-1,784)
#正規化
X_train = X_train.astype('float32')
X_validation = X_validation.astype('float32')
X_test = X_test.astype('float32')
X_train /= 255
X_validation /= 255
X_test /= 255
# labels_train, labels_validation, labels_test をダミー変数化して y_train, y_validation, y_test に格納する
y_train = to_categorical(labels_train)
y_validation = to_categorical(labels_validation)
y_test = to_categorical(labels_test)
# パラメータの設定
n_features = 784
n_hidden = 100
bias_init = 0.1
# 学習率
rate = 0.01
# Sequentialクラスを使ってモデルを準備する
model = Sequential()
# 隠れ層を追加
model.add(Dense(n_hidden,activation='relu',input_shape=(n_features,)))
model.add(Dense(n_hidden,activation='relu'))
model.add(Dense(n_hidden,activation='relu'))
# 出力層を追加
model.add(Dense(10,activation='softmax'))
# TensorFlowのモデルを構築
model.compile(optimizer=tf.optimizers.Adam(rate),
loss='categorical_crossentropy', metrics=['mae', 'accuracy'])
# Early stoppingを適用してフィッティング
log = model.fit(X_train, y_train, epochs=3000, batch_size=100, verbose=True,
callbacks=[keras.callbacks.EarlyStopping(monitor='val_loss',
min_delta=0, patience=10,
verbose=1)],
validation_data=(X_validation, y_validation))
# Test dataで予測を実行。
pred_test = model.predict_classes(X_test)
validation = (pred_test == labels_test)
size = validation.size
size
correct = np.count_nonzero(validation)
print(f"{correct}/{size} correct ({correct*100/size:.3f}%)")
詳細は省きますが、最終的にテストデータに対して96.96%の精度を算出することができました。
なかなか判別の難しい手書き文字も入っているのでなかなかの精度。
パラメータチューニングを頑張ることで精度を99%くらいまで持っていくことが可能です。
以下の記事で詳しくまとめています。
【入門】ディープラーニング(深層学習)の仕組みとPython実装のやり方!当サイト【スタビジ】の本記事では、ディープラーニングの仕組みやPythonでの実装方法について解説していきます。ディープラーニングってなんとなくブラックボックスなイメージがあるかもしれませんが、実はシンプルなアルゴリズムなんですよー!
ちなみに機械学習手法の中でデータ解析コンペでよく使われる勾配ブースティング手法でも同様のMnistのデータを分類させて精度を比較しているのでぜひチェックしてみてください!
【図解で解説】LightGBMの仕組みとPythonでの実装を見ていこう!当サイト【スタビジ】の本記事では、最強の機械学習手法「LightGBM」についてまとめていきます。LightGBM の特徴とPythonにおける回帰タスクと分類タスクの実装をしていきます。LightGBMは決定木と勾配ブースティングを組み合わせた手法で、Xgboostよりも計算負荷が軽い手法であり非常によく使われています。
【わかりやすく解説】XGboostとは?理論とPythonとRでの実践方法!当ブログ【スタビジ】の本記事では、機械学習手法の中でも非常に有用で様々なコンペで良く用いられるXgboostについてまとめていきたいと思います。最後にはRで他の機械学習手法と精度比較を行っているのでぜひ参考にしてみてください。
Catboostとは?XgboostやLightGBMとの違いとPythonでの使い方を見ていこうー!!当サイト【スタビジ】の本記事では、XgboostやLightGBMに代わる新たな勾配ブースティング手法「Catboost」について徹底的に解説していき最終的にPythonにてMnistの分類モデルを構築していきます。LightGBMやディープラーニングとの精度差はいかに!?
結果だけ見ると、
となってます。
どれも非常に高い精度を誇っており、シンプルに実装しているのでもう少しパラメータチューニングをすることで精度の逆転は全然あり得ます。
体感としてはライトに実装するならLightGBM、本気で精度求めるならCNNかなーという感じ。
文脈を読み取る
ディープラーニングを用いて文章を予測したり文脈を読み取ることが可能です。
そしてそのような手法群は専門用語では自然言語処理と言われます。
実は、文脈を読み取ることは過去データの流れから未来のデータを予測することになるので、広義では時系列問題となるんですねー!
そこで登場するのがRecurrent neural network(再帰型ニューラルネットワーク)。
RNNと略されて呼ばれます。
今までのディープラーニングでは、時系列要素はなくシンプルにいくつかの同列要素のインプットに対して重みパラメータを変化させて出力を調整します。
RNNでは同一の中間層を用いて再帰的にインプットが行われます。
再帰的という部分がReccurentと言われるゆえんです。
こんなイメージ

同じレイヤーh1を用いているのがミソです。
なんとなーく、こんなもんなんだなーくらいの理解で大丈夫です。
Google翻訳や音声AIなどにもRNNの概念が用いられています。
テキストであろうが音声であろうが、文脈を読み取る技術にディープラーニングが用いられているんですね。
RNNを用いて時系列問題を解いてみましょう!
使うデータセットはKaggleのホームページが落とせる航空会社の乗客数データ!
1949年から1960年までの月別乗客数がデータとして入っています。
149行2列のシンプルなデータセット。
1変数の時系列データを基に過去のデータから未来の値を予測します。
この時、tflearnというライブラリを使ってRNN(正確にはLSTM)を実装していきます。tflearnはkerasと似たようなライブラリでディープラーニングの実装が感覚的に容易にできます。
実際にモデルを構築していきましょう!
import tensorflow
import tflearn
import pandas as pd
import numpy as np
from sklearn.model_selection import train_test_split
tensorflow.reset_default_graph() #モデルを初期化
df = pd.read_csv('AirPassengers.csv',usecols=[1])
dataset = df.values
dataset = df.astype('float32')
dataset = (dataset - np.min(dataset))/(np.max(dataset)-np.min(dataset))
dataset = np.array(dataset)
def create_dataset(dataset, steps_of_history, steps_in_future):
X, Y = [], []
for i in range(0, len(dataset)-steps_of_history, steps_in_future):
X.append(dataset[i:i+steps_of_history])
Y.append(dataset[i + steps_of_history])
X = np.reshape(np.array(X), [-1, steps_of_history, 1])
Y = np.reshape(np.array(Y), [-1, 1])
return X, Y
def split_data(x, y, test_size=0.1):
pos = round(len(x) * (1 - test_size))
trainX, trainY = x[:pos], y[:pos]
testX, testY = x[pos:], y[pos:]
return trainX, trainY, testX, testY
steps_of_history = 1
steps_in_future = 1
X, Y = create_dataset(dataset, steps_of_history, steps_in_future)
trainX, trainY, testX, testY = split_data(X, Y, test_size = 0.33)
net = tflearn.input_data(shape=[None, steps_of_history, 1])
net = tflearn.lstm(net, n_units=6)
net = tflearn.fully_connected(net, 1, activation='linear')
net = tflearn.regression(net, optimizer='adam', learning_rate=0.001,
loss='mean_square')
model = tflearn.DNN(net, tensorboard_verbose=0)
model.fit(trainX, trainY, validation_set=0.1, batch_size=1, n_epoch=150)
test_predict = model.predict(testX)
rmse = np.sqrt(np.mean((test_predict-testY)**2))
print(rmse)
最終的な評価はRMSE(Root Mean Square Error)で算出しています。
RMSEは0.10079201となりました。
それなりに良い予測ができてる!
RNNについては以下の記事で詳しくまとめていますのでチェックしてみてください!
RNN(リカレントニューラルネットワーク)の概要とPython実装方法をわかりやすく解説!当サイト【スタビジ】の本記事では、ディープラーニングを時系列にも対応させたRNN(リカレントニューラルネットワーク)について解説していきます。RNNの仕組みや応用場面と一緒にPythonでの実装をしていきます。これからの応用が期待される領域なんですよー!
自然言語処理では、Googleが2019年に正式にアルゴリズム導入を決めたBERTについてもあわせてチェックしておくと理解が深まるでしょう!
Pythonで実際に文章予測を行ってます。
【Pythonで実装】BERTの使い方を解説!日本語モデルを使って予測をしてみようー!当サイト【スタビジ】の本記事では、Googleが新たにリリースしたBERTについてSEO的観点とデータサイエンス的観点で解説し、日本語モデルを使って実際に文章の予測を行っていきます!BERTはPythonで簡単に実装できるんですよー!ぜひ試してみてくださいね!
画像→テキスト生成
そんなディープラーニングの画像識別の技術と文脈予測の技術を組み合わせることで、画像から自動的にテキストを生成することが可能です。
(引用元:Google-“Show and Tell: A Neural Image Caption Generator“)
これを見るとかなりの高精度で画像データを読み取りテキスト変換することが出来ていることが分かります。
ロボたんわー!ほんとだ!こんなに高精度なのか!ディープラーニングってすごいなー!
ウマたんすごいでしょー!もうこんなことも出来るようになっているんだよー!
フェイク画像生成
続いて、GAN(敵対的生成ネットワーク)という手法によって存在しない画像を生成することが可能です。
実際に存在しないホテルの部屋の画像を生成したのが以下になります。

(引用元: Google-“UNSUPERVISED REPRESENTATION LEARNING WITH DEEP CONVOLUTIONAL GENERATIVE ADVERSARIAL NETWORKS” )
ロボたんなんだこれはー!!本物にしか見えない!!
ウマたんまさかこれが実在しないホテルの部屋だとは誰も思わないよねー!
GANでは2つのニューラルネットワークを使います。片方がGenerator、もう片方がDiscriminator。
Generatorが生成した偽物のデータと実際に存在する本物のデータをDiscriminatorに判別させ、 Discriminatorが上手く判別できないようなデータを Generator が生成していきます。
Discriminatorはどんどん判別の難しくなるデータを上手く判別できるようにしていきます。
この学習が進むと最終的にGeneratorが生成される画像は本物にきわめて近くなっているという手法です。
実際の写真にゴッホのタッチを合成することも可能なんです。

(引用元:https://github.com/jcjohnson/neural-style)
ロボたんなんじゃこれ!!こんなこともできるのかー。
ウマたん人間にできることを超越してきているのが現状なんだ!
GANについて詳しくは以下の記事で解説しています!
GAN(敵対的生成ネットワーク)についてわかりやすく5分で解説!DALL-EやStable Diffusionとの違いは?当サイト【スタビジ】の本記事では、画像生成分野においてブレークスルーを起こしたGAN(敵対的生成ネットワーク)という手法について解説していきます!また、GANが話題のDALL・EやStable Diffusionと何が違うのかについても見…
こうした技術で作られた偽の映像「ディープフェイク」の被害や見分け方は、以下の記事で解説しています。
ディープフェイクとは?仕組み・実際の被害・見分け方と対策を分かりやすく解説!ディープフェイクとは、AIで作られた本物そっくりの偽の映像や音声のことです。本記事では、意味や仕組み(顔の入れ替え・GAN・生成AI)、香港で起きたビデオ会議の詐欺などの被害、見分け方と「確かめる」ための対策を図解で分かりやすく解説します!
最適化
囲碁でAIが人間を負かしたのは記憶に新しいと思います。
そのAIのアルゴリズムに搭載されているのがこの「Deep Q Network」。
強化学習であるQ-Learningにディープラーニングを応用した作りになっています。
強化学習自体は、ゲームのCPUの動きに適応されるなど既に様々な分野で実装されていました。
しかし、強化学習はそもそも学習に時間がかかるため行動パターンが複雑だと解を導くことができません。
囲碁は19×19もの数の交点があり、状態(s)と行動(a)のパターンが膨大です。
そこで登場したのがディープラーニング。
ディープラーニングとQ学習を組み合わせたDeep-Q-networkという手法が開発され、それを基にプロ棋士をも凌駕する人工知能Alpha Goが作られたのです。
強化学習を具体例と共にわかりやすく解説!Q学習をPythonで実装してみよう!当サイト【スタビジ】の本記事では、強化学習について具体例と共に解説していきます!また最終的に強化学習の中で最も一般的なアルゴリズムであるQ学習をPythonで実装していきます。迷路の最適経路を見つけるプログラムを作っていきますよ!
ディープラーニングができないこと
ここまででディープラーニングができることについて徹底的にまとめてきましたが、まだまだディープラーニングができないことは多くあります。
現在の延長線上では、ディープラーニングが真の人工知能を実現できるとは思えません。
ダーウィンの進化論は、
・生物は突然変異(一種のエラー)が稀に起きる
・その変異が現環境に優位だとその種が生き残る優位な特性が得られるように変異してきたわけじゃなくて、悪い変異もめちゃくちゃ起こるんです。
つまり、様々な変異が起きるようにプログラムしないと真の人工知能はあり得ない
— ウマたん@スタビジ (@statistics1012) January 13, 2020
そのため論点として、ディープラーニングができないことは、
の2つに分けて考えた方がいいです。
延長線上で実現可能だけど現在できていないこと
この領域に関してはいろいろとあると思います。
例えば、音声分離の問題がありますねー。
現在音声AIの技術は日々進歩していますが、複数人が話している音声を上手く分離して聞き取ることはほぼ不可能です。
音声認識の課題は話者分離
単独話者のスピーチなどは相当精度が上がってきてるけど、多数での会話を話者分離して音声認識するのはまだまだハードルが高い
— ウマたん@スタビジ (@statistics1012) January 30, 2020
また、自動運転や翻訳などの精度もまだまだ完璧ではありません。
ただここら辺の技術は精度が向上していけば実現するのは時間の問題ですね。
延長線上では実現不可能なこと
現在の延長線上では、ディープラーニングはどう考えても人間以上の知能を得ることはできません。
ある種、過去にデータのあることは見通すことが出来ても過去に事例のないケースはディープラーニングでは予測不可能なんです。
さらにあえて過去の成功を踏襲せず失敗に踏み込むことが大きな成功につながることがあります。
前のアリが辿った経路を完璧に辿れる優秀なアリだけのアリ塚と、ランダムで経路を間違えるダメアリが混ざったアリ塚で、どっちがエサを効率的に運べるか・・・実は後者
思わぬミスが最適経路の発見に繋がるんです
一定のエラーは全体最適になる
完璧な個体だけの人工知能は全体最適にならない
— ウマたん@スタビジ (@statistics1012) January 13, 2020
アリの世界でさえ局所的な失敗は大局的な成功につながるんです。
そんな観点から考えると、クリエイティブな職能に関してはどれもディープラーニングでは実現できないでしょう。
例えば、起業家・経営者・クリエイティブディレクターなどなど・・・
そして音楽家・芸術家・政治家などの職能もディープラーニングで実現することは難しいです。
しかし、それらの職能の一部はどんどんディープラーニングで代替されていくでしょうねー!
ロボたん「失敗は成功のもと」をディープラーニングに学習させればいいんじゃない!?
ウマたん確かにそれができたら人間と同じような知能を獲得できるかも!笑
AIにとって「関係のあることだけを考える」のが難しいという「フレーム問題」も、昔から議論されてきた難問です。くわしくは以下の記事で解説しています。
フレーム問題とは?ロボットと爆弾のたとえ話や身近な例で分かりやすく解説!フレーム問題とは、無数にある事がらの中から、今の行動に関係のあることだけを選んで考えることが、AIにはとても難しいという問題です。本記事では、家事ロボットや自動運転の例、有名な「ロボットと爆弾」のたとえ話、今のAIとの関係を分かりやすく解説します!
ディープラーニングを学ぶ方法
さて、ここまでディープラーニングができることとできないことについて見てきましたが、そんなディープラーニングを学ぶにはどうすればよいでしょうか?
まずは、機械学習や統計学そしてPythonの土台が必要ですがそれをクリアしている前提なら・・・
理論は以下の書籍が圧倒的に分かりやすいんでぜひチェック!
目から鱗の内容です。アルゴリズムを1からわかりやすーく教えてくれます。
ディープラーニングをちゃんと理解したいなら必読です。
ディープラーニングを学習する上でオススメな本と勉強法当サイト【スタビジ】の本記事では、ディープラーニングを学習するのにオススメな本と勉強法について紹介していきます。ディープラーニングだけ分かっても意味がありません。まずは、データサイエンスの基本である機械学習手法を理解してPythonで実装できるまでになりましょう!
書籍では、Pythonを使ってディープラーニングのアルゴリズムを0から組み立てていくのですが、実際に使う時はライブラリが多数用意されているのでライブラリを使った実データ分析も一緒に学んでいくとよいでしょう!
ライブラリ実装はオンラインスクールもしくはオンライン動画がおすすめ!
オンラインスクールはいくつかありますが、Techacademy(テックアカデミー)のAIコースを受講してみてパーソナルメンターのクオリティが高かったのでおすすめです!
以下にテックアカデミーの体験談をまとめています!
【体験談】テックアカデミー評判は?3か月本気受講してみたので徹底レビュー!当ブログ【スタビジ】では、様々なプログラミングスクールの中からテックアカデミーのメリット・デメリット・評判について3か月の体験談をもとに赤裸々にレビューしていきます。
ちなみに当メディアが運営するスクール「スタアカ」でもディープラーニングについてアニメーションを使いながら分かりやすく学べるようになっているので是非チェックしてみてください!
月額1,280円のライトプランで、統計学から機械学習・生成AIまで全コースが受講し放題です!
プレミアムプランでは、24時間以内の質問対応と現役データサイエンティストとの1on1(30分×4回)を実施します!
カリキュラム自体は、他のスクールと比較して圧倒的に良い自信があるのでぜひ受講してみてください!
理論を深めるには先ほどの書籍「ゼロから作るディープラーニング」と並行して進めるのがオススメです。
ディープラーニングのプログラミングスクールは以下の記事で詳しく解説していますのであわせてチェックしてみてください!
ディープラーニング(深層学習)が学べるスクールおすすめ4選!当サイト【スタビジ】の本記事では、深層学習(ディープラーニング)の勉強ができるスクールをまとめていきます!これからのAI発展を担うディープラーニングの理論と実装についてしっかり学んでおきましょう!スクール選びは非常に大事なので是非参考にし…
ディープラーニングができること まとめ
本記事では、ディープラーニングができることとできないことを徹底的にまとめてきました!
最後にできることについてもう一度まとめておきましょう!
しっかりディープラーニングについて理解しておくことで、これからの時代を生き抜く糧になります!
ロボたんすごいディープラーニングについての理解が進んだよー!
ウマたんディープラーニングの基礎となる機械学習や統計学の知識も忘れずにね!
機械学習や統計学の知識は以下の記事をチェック!
【入門】機械学習のアルゴリズム・手法をPythonとRの実装と一緒に解説!当サイト【スタビジ】の本記事では、入門者向けに機械学習についてカンタンにまとめていきます。最終的にはどのように機械学習を学んでいけばよいかも見ていきます。細かい手法の実装もPython/Rを用いておこなっていくので適宜参考にしてみてください。
【初心者必見】統計学入門に必要な知識と独学勉強方法を簡単に学ぼう!当ブログ【スタビジ】の本記事では、統計学入門に必要な知識をカンタンにまとめ、それらをどのように効率的に独学で勉強していけばよいかをお話ししていきます。統計学は難しいイメージが少しありますが、学び方をしっかり考えれば大丈夫!
ディープラーニング実装に必要なPythonに関しては以下の記事で勉強方法をまとめているのであわせてチェックしてみてくださいね!
【Python独学勉強法】Python入門を3ヶ月で習得できる学習ロードマップ当サイト【スタビジ】の本記事では、過去僕自身がPythonを独学を駆使しながら習得した経験をもとにPythonを効率よく勉強する方法を具体的なコード付き実装例と合わせてまとめていきます。Pythonはできることが幅広いので自分のやりたいことを明確にして勉強法を選ぶことが大事です。読んだ内容を、スタアカの「ディープラーニング」コースで身につける
データサイエンス・AIを、動画と課題で体系的に学べるオンラインスクール。最初のレッスンは無料で見られます。





